新聞記事

2013年10月25日号から

次世代不織布で吸音・調音 心地よい音場創るパネル

クラレ tel.03-6701-1377

20131025_02_01.jpg 不快な高周波数帯の音を軽減したい時や、音楽・映画鑑賞で音場をクリアにしたい時に効果を発揮する吸音・調音パネル「静御殿」(しずかごてん)が、オーディオファンを中心に注目を集めている。(株)クラレクラフレックスが、多機能な次世代不織布・フレクスターを使って開発したもので、今年5月から発売開始した。
 静御殿は、紙製のハニカム板を吸音用と調音用の2枚のフレクスターで挟んだ3層構造のパネル。一方の面が中高音域の吸音に優れ、「キーン」という耳につく不快な音を軽減する吸音面、もう一方の面が中低音域の吸音に優れ、クリアな音場を創る調音面となり、部屋の用途に合わせ、いずれかの面を表にして壁掛けする。
 例えば、子どもの甲高い騒ぎ声などが耳に響く場合などは吸音面、音楽や映画鑑賞で効果音に重なったセリフを聞き取りやすくする場合には調音面を表にして使用すると効果があるという。
 パネルは天然木(栂)のフレームにセットされており、表面は好みの柄・デザインの布地でカバーすることができるので、部屋のインテリアとしても楽しめる。
 サイズは縦900×横600×厚さ44㎜。価格は1枚5万5000円(税別)。


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