新聞記事

2014年02月15日号から

札幌で商品説明会 「DAN壁」100mmバージョンを発表

ダンネツ tel.0166-61-9151

20140215_02_01.jpg ダンネツでは、高耐久でオンリーワンの湿式外装仕上げと高断熱化を同時に実現できる外断熱外装材「DAN壁」(だんぺき)に、100mm厚の「DAN壁Ver.100」を新たに追加。去る6日に札幌市内で商品と採用モニター募集の説明会を開き、認定低炭素住宅やネットゼロエネルギー住宅への採用例などを紹介した。
 DAN壁は、透湿性のあるビーズ法スチレンフォーム(EPS)に、あらかじめ湿式仕上げ用の補強下地層を工場で施工した外断熱外装パネル。パネルを構成する材料に透湿性・柔軟性を持たせることで、通気層の省略による施工の省力化や、耐クラック性に優れた多彩な意匠の塗り壁仕上げを実現できるのが大きな特徴となっている。
 これまでは、主に道内での付加断熱を想定した50mm厚品と、本州での次世代省エネ基準クリアを想定した70mm厚品を標準規格品として販売していたが、昨年から新築・リフォームとも100mm厚品を要望する声が増加。それらのニーズに応えるため、新たに100mm厚品を標準規格品として販売開始した。設計価格は1万5400円(3×6尺、税別)。
 説明会では、住宅ローン減税などで一般の住宅より優遇される認定低炭素住宅への採用を推奨し、同社特販部の大野則幸次長が、充てん100mm断熱の外壁をDAN壁100mmで付加断熱し、天井断熱をアクリアブロー400mm、基礎断熱を型枠兼用断熱材のかんたんベース(EPS65mm+65mm)とすれば、暖房・給湯熱源が一般の灯油ボイラーでも認定基準をクリアできると説明。高価な高効率設備を使わなくても、施工を省力化しつつオリジナルな外装デザインの認定低炭素住宅が提案できることを強調した。
 また、改正省エネ基準に適合する住宅の外装材を、窯業系サイディングからDAN壁100mm厚に変更して認定低炭素住宅とする場合、DAN壁採用にともなうコストアップ分は断熱性能向上による光熱費の削減により、12年ほどで回収できる試算結果も示した。

札幌圏10社限定でモニター特別価格で

 このほか、DAN壁を標準採用する本間技建(釧路市、本間敬社長)の本間羊一氏が釧路初の認定低炭素住宅の施工事例について、ダンネツ特販部の津田聡朗営業部長がDAN壁100mm厚品モニターの募集概要について、それぞれ説明を行った。
 モニター募集は札幌圏の住宅会社10社限定で、1モデルハウス2オープンハウス開催3認定低炭素住宅―のいずれかに該当する物件に、DAN壁100mm厚品を特別価格で提供する。
 詳しくは同社札幌支店へ(tel.011-875-3966、FAX011-875-3971、担当:津田・高橋)。


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