2011年01月29日(11:17)
事業承継について思ったこと
税理士で中小機構の事業承継コーディネーターでもある吉川孝先生の講演内容(音声データ)をライターのSさんに渡しました。はしょらずにしっかり原稿を作って、近いうちに新聞に連載する予定です。
Sさんに多少の説明が必要だと考え、経営者とは何をしているか、「社長の個人保証」とはどういう仕組みか、について話しているうちに、2人揃って疑問がわいてきました。
そもそも事業承継って暗い話じゃない。社長になるって後ろ向きな話じゃない。なのに何なんだろう、この後ろ向きな雰囲気は。
統計によると、日本の企業数は減り続け、優秀な中小企業でも後継者がないまま廃業するケースも増えている。そんなケースを1つでも減らすように、国も支援をはじめている。
- 引き渡すほどの会社じゃない
- 子どもは引き継ぎたがらない
- 社長なんて苦労ばかりだ
- 家族の合意が得られない
社長になりたくない、会社を継がせたくない理由集。
ちょっと待てよ。もうちょっと明るく行こうぜ。
2人でそんな話をしました。
企業トップからしてこんなマイナス思考じゃ、景気が上向くはずないよ。
自分で話しながら、何度もそう思いましたよ。
世の中の社長に近い幹部の皆さん、どんどん社長になりましょうよ。
わが家もご多分に漏れずとてもたいへんだけど、息子は「パパの会社を継ぐ」って言っているらしいし、次女は「勉強嫌いだから高校出たらパパの会社で働く」って言っているらしい(◎_◎)。
めちゃ甘い考えに目まいする(´・`) 。
けど、わが子が父親を見て同じことやりたいって思っていると知り、逆に『がんばんなきゃ』って思いましたよ。
ボク、基本的に(自分以外の)ひとのためにがんばるタイプらしいんで。
コメント