2011年10月12日(22:57)

夏を涼しく快適に

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チームネット・甲斐さんというかたのセミナーを取材した。
以前、新聞記事にも書いたのだが、30℃もあれば暑くて当たり前。ところが当たり前という常識は意外と間違いだったりする。


半信半疑、あるいは「ウソ」だと眉にツバ付けながら聞いていただいてけっこう。じっさい自分も一昨年までは信じてなかったし、昨年は少し理解したがそれでも半信半疑だった。


30℃でもそれほど暑くない家ができる。


これまでの自分を含めた北海道の考え方に間違いが1つある。『軒やひさしで窓からの直射日光を遮へいする』というのは、現実はムリです。窓面の日射遮へいは外にすだれ状の遮へい部材を設置すること。できれば窓面から離して。


これができれば、北海道の家では充分涼しい。
方位は、真南を向いた家では、東、南、西面。南東を向いた家では、条件によるが南東、南西、北西または北東でいいと思う。全部やったほうがいいが、北海道ではそこまでの必要はない。
通風も重要だし、排気窓も重要だが、一番重要なのは日射遮へいだ。


そんな話を甲斐さんは順序正しく説明した。
眉唾な話にちょっとだまされてみませんか。

カテゴリ:エコ化 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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