2009年11月14日(17:07)
ちょっと感動した新潟グルメ
数日前の北海道新聞に、西洋人には味音痴が多く、それは苦み成分を感知するセンサーがかけているからだ。ということが書かれていました。
自分も100%同意です。
「こんな"にがい"バナナは猿でも食わないぞ」とアメリカの飛行機の機内食に文句をつけたら、となりに座っていた友人が「おまえ、英語に"にがい"っていう意味の単語がないの知ってるか。か ん じ な い ん だ よ」といわれたことを思い出します。彼は10年ほどアメリカに住んでいた男です。
イギリス留学の経験があるかたも、アメリカの飛行機の機内食サービスが始まると「彼らは犬を家族の一員と思っているが、確かにその通り。食事も同じだ」とブラックジョークを飛ばしていました。「ほーら、ドッグフードのお出ましだ」と言って機内食を受け取っていました。
お米とそばがおいしいのは世界中で新潟だけではないでしょうか。
自分が知っている限り、秋田、山形、新潟という日本海側地域は、とても食べ物がおいしい。中でも新潟はビジネスホテルに泊まってもお米がおいしいので感動ものなのですが、そばもうまいとは知りませんでした。
そばはやせ地、お米は黄金の稲穂。できる場所が違うのですが、新潟は隣接しているようです。
新潟市内の日本料理店・おおしま。そばと寿司のランチなのですが、これ本当にうまい。寿司もいけますし、そばはヌルヌルとした独特の食感。そして名物の「のっぺ」です。汁物ではなく煮物で、冷めた状態でいただくようです。この煮物はおいしいですよ。だいたい名物にうまいものなし、なのですが。この裏切り度はけっこういけてます。
キレイに並べられたそばは「へぎそば」というそうです。へぎとは木の器を意味する言葉で、訛りから来ているようです。空港にある須坂屋というそば屋さんです。
最後におなじみの笹団子。食べかけで恐縮です。この笹団子はいままで食べた中で一番おいしい。生を買ってきたのが良かったようです。
空港では小池徹平くんが紹介したという「うす揚げせんべい・柚子こしょう味」も買いました。ちょっとしょっぱかった。自分的にはいまいち。
コメント
まるへんさま
北海道の米&蕎麦もなかなかです。
一度食べてみて下さい。
それと「そばはやせ地」という認識は多くの人が持っているものと思いますが、残念ながら間違っています。
正しくは「そばはやせ地でもできる(実る)」です。
作物としての蕎麦は、やはり地力があったほうが収量・食味とも飛躍的に向上します。
k(2009-11-16T14:37)
Kさま
>>作物としての蕎麦は、やはり地力があったほうが収量・食味とも飛躍的に向上します。
そうなんですね。知りませんでした。
北海道もどちらもまあまあいけていますが、やや素材に頼った味だと思いませんか。
まるへん(2009-11-16T22:03)
まるへんさま
個人の好みもありますから、そのへんの話しになると難しい問題ですね...
個人的に純粋な蕎麦(タレ・具等含まず)については北海道の圧勝な気がしますし...
でも素材に頼った味であって、素材=良しならば、「北海道の味」にはまだまだ改善の余地がある、言い換えれば府県には負けないフィールドにあると考えます。
k(2009-11-17T12:21)
>>でも素材に頼った味であって、素材=良しならば、「北海道の味」にはまだまだ改善の余地がある、
そう思うのですよ。もっと喜ばせる味、があるはずです。16日に東京で上海ガニなるものを食べましたが、一同、毛ガニ・たらばと比較しながら「うーん」とかうなって。その場に中国出身の方がいたものだから、「こんなの食べてんのー」なんて話になったり・・・。
まるへん(2009-11-18T11:12)