NPO法人新住協(鎌田紀彦代表、室蘭工業大学特任教授)は12月8日(月)の十勝会場を皮切りに道内4会場で「QPEX ver3.31使い方セミナー」を開催する。北海道に引き続き本州でも開催の予定。
同NPOが推進する省エネルギー住宅・Q1.0住宅などを建てるためには、事前に燃費性能を試算して、窓の最適化や断熱厚の検討などの検証が必要だ。また、燃費は断熱材の厚さやサッシの種類だけでなく、建設地の気象条件や近隣の建物配置、軒の深さも影響する。
断熱性能および暖房負荷計算ソフト「QPEX」は、北海道内においては長期優良住宅など各種申請の標準的ソフトになっており、新住協会員以外にもユーザーは多い。
今回のQPEXバージョン3.31は、2.7xから冷房負荷計算と外皮平均熱貫流率(UA値)の計算を追加するなど大幅な機能強化と改良が行われており、暖冷房エネルギー試算の精度が相当に上がっているという。このQPEXを使ってQ1.0住宅などの省エネ住宅を設計するために必要な詳しい操作方法と設計例などを勉強する。ノートパソコンの持ち込みもできる。また、QPEX最新バージョンを持っていなくてもよい。
講師は同NPO鎌田代表。今回は会員以外も参加できるオープンセミナー。
各地の日時など詳細は下の表を参照のこと。
※12月17日補足
函館会場が決まりました。
日時:2015年1月15日(木)13:00-17:00
会場:函館市産業支援センター
〒041-0801 北海道函館市桔梗町379−32
各会場とも先着順。札幌会場は12月9日(火)13時~17時、定員は60名程度。
参加費は、会員が3000円/人、1人追加ごとに1000円追加。非会員が5000円/人、1人追加ごとに2000円追加。
問い合わせは北海道住宅新聞社白井へ(tel.011-736-9811)。