新聞記事

2011年02月05日号から

タマホーム全道展開

今年夏に4店舗オープン

 タマホームが2年ぶりに道内出店を再開、この夏に札幌を含む4箇所で同時オープンし、いよいよ全道展開する。出店場所はいずれも北海道マイホームセンター会場。札幌は札幌北会場(札幌市北区太平)、ほかに函館会場(函館市桔梗町)、帯広会場(帯広市西4条南16丁目)、旭川会場(旭川市緑が丘東1条4丁目)に出店。間もなくモデルハウス建設も始まる。
 タマホームは2008年11月、札幌市手稲区に札幌支店をオープンして道内初上陸し、翌年1月には苫小牧営業所を出店。派手なテレビCMとチラシ攻勢を武器に早期に全道展開すると思われていた。しかし、リーマンショックによる景気の低迷、住宅市場の急速な縮小で新規出店はそれ以降止まっていた。
 これまで単独のロードサイド店として出店してきたが、今回の4店舗は住宅展示場内にモデルハウスを出店することで大量出店時の投資コスト圧縮を狙っている。札幌支店は30名近い体制だが、今回オープンする営業所は10数名の体制でスタートするという。
 道南、道北、道東を代表する都市にそれぞれ出店し、札幌市内も2店舗目を出店することで道内拠点はこれまでの札幌支店、苫小牧営業所と合わせ1支店5営業所の6拠点となり、全道展開はひとまず完成する。
 同社札幌支店の新田浩文支店長は、「道内進出から2年が過ぎ、受注は順調に伸びている。今年は既存2店舗と併せて全道で400棟以上の受注を目指しており、達成できれば道内ナンバーワンが見えてくる。そのことは、住宅関連産業の活性化にもつながると信じている。また、常設住宅展示場内に出店することで展示場全体の集客も大幅に増えると思う」としている。


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