2011年3月

2011年03月31日(12:31)

この文章は勇気をくれるよ。

ボクは経済学者でもなければ詳しくもないので、震災の経済的影響を評価することはできない。
これを読んでみてください。
http://news.livedoor.com/article/detail/5443436/
5ページにわたる少々長い文章ですが、きっと一気に読むことができると思います。
著者はちょっと知られた民間のアナリスト『かんべえ』さん。


日本は必ず立ち直って、もっと強くなる。

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2011年03月28日(19:20)

副ヘンが無事に帰ってまいりました

けさ、写真と動画を見ました。
陸前高田と石巻が中心です。
言葉がありませんでした。


津波で何もなくなった場所と、何も変わらず家が建つ場所。それが隣接しています。
陸前高田は海から4km程度の地点まで津波が入っています。
沿岸部から逃げた方の話によると、地震後すぐに店を飛び出して車で自宅に戻り、奥さまを乗せて山手へ走行。渋滞したため車を捨てて避難所の学校まで走ったそうです。
津波は学校の下の坂まで来たそうです。


揺れによる被害は石巻のほうが大きいようです。


それにしても、
「がれきの山、ではなくがれきの海・・・」
副ヘンがぽつりとつぶやきました。
全面がれきなのです。何もありません・・・。

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2011年03月26日(16:13)

今日は石巻に入っています。

副へんが朝、石巻取材に入りました。


昨日は今回の取材で初めて津波に被災したまち陸前高田に入っています。一見するところでは、津波以外、すなわち地震によって崩壊した建物はなかったようです。もちろん断定的にはいえませんが、地震被害はここまで言われているように少ないのでしょう。


今日の石巻は、かなりキツイ状況になっているようです。ぼくら記者は仕事でこういう場面を取材するわけですが、そのときどこまで突っ込んで話を聞くか、その難しさがあります。
いずれにしても、取材を終えて無事、明日札幌に戻ることを祈っています。
詳しい取材報告は新聞等でおこなってまいります。

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2011年03月23日(16:34)

あの日から2週間がたとうとしています。

3月11日の地震直後から住宅換気フォーラムを開催するかどうかの判断に迫られ、数時間で中止のご連絡。14日(月)からは後処理など。さらに新聞の編集計画を大幅に変更し、状況把握を本格化させました。


そして今夜、副ヘンが被災地取材に出かけることになりました。
物流はかなり回復していますが、まだ余震が続いています。
無事に帰ってくること、その上でいい取材ができることを祈っています。

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2011年03月14日(13:12)

電話・ファックスは本州方面からかかりにくい状況です。

>>以下、状況は回復いたしました。


ご迷惑をおかけしておりますが、電話およびファックスにつきましては、本州方面からかかりにくい状況になっております。KDDIの回線の問題のようです。


お問い合わせなどは、白井の電子メール、または携帯電話にお願いいたします。
y-shirai@iesu.co.jp
(@を半角に変更してください)
携帯電話:090-1381-1769


北海道内につきましては、ほぼ正常に戻っているようです。

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2011年03月13日(12:43)

「住宅換気フォーラム」中止についてご説明しようと思います。02

多くのかたにご迷惑をおかけしましたが、中止判断が遅れれば遅れるほど、関係各位への被害が大きくなったと思います。
本当に残念ですが、やむを得ませんでした。


今回は、危機管理についてもずいぶんと勉強させられました。
まずは自分はどこにいるべきか。千歳空港はテレビは放映されていましたが、電話は携帯のみ、インターネットはモデムでパソコンバッテリーが続くまで、という状況で情報が限られており、よくはありませんでした。
とにかく飛行機に乗りたいという衝動もありました。
いち早くカウンターに並んで便の変更をしたいという気持ちもありました。
何より、今起きている事態が最高レベルの危機であるという認識を、どれだけ速く持つかが重要であることがわかりました。


中止後のご連絡もかなり大変でしたが、実は社員が1人、東京ビッグサイトに足止めになっていたのです。そのKiくんをうまくナビゲートして落ち着かせることがもう1つのミッションでもありました。
心配しましたが、Kiくんは落ち着いて正しい判断をし、冷静に行動してくれました。土曜日も帰りの便をキャンセルして早い便を予約し、16時過ぎには帰宅することができました。

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2011年03月13日(12:38)

「住宅換気フォーラム」中止についてご説明しようと思います。01

白井は3月11日(金) 14:20新千歳発のADO 094便に乗る予定でした。ところがこの便が新潟地方雪の影響で機材繰りがつかなくなり欠航します。
前泊ですし、予定もタイトではなかったので、1時間後のADO 096便、15:20発に変更します。そして空港内で搭乗を待っている14時46分ころに1回目の地震が来ます。
この地震の影響で、定時の出発が不可能になります。そして2回目の地震、さらに3回目。この間、電話をちょうだいしたりメールが入ったりで、状況が徐々にわかってきました。


