2009年07月02日(18:53)

仕事の基本

090702hokori.jpg◆今日、住宅関係の情報誌・雑誌をまとめて数冊、目を通しました。住宅業界の専門家向け雑誌には、編集長の署名記事が載っており、工務店や設計事務所はハウスメーカーの良い点を見習い、入りにくさをなくす、高飛車な雰囲気を出さない、専門用語を使わないなど、対応を改善すべきだ、ということが書かれていました。
◆立派な分析で文章もうまいなと思いました。ただボクは同業として、ちょっと違った視点で見ていました。編集長の署名記事ということは、少なくてもこれから数ヵ月、編集方針はこうだ、と決意した上で書いたのだろうと。それにしてはちょっとお上品すぎかなと思いました。
◆消費者向けの雑誌については、さすがだなあと思った雑誌が1冊、ありました。この点で当社はまだまだです。先んじていないし、表現手法にも限りがある。


◆住宅着工が前年より4割も減っているのです。情報誌・雑誌・新聞、いずれも厳しいのは当たり前。その中でお役に立てることを真剣に探して、見つけたらそれをわかりやすく表現することができれば、本当の意味でお役に立てる。そう思っています。
◆また、厳しい環境で働いている住宅業界の皆さんが、ものを作る喜び、それを通じたお客さまと社会への貢献、つまり家づくりという仕事の基本がいま一番大切なのではないかと、考えを新たにしています。

カテゴリ:日記 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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