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日本住環境は、基礎断熱の住宅に使用する木製床ガラリ「フロアスリッター」をこのほど発売した。
床ガラリは、基礎断熱の住宅床下空間と室内の空気を対流させ、床下に放熱器を置いた場合は暖気の吹き出し口にもなる。パッシブ換気住宅では2階の床にも使用することが多い。
これまでは樹脂製や金属製の製品が多かったが、無垢材を使うことで無垢の床材と質感が合い、塗装することで色も合わせられる。また、足触りが暖かいメリットもある。
同社では、「既製品に満足できず、木製ガラリを造作している住宅会社様が意外に多かった。その手間やコストを本製品の採用で削減できるのではないか」と話している。
対応する床は12mm厚で、それ以上厚みがある場合は調整材を入れてすき間が空かないよう調節する。金属製の風量調節板が付属。小物の落下防止やホコリ防止にもなる。
材質はオークで無塗装。寸法は長さ616×幅100×厚さ15ミリ。有効開口面積は風量調節板使用時で最大41.8cm2。オープン価格。