2009年09月07日(15:09)
先週の反省記
◆日本の民主政治史上初、といわれる政権交代選挙が終わりましたね。ボクは投票に行かなかった3割弱のうちの1人です。けっきょく、先週1週間は、パッとしませんでした。残念な気持ちと、結果はほぼ戦前の予想通りか、などニュースをときどき見ながら感じました。皆さんはいろいろな立場で投票されたと思います。
◆問題はこれからの政治です。ボクが期待していることは、第1に子育て支援政策(出産支援)、第2に地方分権(権限と予算の地方委譲)。集約すればこの2点です。
年金問題、医療費負担、食糧(自給率)、安全保障、CO2対策などありますが、ダメダメ日本から抜け出すためには、中核の問題を劇的に解決する必要があります。それは少子高齢化といわれる少子の部分と、地方の崩壊を加速させた原因を劇的に改善する地方への権限と税収の委譲だと思うのです。そしてこれをやれば結果として中央による地方支配が激減するわけです。
◆新聞を見ていると、今回の選挙結果を保守と革新、新自由主義と社会民主主義という政党の理念とからめて論じている先生もおられます。が、国民感覚はちょっと違うと思います。げんに小生のまわりをみると、現行政策の中でうまくいっている人たちに、保守的社会民主主義論者もいるし、新政策に期待する人に市場原理主義者もかなりいるのです。
◆いずれにしても、われわれ国民はしばらく見守るガマンが必要かもしれません。新政権が民間のように必死に働けば、われわれもすぐに結果をほしがったりはしないはずです。
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