配管をバブル洗浄 |
三菱電機 極寒冷地対応のエコキュー |
バブル洗浄付きエコキュート給湯機「ダイヤホット」 |
三菱電機(株)は、CO2ヒートポンプ給湯機「ダイヤホット」を改良、このほど発売した。寒冷地向け全機種で外気温マイナス25℃に対応したほか、フルオートタイプの一部にマイクロバブルでふろ配管内部の汚れを洗い流す機種を追加した。
マイクロバブルは通常の気泡の約100分の1の微細なもので、配管の汚れなどを吸着する性質がある。浴槽にたまったお湯を排水開始すると、マイクロバブル洗浄が自動的にスタート。貯湯タンク内部でマイクロバブルを発生させ、配管内部や熱交換器内部の皮脂汚れを排水口に落とす。さらに排水終了時には注水して水流とマイクロバブルで仕上げ洗いをする。また、追いだき運転などお湯が循環するときは、マイクロバブルが配管表面について汚れの付着をブロックする効果もある。
同社の調べによると、ふろ配管内部の汚れが「気になる」と答えた人は、調査対象者の約7割になるという。追いだき機能が付いている場合は、給湯機と浴槽の間をお湯が循環することになり、皮脂汚れなどが配管に付着しやすくなる。
このほか、リモコンの文字表示部分は白色のライトが点灯するホワイトバックライトリモコンで暗いところでも見やすくなった。また、リモコンのボタン操作の簡略化なども行った。
価格はフルオート・バブルそうじ370リットルタイプが75万5000円(税別、リモコン別、施工費別)、同460リットルタイプは83万5000円(同)。給湯専用タイプは、370リットルが65万円(同)、460リットルが73万円(同)。
問い合わせは、三菱電機住環境システムズ(株)北海道社(札幌市厚別区大谷地東2丁目1-11、Tel.011・893・1391)。 |