2009年11月06日(19:05)

いま、山形県の日本海側・鶴岡市にいます。

091106photo.jpg
昨日はPCモデムが圏外というネットに接続できない環境だったので、写真は昨日。
昨年に続き健康住宅サミットに参加。この会は皆さんフランクで、しかも真剣です。写真は夜の懇親会。


小生は千歳から新潟空港に飛び、ある会社にご挨拶にお邪魔するつもりが迎えにきていただき、食事をしながらいろいろな情報交換をさせていただきました。
その後、JRで鶴岡へ。約2時間の旅です。
鶴岡駅から会場までは交通機関がなく、タクシー。
そして懇親会と相成りました。


今日は午後から昨年も行った専門誌記者による「住宅の最新動向」。出席会社は去年と同じなのですが、参加者は1名変更。新建ハウジング編集長の三浦さん、新たに代表取締役に就任した日本住宅新聞の茂泉さん、そして自分です。司会は宮城・仙台近郊で大いに存在感ある佐七建設・佐々木さん。
いろいろな話がありましたが、まず司会の佐々木さんは力強い仕事をしておられる。自然素材にこだわって、それをわかりやすく消費者に伝える、という難しい仕事をしっかりやっておられるそう。足腰の強い工務店にますます成長していかれることと確信いたしました。
三浦氏は、相変わらず非常にいい分析・整理そして信念。若きライバルには大いに勉強させられます。
茂泉氏は工務店の応援という立場から、全力で取り組んでおられる。そのことがお話の中からもうかがえました。


小生に与えられたテーマは、断熱住宅先進地・不況の最先進地である北海道の経験をお話しすることでした。
ほかの産業では市場が縮小すると大手による市場の独占が起きていますが、戸建ての住宅業界ではそれが起きていない、すなわち大手の優位性はないということと、大手にできない工務店の仕事は、ブームとか、トレンドだけに流されがちな消費者に、セカンドオピニオンを提供すること、たとえば子育て住宅はもちろん尊重するけれど、住宅は子育てのためだけで造っていいの?、家族構成などを考えたとき、本当に新築していいの? そういうことをアドバイスすることこそが大手にできない工務店の仕事ではないでしょうかと申し上げました。


ほかにもいろいろありますが、そろそろまちの散策に出かけます。

カテゴリ:日記 |

コメント

コメント

PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

月別アーカイブ