新聞記事

2013年10月25日号から

デマンド型のダクトレス換気 省エネで風に強い100Vタイプ 日本スティーベル

20131025_03_01.jpg 日本スティーベル(株)は、温湿度センサーで換気量を自動制御するデマンドモードを内蔵したダクトレスタイプの換気システム「LA60」シリーズに、100Vタイプを追加して発売した。これを機に拡販を目指している。
 LA60は壁などに取り付けるダクトレスタイプの第3種換気で、ダーティゾーンのトイレやユーティリティに設置し、給気は居室からレジスターでおこなう。
 換気モードは、30m3/hと60m3/hの固定モード、30~60m3/hのデマンドモードがあり、デマンドモードは温湿度によって30から60m3/hまで4段階で換気量が可変する。例えば、22℃、湿度50%までは30m3/h、湿度が50%以上になると40m3/hに自動制御で切り替わる。また、VOCの揮発などが少なくなる秋・冬の10月~4月は省エネを優先してデマンドモード、それ以外は固定モードで運転するカレンダー機能を備えている。
 湿度は空気汚染のセンサーともいわれ、室内空気がキレイなときは換気量を自動で抑えるため、省エネ効果は熱交換換気とほぼ同等、イニシャルコストは大幅に削減されるという。
 LA60のもう一つの特徴は、静圧200パスカルまで一定の換気量を確保できる力強さと制御機能。国産のパイプファンなどは風に負けてファンが空回りする場合が多いといわれるが、風速20m/S程度の風が吹き付けても設計換気量を維持することができる。
 商品は、一般的な壁掛けタイプと埋込タイプがあり、本体寸法はタテ・ヨコ260mm、奥行きは壁掛けタイプが108mm、埋込タイプが128mm。標準価格は、いずれも7万8000円(税抜)。
 問い合わせは同社お客さまセンター(フリーダイヤル0120-146497)、または各拠点へ。

【写真】
ケースユニット、ファンユニット、フロントパネルで構成され、フロントパネルにはフィルターの掃除時期を知らせるランプがつく


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