新聞記事

2011年08月15日号から

外野席

 8月15日号の編集会議の内容についてぶっちゃけ話を。8月に"札幌圏だけが突出して景気がいい"という記事を企画していたが、「感じ悪くね!?」という意見が大勢を占めボツになった。しかし、それがかたちを変えて今回の1面と、3面のインタビュー記事「あの人に聞きたい」につながった。マンションデベロッパーで供給ナンバーワン、クリーンリバーの永沼常務だ。
 スタートは、全道的に悪くはないものの札幌圏は突出して好景気であるという点。しかし、じつはその理由が今ひとつわからない。そこで注目したのが『新築分譲マンションの供給が落ちている』という点だった。当然、いままでならマンション用地になった宅地が戸建てミニ開発向けにかわり、市街地で戸建て供給が増える結果、マンション顧客を戸建てが取り込んだという仮説だ。この仮説を検証するためにも、いま最もマンション供給力があるクリーンリバーに取材しようということになった。
 そういう背景で1面と3面記事を読んでいただくと、新しい発見があるかもしれない。例えば「最近は3LDKが中心」とか来年のマンション供給見通しとか。


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