2009年09月02日(15:45)

インフルエンザ疑い・体験記

◆本人はいまだにインフルではないと思っているのですが、まわりはほぼインフルと決めつけているようなので、あまり反論しません。もう一度検査すれば結論が出るわけですが、タミフルを飲んでいるわたしに、再度病院に行く理由はありません。
◆これまでの経過はザッとこんなところです。

初日(8月30日)朝から体が痛く午前中には熱が上がる。夕方までは寒くて寒くて、熱が下がる気配なし。
翌日(8月31日)朝は37度台。検査の結果は陰性。薬をもらって帰宅。昼食後は仕事をして、夕食を普通に食べる。38度台に戻っていたがこの日は過ごしやすかった。
3日目(9月1日)なんとしても会社に行かなければならない理由があったにもかかわらず、体調最悪。会社に2時間ほどいて、戻ってきたらついに39度台を記録。38度台後半になるとまぼろしが見える。39度台になると眠っているというよりまぼろしを見ている感じ。そのまぼろしが毎回同じなのだ。単純だが絶対に解決できないこじれた事柄。
こんなに熱が出るってことはやはり「あれか」? 39.6度を午後4時ころに記録するも、その後は徐々に熱が下がるのがわかる。何せ鼻水もノドの痛みも咳もないから、発熱だけに神経が集中し徐々に体温変化に敏感になってくる。夕食後に37度台に低下する。
4日目(9月2日)朝測ると36.8度。ようやく平熱温度帯へ。ただ小生、低体温のボーダーとされる36度ちょいが平熱なので、まだ平熱と言えず。仕事中は普通に頭が回りました。いや、以前よりいいかも。熱で老廃物が燃え去った感じです。

◆万が一、インフルエンザだった場合、完全に熱が下がってから丸2日は外出禁止だそうです。もうちょっとおとなしくしております。この間わが家ではどうだったかといいますと、基本、個室に隔離です。自分は熱があると眠っているほうなので、個室隔離されても苦にはなりません。ただ、ときどきリビングに進出するたびに"ばい菌が来た"とばかりに追い返そうとする女房には参りました。
◆「新型」であればなおのこと、家庭内感染は避けたいと誰しもが思うでしょう。特に子どもと老人、心臓と呼吸器系疾患持ちが重症化の恐れアリでしたか。


◆ところで、小生は世間の関心とちょっと違ったところで今回の新型流行の報道に接していました。日本では『湿度が低くなるとインフルエンザにかかりやすい』といわれています。しかし公衆衛生の先生に取材しましたが、そんなことは確かめられていないそうです。逆に、香港では「インフルエンザは湿度の高い雨季に流行する」とも言われているそう。今回の新型流行は空気が乾燥した時期ではありません。
◆このことがどうして関心を引いたかというと、機械による強制換気は低湿度をつくり出す。それはインフルエンザ感染の確率を高め悪いこと、という論法があるからです。ここでいう強制換気とは第三種(排気型)換気と、熱交換換気のうちの顕熱交換といわれるタイプを指しています。インフルエンザ感染を予防したいなら全熱交換がいい。そんな結論はあり得ないことを、「新型」が証明している格好です。
◆「空気齢」という言葉があります。空気の年齢、若いときは新鮮、高齢になると汚染という理解でいいと思いますが、インフルエンザウイルスが、ある家の室内に入りこんでいる場合、大切なのは空気齢です。室内の空気をいつも若く保つことができれば、ウイルスは除去できるはず。そうするとしっかり機能する換気こそがウイルスから家族を守ることになります。まあ実際は守るとか何とか大げさな話ではなく、あくまでイメージの話ですよ。


インフルエンザでこんなに書くことが増えるとは思いませんでした。

カテゴリ:日記 |

コメント

こんにちは(^_^)
体調が回復されたようで安心しました。
私は逆に早い時期にかかってしまいたい気もします。
でも、健康第一が一番いいですよね。
今以上に手洗い・うがいをしようと思います。

クマのハッピー(2009-09-07T13:41)

ご心配をおかけしました。
金曜日はついにめちゃ痛い注射を一発。それで熱は完全に終わったと思います。インフルかどうかはいまだ疑わしいのですが、本人および医者はインフルではないと思っています。女房は「見立てがヤブだ」と申しておりますが・・・。

まるへん(2009-09-07T13:58)

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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