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建材レビュー

2011年12月16日 | 外装や窓など

デクラ屋根システムの採用で「魅せる屋根」に!

ツララ・スガモリにも強いお勧め屋根材

石狩・及川板金工業(株) 社長 及川浩二さん

デクラミラノ・バーントアンバー色を採用した札幌市内の住宅(施工:及川板金工業(株))
デクラミラノ・バーントアンバー色を採用した札幌市内の住宅(施工:及川板金工業(株))
デクラミラノは、かわいいお家にもマッチする。色はカッパーレッド
デクラミラノは、かわいいお家にもマッチする。色はカッパーレッド
濃淡のある色彩は、デクラならではの魅力
濃淡のある色彩は、デクラならではの魅力
秋の青空にバーントアンバーの色が映える
秋の青空にバーントアンバーの色が映える
大きな屋根だから、「魅せる屋根」にこだわりたい
大きな屋根だから、「魅せる屋根」にこだわりたい
白い雨樋が屋根に沿って伸びる。デクラミラノから結構距離が離れていることに注目!
白い雨樋が屋根に沿って伸びる。デクラミラノから結構距離が離れていることに注目!
 
 

10年前は「大丈夫か」と
デクラ屋根システムを初めて見たのは、今から10年ほど前でした。ある設計事務所が住宅に個性的な外観を求めてコロナを採用することになりました。板金以外の屋根材というと、当時は国産のアスファルトシングルぐらいしか施工経験はなく、おそるおそる施工したのを覚えています。
 
施工方法は屋根材と屋根材を重ね合わせるだけと聞き、板金屋根のように合わせ目を締めて防水処理をしないので「雨仕舞い(=雨水や雪解け水の処理の仕方や防水)は大丈夫か?」と当初は心配でした。
 
やってみると、「施工のやりやすさは今までの板金と同程度」と感じました。たとえば、板金は屋根の端から端まで一気に葺きますが、長くてバランスを崩しやすいので材料の運搬は1人ではできません。それに施工には専用の道具も必要です。
 
一方でデクラ屋根システムは、材料が1枚あたり3㎏程度と軽く、専用の道具も必要ないので、1人で施工することも可能です。
 
 
勾配屋根の半数がデクラに
雨仕舞いも、デクラ屋根システムの方がスガモリなどのクレームが全くありません。屋根材と屋根材は重ね合わせるだけですが、予想していた以上に中に水が入りませんし、入っても確実に排水されますね。
 
その後、勾配屋根に力を入れる住宅会社の屋根工事を引き受けることになり、デクラ屋根システムの工事の割合が加速度的に増えました。今では年間数十棟以上の屋根工事がデクラ屋根システムです。勾配屋根の約半数、屋根工事全体で見ても4分の1程度がデクラです。
 
なぜ、これほど選ばれるようになったのでしょうか?私が思うに、勾配屋根はお施主様からすると『見せるためにある屋根』じゃないかと思います。見られることを意識すると、よりいいもの、他の人が使っていないものを使いたくなります。だからデクラのような石付き金属屋根が選ばれるのだと思います。
 
 
ツララができにくい
板金屋根とデクラを比べると、ツララのできかたに差があります。板金の勾配無落雪屋根は、デクラよりもツララができる時期は遅いのですが、1度できるとなかなか融けずに成長して大きくなってしまいます。
 
一方、デクラは比較的早い時期にできますが、成長しても10㎝程度ですぐに融けて消えます。普通の人がイメージするような大きなツララはできないと言っていいいいでしょう。
 
デクラ屋根システムと板金屋根との違いはほかにもあります。北海道の住宅も、最近は玄関先や駐車スペースに水を落とさないよう、雨樋を軒先に施工することが多くなりましたが、この取付位置がデクラと板金とでは違います。
 
板金は、氷が滑って落ちてくるなど、雨樋が破壊されてしまう危険性があります。また、表面が滑りやすいので水の勢いもそれなりに強くなります。そこで、軒から少し離したところに取り付けることで雨樋が壊れにくく、また勢いよく落ちる水を漏らさず受けるように配慮しています。
 
一方、デクラ屋根システムでは、屋根材表面のザラザラ加工のおかげで水の勢いが弱まりチョロチョロと落ちるため、雨樋を板金の時よりもさらに下げた位置に取り付けています。水の勢いが弱くなるから可能になる取り付け方法です。
 
 
20年後も塗り替えなし
デクラ屋根システムは、工事した時の費用は確かに高いと思います。でも、20年経つとデクラの方がむしろ割安だということに気づかれると思います。なぜだかわかりますか?
 
デクラ屋根システムは、何重にもコーティングされたガルバリウム鋼板の上に色付きの天然石を吹き付けた『石付き金属屋根』です。製品そのものに色が付いているので、塗り替えなどのメンテナンスは、ほぼ必要ありません。
 
一方で、板金屋根は定期的な塗り替えが必要です。屋根塗装は足場を組む費用が別途必要なため意外に高くなります。
 
施工後20年も経てば、塗り替えの必要がないデクラ屋根システムの方がトータル費用で逆転して安くなると思います。
 
ここ2、3年、このタイプの屋根が札幌圏で増え、消費者からの問い合わせも増えました。特にデクラミラノは立体的でメリハリのあるデザインなので消費者から『使いたい』という指名が多いのです。
 
住宅会社様にも、こうした素敵な屋根があることをもっと知っていただきたいですし、何かあればご質問、お問い合わせいただければと思います。
 

■製品概要

石付き金属瓦は、瓦や杉板調にプレス加工した鋼板に天然石を砕いて焼き付けたもので瓦のように1枚1枚敷いていく。表面はマットな仕上がりで高級感がある。ニュージーランド・AHIルーフィング社の「デクラ屋根システム」が有名で、日本でも10年以上前から販売を始めた。
同社は10年前に道内の公的研究機関に依頼して急勾配の実験住宅を建ててフィールドテストを行い、冬シーズンを通して屋根上の雪が落ちないことを立証した。現在では、雪止め金具と同等の効果がある屋根材として札幌市、千歳市などから認められている。  (北海道住宅新聞 編集部)

■発売エリア・問い合わせ先

発売エリア :北海道を含む全国
問い合わせ先:デクラ屋根システム営業部 札幌営業所(Tel011-281-6717)

デクラ屋根システムホームページ

■レビュアー

石狩・及川板金工業(株) 社長 及川浩二さん
石狩・及川板金工業(株) 社長 及川浩二さん

最初はアルバイト感覚だったのが次第に仕事にのめり込み、若き2代目として活躍中。業界の枠にこだわらず、視野を広げたいと意欲的だ。「趣味はゴルフを少々」と謙そんするイケメン社長。


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