新聞記事

2018年03月05日号から

ジワリ押される地場企業、攻勢に出る

北海道住宅新聞 3月5日号

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北海道十勝(とかち)地区。畑作と酪農で経済基盤が安定しており、圏域の中心商業都市の帯広、隣接する音更、幕別、芽室の各町に加え、圏域全体に活力があるのが大きな特徴だ。
住宅業界はこれまで、マイナス20℃以下に下がる極寒気候と、地域に溶け込んだツーバイフォー工法などによって、大手ハウスメーカーの入りこむ余地は限られていた。
それが少しずつ変わってきた。土地手配力と企画商品で、子育て世代のニーズにこたえた大手が徐々に足場を築きつつある。
危機感を覚えたのは地場の有力会社だ。
地場企業の取組を取材した(1,2面)

そもそも建売住宅・企画型住宅が伸びる傾向は、十勝に限ったことではない。北海道全体の5割近くを占める札幌圏は、ここ数年、ハッキリと建売住宅の成長、企画型住宅メーカーの好調が見て取れる。住宅会社はこの流れにどうフィットすれば良いのか。4面にまとめた。

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工事量平準化のためには避けられない冬季施工

職人不足対策、住宅の品質安定、安定利益の確保-。これらを実現するのが通年施工体制だ。その際に必要になるのが冬季施工のクオリティーだ。 今回は、品質確保の面で気をつけたいことをまとめてみた(8面)。

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