新聞記事

2009年08月05日号から

瑕疵保険対応を確認/ゼオン化成

20090805_04_01.jpg ゼオン化成(株)が販売する樹脂サイディング「ゼオンサイディング」がこのほど、住宅保証機構の住宅瑕疵担保責任保険「まもりすまい保険」に通常通り申込み手続きできることが確認された。昨年6月2日の保険契約申込み受付分まで遡って適用され、今後も安心して使うことができる。また、他の保険法人も同様の扱いになる。
 ゼオンサイディングは塩化ビニール樹脂製の外装材で、施工はサイディング同士を重ね合わせ、シーリングを使わないオープンジョイント工法が特徴。各保険法人の標準となっている乾式外装材の施工基準は、通気胴縁を下地としたシーリングによる目地止め工法のため、ゼオンサイディングの扱いがどうなるのか、ユーザーから問い合わせもあったという。
 今後、ゼオンサイディングを同社の指定する施工方法で施工した場合は、設計施工基準第9条第2項二号(非通気構法の防水紙)、同第4項(シーリング)、第10条第1項(通気構法)、同第2項第一号(サイディング材)について適用が除外される。
20090805_04_02.jpg ゼオンサイディングのオープンジョイント工法については、通気胴縁を施工しなくても十分な防水性と排湿性があることが道立北方建築総合研究所(北総研)との共同研究により証明されている。
 保険申込みの際は同社が住宅保証機構から受けた「設計施工基準第3条に係る確認について」書類の写しを提出し、矩計図等にゼオンサイディングを用いることを明記すれば、通常の保険申込みと同様に扱われる。
 設計施工基準第3条に係る確認書類の入手、詳しい問い合わせは、同社建築材料部(Tel.03・5208・5134)。
 
 
(写真上...住宅保証機構の設計施工基準第3条の確認書  写真下...今年春発売の「ウインドロック240」)


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