2010年12月16日(19:32)
雪を資源に変える技術
昨日、今日と本当に冷えております。
北海道では、冬に降った雪は融けないことになっておりますが、これをそのまま保存しようとしたら、いつ頃まで持つでしょうか?
7月くらいは行けそうです。
じゃ、夏は越せる? 次の冬まで持つ?
ここ2-3年の技術開発により、春先に集めた雪は、特殊なシートをかぶせることで6-7割、次の冬まで持たせることができるのだそうです。
これによっていろいろな可能性が出てきます。
まず、夏の観光客に真冬の雪を提供できる。
スキー場のオープン時期をコントロールできる。
もともとは雪冷房用に雪山を融かさず保存するための技術。
そしてその雪冷房もすごい技術革新があって、
エアコン(チラー)とまったく同じ性能が出せるようになったのだそうです。
その最大規模の適用例が、新千歳空港にこの春から導入された雪冷房です。
暑かったこの8月に、冷房負荷の2割を雪がまかなったそうです。
こういう話を聞くと、ボクはワクワクしてしまうんです。
特に、雪と暮らしにはすごく関心があって、この話題は今日の朝から、とてもうれしくなりました。
観光振興にも、コストダウンにも、結果としてのCO2削減にもつながる。
用途はもっともっとあるんだそうですよ。
コメント
こう言う話題は私も好きです。
新千歳空港の冷房負荷の2割とはほんとに凄いですね!
我が家では昨日からペットボトル凍結作戦を今年も始めました。
ペットボトルに水を入れて外に放置し、凍った物を冷蔵庫に入れて冷蔵庫の負荷を軽減させようと言う物です。
ですが、データは取れてないので、効果があるかどうか実際のところはわかりません。自己満足に近いです。
今年は、水を入れたペットボトルの水面にマジックで印を付け、凍った後、それと解けた後、水面がどうなってるかを1年生の娘に観察できるようにしました。娘も今朝凍って体積が増えたのを見て「増えた!なんで?なんで?」と興味深々でした。
小さな理科の実験って感じでしょうか(^^;。
なべやん(2010-12-16T20:28)
なべやんさま
雪冷房・雪保存とも農業施設への展開も有力だそうです。
>>水を入れたペットボトルの水面にマジックで印を付け、凍った後、それと解けた後、水面がどうなってるかを1年生の娘に観察できるようにしました。
理系ですね。いいお父さんですよ。
振り返ると、小学校時代の子どもとのふれあいは、父親にとっては最後のチャンスだと思います。
まるへん(2010-12-17T11:39)