2011年07月06日(17:40)
日本海オロロンライン
増毛まで年に数回通っていた時期があります(渓流釣りです)。道路事情はだいぶ改善されたとは言え、当時はまだクネクネの山道が残っていましたし、海岸はいつも工事中。
今回走って驚いたのは、道路が8割がた更新されていることでした。ものすごく走りやすくなっていて、かつて難所として有名だった雄冬峠の面影もありません。
でも、この写真です。やはりどれだけ苦労してきたかはこの写真を見ればわかります。
雄冬から厚田までの区間、石狩湾を回り込んで銭函から積丹半島を回り込んで泊までの区間、そしてその先の日本海ルートは、やはり難所です。
一方、小平(おびら)町の有名なニシン番屋(旧花田家番屋)がある鬼鹿(おにしか)を過ぎると、海岸線の国道に「熊出没」の立て看板があります。人間の営みの跡が徐々に消えているのでしょうか。
遠別(えんべつ)からは酪農景観に変わります。この景色はどさん子のじぶんも感動しました。
牧草ロールの芸術。
白、黒、ブルーグレー、白黒まだら。様々なラップが丘陵地帯に並び、壮観です。
正式にはロールベールというそうで、どさん子なら何度も目にしたことがあるはず。
ただ、ちょっと考えたのは、わが家の庭で草取りをして、ポリ袋につめてゴミ出しの日までおいておくと、必ず腐って水分を放出し、一部はドロドロになるのに、ロールベールはなぜ腐らないのだろうかと。
けっこうな技術らしいです。腐らせずに発酵させるのかな?
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