国土交通省では、中小住宅会社が建設する木造の長期優良住宅に対し建設費の1割以内、最大100万円(地域材利用で120万円)の補助を行う「平成23年度・木のいえ整備促進事業」の第2回募集を今月11日㈫から開始、12月16日㈮(必着。東日本大震災の被災地7県除く)まで補助金交付申請を受け付ける。1社あたりの最大申請戸数は前年度第2回募集で行われた事業登録と今年度第1回募集で補助金交付決定通知を受けた住宅を含めて5戸まで。
第2回募集は、これまで同様に補助額が最大100万円の「一般型」と、最大120万円の補助が受けられる「地域資源活用型」の2つの住宅が対象で、応募できる住宅会社や補助の対象となる住宅の要件は今年度第1回募集と同じ。
補助を受けるにあたっては、①12月16日㈮(必着)まで同事業へのエントリー兼補助金交付(追加)申請を行う②補助金交付決定通知書受理後に着工する③施工中の現場の一般公開を行う⑤住宅完成後、引き渡しや住宅履歴情報の保管などがすべて終了した日から30日以内または来年3月16日㈮(必着)のいずれか早い日までに実績報告書を提出⑥補助金交付額確定通知書の交付⑦来年9月中に補助金支払い(予定)--という流れになる。
ただ、エントリー兼補助金交付(追加)申請の受付は先着順とし、申請状況によっては12月16日より前に受付を停止したり、追加で募集を行うことがあるとしている。
なお、東日本大震災の大規模被災県である青森・岩手・宮城・福島・茨城・栃木・千葉の各県に建設予定地がある場合は、来年1月20日㈮(必着)まで申請を受け付け、実績報告の締め切りも来年6月20日(水)までとなる。
申請書類や手続きに関するマニュアルなどはホームページからダウンロード可能。
詳しくは平成23年度木のいえ整備促進事業実施支援室(☎03・5229・7643)へ。
ホームページ・http://www.cyj-shien23.jp/