「東京湾に津波が来るらしい」「激甚災害の方向で、首都圏の交通機関はしばらく動かない」
この情報によって、他の地域に飛んで東京に入る方法をあきらめ、さらにフォーラムの開催自体、難しいのではないかと考え始めました。
16:30ころ、乗る予定のADO機から荷物が搬出され始めました。そして欠航決定。


乗れなかった方々が、それぞれの航空会社カウンターに並びはじめ、長蛇の列を作っています。小生はいったん並んだのですが、すぐに列を外れ、まず翌日の便を押さえるためネットから予約を入れます。
ADOは予約システムが機能不全に陥っており、JALで羽田13:00着の便を押さえました。それからADOチケットの払い戻し方法を聞き、すぐにJRで札幌に戻ります。


この間に、連絡可能なフォーラムの講師の先生や協賛いただいた日本住環境さんとも相談を重ね、17:50中止を決定いたしました。


これ以降、お申し込みいただいた皆様にご連絡を始めるとともに、ホームページに中止決定の告知を掲載します。
ただ、電話がかかりにくい上に当社は電話・ファックスともにつながらなくなり、通信手段がかなり限られてしまいます。
可能な限りご連絡をさせていただきましたが、中止を知らなかった方もいらっしゃったのではないかと、申し訳なく思っています。

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2011年03月13日(11:32)

電話・ファックスが回復しました

当社の電話・ファックスが回復しました。←3月14日現在、本州方面はNGです。
https://www.iesu.co.jp/column/2011/03/14131222.html


なお、電子メールについては、地震発生時より問題なく機能しております。


東京出張に行っていたKiくんが昨日夕方、無事に札幌に戻りました。
ただ、地震被害の状況は恐ろしいほど拡大しています。

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2011年03月12日(13:16)

地震被害について

夜が明けて、地震被害の全容が徐々に明らかになってきました。被災した方および関係する皆さまに、心からお見舞い申し上げます。


当社は現在、電話とファックスがつながりません。
お問い合わせなどは、白井の電子メール、または携帯電話にお願いいたします。
y-shirai@iesu.co.jp
(@を半角に変更してください)
携帯電話:090-1381-1769


東京で身動きがつかなくなっていたKiくんは、無事に帰ることができそうです。

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2011年03月11日(19:20)

住宅換気フォーラム中止

取り急ぎお知らせいたします。


3月11日・このたびの大地震により、
まことに残念ですが、
3月12日(土) に予定しておりました
「住宅換気フォーラム」の開催を中止することに決定いたしました。


今後につきましては改めてご案内させていただきたいと存じます。
電話/faxがつながりにくいため、ご連絡の手段が限られております。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。


主催者代表:北海道住宅新聞社 白井 康永

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2011年03月10日(17:58)

夜の梅 とても美しい

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お店の真ん中に「梅」。女子会に最適。
なぁんて。
札幌駅前のお店で懇親会にお呼ばれしてまいりました。じつはこの日が初対面の方もいたりして、ちょっと興奮モードだったと思います。


ボクたちは、女子会ではなく合コンでございました(ウソです。男女比が3対3で同じだっただけです)。


帰りに札幌駅から大通りまでの新しい地下道を、ちょっとだけ歩くことができました。
明日はいよいよ上京でございます。


住宅換気フォーラムのお申し込みは明日お昼まで。
https://www.iesu.co.jp/images/forum2011.pdf

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2011年03月09日(16:24)

住宅換気フォーラム 最終打ち合わせ

司会をお願いしている鈴木大隆さん、そして福島明さんを訪ねて、昨日夕方、旭川の北方建築総合研究所に行ってまいりました。


討論では、発言が終わってから次の方の発言、というやり方ではなく、常識の範囲で、すなわち日常のやりとりのように話をかぶせて議論しよう。そのために全員がマイクを持とう、ということになりました。


とにかくわかりやすく。シンプルに議論を進めよう、課題に対して寄り道せずにアプローチしよう。そんなことが福島さんから提案されました。
お2人とも遅くまでありがとうございました。そして当日よろしくお願いいたします。


110309Jaga.jpg
さて、写真は旭川へ向かう途中の道央道・砂川SAでゲット。
最初はポッキーを手に取ったのですが、棚に戻して2つ購入しました。


食に興味のない小生の、鈍感な舌に耐えられるのかっ・・・。
何かもさっとした食感で、デンプンの固まりを食べているよう。でもその感じちょっとなつかしくもありました。
3人でむしゃむしゃ食べましたが、なぜか少しあまりました。
ごめんなさい、☆1つ。


