2009年03月20日(15:55)

初恋の人から手紙が届きました。

まるへん、元気にしてる?
今でもバタフライナイフを見せびらかしていますか?自慢のナイフを先生に取り上げられていたまるへんをなつかしく思います。

穏やかなまるへんに私が「引っ張っていってくれないから乗り換える」と宣言してお別れすることになったあの日から、もう31年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。

あ、そうそう、お手紙を書いたのには特に理由はないんです。ただ部屋の掃除をしていたらまるへんからの昔の手紙が出てきたから、なつかしくなって。びっくりさせてごめんなさい。

今あのころの付き合いをあらためて考えてみると、なんだか、私が空回りしていたのかなぁと思って恥ずかしくなります。まるへんは、なんだかんだと文句ばかり言う私に「そのツンツンしたところがかわいいんだよな」なんて理解を示してくれたけれど(何様だとも思ったけれど)、私はずっと子供のままでしたね。あのころからすでにまるへんはおじいさんのように穏やかでした。

確かあのとき、私にとっては5人目の彼氏かなにかで、まるへんにとっては初恋だったんですよね。最初のころのまるへんはやけに馴れ馴れしくて、初デートからいきなりキスしようとしていましたよね。「付き合えばキスしていいんじゃないの?」って(笑)。

告白するときのまるへんは、必死で「一生大事にするから」とか酔っ払ったことを言っていましたね。とても嬉しかったのですが、お別れしたときには、やっぱり詐欺だったなぁと思ったものです。後先考えないところはまるへんらしいとも思いました。

総括するなら、まるへんと付き合えたことは、とても感謝しています。特にまるへんとの恋愛から学べた重要なことは、あまり人に期待しすぎてはいけないということでした。一人で生きられるようになることの大事さを教えてもらえたと思っています。ありがとう。

いろいろ書きましたが、私はまるへんが大好きでした。これからもまるへんらしさを大切に、あと盗聴器に興味を持つのをそろそろやめて(笑)、新しい誰かを幸せにしてあげてください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. まるへんが誕生日にくれたキャッチャーミット、使い道がないので捨てていいですか?


なぁーんてお手紙を書いてくれるサイトがあります。初恋の人からの手紙というサイト。Iesuの校正が出てくるのをネットサーフィンしながら待っていて発見しました。
あなた(自分)の恋愛分析だそうです。当たっているようないないような。アハハ。

カテゴリ:ひと |

コメント

コメント

PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

月別アーカイブ