新聞記事

2013年10月25日号から

60kN対応の高耐力ホールダウン パネル対応のL型金物も

カネシン tel.03-3696-6781
20131025_01_01.jpg (株)カネシンは、短期基準接合引張耐力が60kNある「高耐力フレックスホールダウン60」と同じく52kNある「(2×4用)高耐力フレックスホールダウン52」をこのほど発売した。このほか、パネルや合板の上からでも施工性の良い薄型の金物「背割りコーナー」「背割りコーナー合板タイプ」を発売した。
 長期優良住宅など耐震等級を上げる設計が増える中、ホールダウンに求められる引抜き耐力も上がってきた。そこで今まで同社では引張耐力35kNが上限だったホールダウン金物を最大60kNにアップした高耐力フレックスホールダウンを開発した。同時に、Zマークのアンカーボルトではボルト強度が弱いため、新たに「高耐力フレックスアンカーボルト」と「高耐力フレックス両引きボルト」を発売した。
 価格は、高耐力フレックスホールダウンシリーズが両製品とも1個2400円(税別)。高耐力フレックスアンカーボルトは、60kN用が1400円/本(同)、52kN用が1100円/本(同)など。
20131025_01_02.jpg L型金物「背割りコーナー」は、板厚が薄く、パネル仕様でも金物が邪魔にならない柱と土台、柱と横架材の接合に使用する柱頭柱脚金物。設計上の工夫で、強度を保つ補強リブを小さくし、板厚が1㎜と薄いためパネル仕様でも欠きこまずにパネルをはめ込むことが可能。
 また、背割り柱の場合に背割りを避けてビスを打ち込むことができる。告示1460号第2号[は]に対応する金物で、短期基準引張耐力は背割りコーナーが最大7.1kN、背割りコーナー合板タイプが最大6.3kN。価格は200円(税別、ビス同梱)から。


【写真】
[上]高耐力フレックスホールダウン施工例
[下]背割りコーナー合板タイプ施工例


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