帰りは江別から吹雪に。いうまでもなく、吹雪は雪で乱反射を起こし、視界がいっそう悪くなります。
で、いろいろやってみたのですが、例えば


  • 市内の高速などまわりに明るさがあるときは、ヘッドライトを消した方が良く見える。

  • 完全に暗くなると、路肩を照らすためにヘッドライトが必要。

  • 先行車がいるときは、フォグランプだけ、またはフォグもなしでもOK。


ただし、道路交通法的にはNGかもしれませんし、マネして事故起こさないでくださいね。
また、ヘッドライトを消すと先行車はビックリするようです。追い抜きは必ず点灯する必要がありますね。

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2011年03月05日(17:54)

住宅換気フォーラム開催まで、あと1週間

3月12日(土) 東京・大手町で開催する住宅換気フォーラムまで1週間に迫りました。
登壇いただく先生方から資料を受け取ったり、その資料をもとに進行について打ち合わせをしたり。裏方の仕事では、会場に備品を追加注文したり。
まだまだ参加申し込みをいただいております。
正直、予想以上のお申し込み数です。


110305shitami.jpg
先日下見したときの会場は懇親会のセッティング。青のスクリーン奥が正面になる〉


で今日はちょっと裏方の話を。
参加者の皆さんの前方にスクリーンを配置し、そこに先生方のスライドを投影する予定なのですが、先生方からはスライドがとても見にくい配置になってしまいます。
講師がお一人なら、自由に動いてスクリーンの前でお話しいただくことも可能ですが、何せ5人の先生です。ですので、皆さん着席いただいて、席上でプレゼンしていただくことになります。そうすると首をひねって後ろ向きにならざるを得ない。


このことについ先ほど気がつきました。
そこで会場に増設のテレビモニターをお願いしているところです。
モニターが1台あれば、先生方は前方をみながら話せるし、フォーラムの最中に資料をまとめて、スライドに投影したときも、それを見ながら話ができます。
さてうまくいくか。少々心配です。


3月12日(土) 13:45~17:15@大手町 です。
申込書はこちらをダウンロードください。

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2011年03月03日(10:21)

おひな様を置けない?

今日はおひな様の日ですね。
わが家はネコがいるので、ヒナ飾りを飾ることができません。
で、ネコがいなくなったらどこに飾るか?


これが難しいのです。
正直、適した場所がない。なぜなら和室がないからです。


今の家、こういうケースが多いと思います。てか、ほとんどか?
住宅事情によって風習が変化するのは避けられない流れでしょうし、北海道民はそれを気にせず受け入れる人が多いと思います。


実家は今年も50年前の檀飾りを出したようです。半世紀!!


110303.jpg
で写真は昨日の夕食。
「赤いスープやペースト類はなぜか食欲を増す」
皆さんは感じたことがありませんか?
昨晩はブイヤベースのようなトマトベースでタラが入ったスープに、ポークソテーケチャックソースかけ。
かなり赤い色でした。
〈撮影はニューカメラ。色の調子が今までとは違い、赤の再現性がよくないようです。せっかく赤のことを書いたのに・・・〉

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2011年03月03日(09:40)

北の屋台 坂本和昭さんの話から

110226sakamoto.jpg


北海道・帯広で北の屋台を実現した坂本さん。
街おこしとしてはじめた北の屋台。しっかり続いて10年。商売としても定着してきているそう。
坂本さんはすでに北の屋台の運営を「卒業」され、次世代への取り組みをはじめている。


問題の原点は、中心市街地の空洞化です。
坂本さんを動かす動機は、商店街が夢を持てなくなっているなかで、大切なのは地域に喜んでもらうことで商売もうまくいくというまちづくり(公共性)のアプローチ。
これは昨年取材した香川県高松市の丸亀町商店街と同じ。


そしてその話をする坂本さんの声が素晴らしい。説得力のある内容ときれいな声。天賦の才能に磨きがかかっている。
そう思いました。


ボクは、中心市街地の空洞化問題は、微妙に住宅業界とからむ予感がします。
市街地活性化事業としては「住まい」が事業の一端をになうので大きくからむのですが、住宅はコンクリート造(RC造)になるケースがほとんどなので、工務店とは関係しないようにも見えます。
でも、これからはそうじゃないような・・・。
高断熱・高気密化の推進で公益のためにがんばってきたように、これからはまちづくりと地域振興のために、まちづくりに「コミット」するべきではないかと思います。
いわば坂本さんと同じ視点です。


とは言え、書いている自分も模索中ではあります。

カテゴリ:ひと |

PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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