2009年03月30日(18:11)

1月の暖房費7万円超え

◆前の記事のコメントに、長々とテキストを入れました。「気がつかない危険が身の回りにごろごろある。実は住宅も同じで、気がつかないと寒い家をつかまされるかもしれない。本当は住宅も食品も、消費者が気がつかなくても安全・安心な商品が提供されるべきだと思います。しかし現状がそうでないことを消費者は知らない。この問題はとても大きな問題だと思うのです。」この一例を紹介します。
◆多くの消費者は住宅性能はどこの会社も同じで、変わりはそんなにないと思っているようです。では、今年1月の暖房費が7万円を超える新築住宅があることをご存じでしょうか? 5万円超えはいまや珍しくないという声もあります。正直言ってひどい現状が一方であるのに、そんなことを知らずに消費者は家を買って(建てて)いたりする。建築業者も建てたもの勝ち、受注したもの勝ちの無責任さ。

カテゴリ:辛口 |

コメント

食品の場合は、消費者も薄々気付いているんじゃないですかね?
よく言われる「真直ぐなキュウリ」や「ピカピカのニンジン」。子供は別にしても、大人は少し考えればちょっと変だと分かるはず。
しかし、家の場合は、住んで見ないと分からない部分が多い。素人の施主の「常識」や「理解力」では、建てている最中でも、この家の暖房費が月7万なのか1万なのかは分からない。
勿論、工務店さんとの商談中の会話からも判断できない。
その辺は、工務店や食品なら小売業や、最終的には国を結局は信用し、身を委ねるしか無いのは同じ事なのかも知れない。
要は、売り手の都合で振り回されて、最後に被害を被るのは消費者。だが、結果的に、消費者自身がそう言う方向に誘導している部分も無きにしも非ずだとも思う。

なべやん(2009-03-30T21:18)

なべやんさん
完全に同意します。少し考えればいいのに、少し考えればおかしさに気がつくはずなのに・・・。それは想像力の欠如かもしれないし、マスコミも悪い。

まるへん(2009-03-31T07:50)

同感

k(2009-03-31T09:44)

まるへんさん
>マスコミも悪い。
そう、私は必要以上に消費者を不安にさせるマスコミも問題ありだと思いますね。私はその辺が嫌いです。で、私はそのマスコミや、今はNET等の情報を鵜呑みにせず、自分の中で吟味し選別するようにしているつもりです。
あとは、自分の理解力や想像力を磨いて自分の判断を信じるのみです。

なべやん(2009-03-31T23:20)

コメント

PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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