2010年09月09日(11:19)
スウェーデン近況
スウェーデン・ウプサラにお住まいの中越さんから久しぶりにお電話をちょうだいしました。ご商売のこと、断熱基準のことなど、日本にいては知ることができない情報を伝えてくださります。
スウェーデンでは2007年のサブプライムショック以降、断熱の標準が壁245mmから265mmにアップしたそうです。これに伴うコストアップは20万円程度ですが市場の混乱はなく、景気は引き続きいいそうです。補助金による雇用拡大の経済効果は大きいようです。
ロシアが酷暑と報じられましたが、スウェーデンも暑い夏だったそう(日本と正反対の天候になることが多いのですが、今年は例外でしょうか)。
断熱住宅は暑い夏にもよく効くことがわかったという話もありました。中越さんの自宅はドレーキップと呼ばれる内開き&内倒しの窓で、内倒しにして朝を迎えると、屋外が20℃まで下がって室内は24℃程度、日中は窓を閉め、屋外が30℃になると室内は27℃くらいで落ちつくということでした。
日射の遮へいもしっかりしているのでしょうね。
この点についてはわが家情報も交え後日また書いてみたいと思います。
〈photo上〉中越さんの自宅。この時期ですからあえて雪の写真を・・・。軒が深いですね。
〈イラスト〉蒸す香さんが設計したモダンな木造住宅。こういうデザインも今、ストックホルムを中心に人気だそうです。
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