2011年04月02日(16:34)

一部の大手は受注停止だそうです。

3月の消費動向。
>>百貨店の売り上げが対前年で20数%減。
>>自動車販売が30数%減。
>>ホテルのキャンセル20万泊以上
>>ススキノのお店が1日単位の売上で半減の日も。
皆さんもうご存じだと思います。


住宅メーカーは、大手の一部が受注を停止しているようです。


今回の震災影響はきわめて深刻だと感じています。それと同時に、今年1年の期間限定だと思いますが、3月12日以降、業界が『逆回転』をはじめたと受けとめています。


受注があるのに物不足で、通常通り施工できないと何が起きるか。
社内では営業部門より購買部門や施工/工事部門が強くなります。しかし、社内のパワーバランスが変わったとしても、施工/引き渡しできればよし。もし、仮に工期延長・着工延期・受注停止になると、営業など販売部門は生産部門に従属することになるでしょう。営業中心の会社ほど固定費の大きさがきつくなります。


すなわち、施工会社より、営業会社のほうがリスクが高いのです。これを『逆回転』と勝手に名づけています。
3月10日まではその逆、営業中心の会社ほど業績が好調でしたから、まさに逆回転。


逆回転と、それによる混乱が危機の核心だと思います。

カテゴリ:日記 |

コメント

なんか とっても切なくなってますね
私も がんばります

樋口板金(2011-04-04T19:58)

>>とっても切なくなってますね。
そうですね。
ただ、世の中もそろそろ元に戻りたいような空気になって来ました。
ボクは普通に生活し、普通に消費しています。いつものようにひょうひょうと・・・。

まるへん(2011-04-05T11:42)

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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