平成20年6月15日号から
改修で安心の生活提案
耐震・断熱改修と釘・金物の盲点
 新築より費用を抑えつつ快適で安心な住まいを手に入れる方法として、既存住宅の耐震改修・断熱改修が少しずつ目に付くようになってきた。国や地方自治体の税制優遇・補助制度も整いつつあり、特に定年退職を迎えて豊かな第2の人生を送ろうと考えている団塊世代や、子供をのびのび育てたい若い世代に対する提案として、耐震・断熱改修は有力な手段となる。
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配管をバブル洗浄
三菱電機 極寒冷地対応のエコキュー

バブル洗浄付きエコキュート給湯機「ダイヤホット」
 三菱電機(株)は、CO2ヒートポンプ給湯機「ダイヤホット」を改良、このほど発売した。寒冷地向け全機種で外気温マイナス25℃に対応したほか、フルオートタイプの一部にマイクロバブルでふろ配管内部の汚れを洗い流す機種を追加した。
 マイクロバブルは通常の気泡の約100分の1の微細なもので、配管の汚れなどを吸着する性質がある。浴槽にたまったお湯を排水開始すると、マイクロバブル洗浄が自動的にスタート。貯湯タンク内部でマイクロバブルを発生させ、配管内部や熱交換器内部の皮脂汚れを排水口に落とす。さらに排水終了時には注水して水流とマイクロバブルで仕上げ洗いをする。また、追いだき運転などお湯が循環するときは、マイクロバブルが配管表面について汚れの付着をブロックする効果もある。
 同社の調べによると、ふろ配管内部の汚れが「気になる」と答えた人は、調査対象者の約7割になるという。追いだき機能が付いている場合は、給湯機と浴槽の間をお湯が循環することになり、皮脂汚れなどが配管に付着しやすくなる。
 このほか、リモコンの文字表示部分は白色のライトが点灯するホワイトバックライトリモコンで暗いところでも見やすくなった。また、リモコンのボタン操作の簡略化なども行った。
 価格はフルオート・バブルそうじ370リットルタイプが75万5000円(税別、リモコン別、施工費別)、同460リットルタイプは83万5000円(同)。給湯専用タイプは、370リットルが65万円(同)、460リットルが73万円(同)。
 問い合わせは、三菱電機住環境システムズ(株)北海道社(札幌市厚別区大谷地東2丁目1-11、Tel.011・893・1391)。

縦パイプも揃える

旭イノベックス 不凍液封入した電気暖房


縦型と横型をそろえた電気パネルヒーター
 旭イノベックス(株)では200Vの電気で本体に封入した不凍液を温めて放熱・暖房する電気パネルヒーター「e-NEL(イーネル)」を6月から発売した。北海道ではホットタイム22ロングを利用した暖房のほか、電気蓄熱暖房器と併用し個室の放熱器としても利用できる。
 本体は、温水ラジエーターとよく似た形状だが、中にオイルよりもさめにくいという不凍液を封入。
 タイプは縦型と横型で、縦型はパイプの格子形状、横型は扁平(へんぺい)管による独自の格子形状。
 制御部はサーモによる温度設定のほか、おやすみモードがあり、設定室温より4℃低く制御される。ヒーターの立ち上がりは80℃で暖房し、設定室温に達すると60℃に落ちる自動切り替え機能を内蔵している。
 バリエーションは横型が全9機種、縦型が5機種。横型は400ミリ幅のトイレ用から700、1200、1600ミリ幅があり、ヒーター容量は最大1300W。縦型は1600ミリ高さで、幅が220~820ミリ、容量は1800Wまで揃えた。
 標準色は白だが、指定色にも対応できる。
 価格その他の問い合わせは同社営業部へ(札幌市清田区平岡9条1丁目、Tel.011・883・8403)。

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