北海道内には地場住宅会社の中に住宅性能が高く、顧客ニーズ、環境貢献に関して意識の高い企業があります。その中で数社が現在「光熱費ゼロ住宅」を地域の方々に向け提案を開始しました。1社では十分な情報発信ができないこと、宣伝ばかりで内容の伴わない企業がすでに出始めていることを踏まえ、当社では、こうした志の高い住宅会社を応援し、ユーザーの皆様に正しい知識をお伝えする活動を開始しました。
 この情報発信の第1弾が以下の記事です。これは住宅業界向け専門紙「北海道住宅新聞」の08年6月25日1面に掲載したものです。

平成20年6月25日号から

2008年上半期の動き
光熱費ゼロ住宅 続々
顧客に伝わる明快な内容

 地元大手・中堅住宅会社の経営破綻が続いた08年上半期の道内住宅業界。国の政策も住宅会社の優勝劣敗を促進しているようにも見える中で、生き残るのは容易ではない状況だ。住宅会社が想定する顧客層に商品・サービスが十分に評価されているか、社会のニーズや国の政策に対応できているかが重要な鍵となる。注目の動きをいくつか紹介する。

協栄ハウスの光熱費ゼロ住宅

物価急上昇を背景に訴求力持つ費用ゼロ

 灯油、ガソリン、食料品など生活に密着したものの価格が軒並み極端な値上がりを続けている。住宅購入を検討しているユーザーも「これから先、もっと値上げが進むのか」不安と家計の引き締めに向かう中で、道内の住宅会社数社が時をほぼ同じくして提案を開始したのが「光熱費ゼロ住宅」をメッセージとする提案だ。
 今春、「光熱費ゼロ」をコンセプトに掲げたモデルハウスをオープンさせたのが千歳市の(株)協栄ハウス(石黒浩史社長)と道南・八雲町の(有)ノースランドホーム(山野内辰男社長)。そして(株)土屋ツーバイホーム(工藤政利社長)は札幌市手稲区明日風に・・・

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