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レトロな家でナチュラルな暮らし 千歳市・Aさん

(株)キクザワ

ライター 佐野結花 | オーナー体験談 | キッチン | 女性目線の家づくり | 自然素材 | 2011.04.02

木のぬくもりが優しい日本的なたたずまいの家は、いつの時代も変わらぬ人気があります。Aさんご夫婦が住む家は、建物は昔ながらの技術を随所に用いた昭和の香りがしますが、間取りは階段ホールの書斎スペースなど現代的。レトロモダンな雰囲気のこの住宅の魅力を取材しました。

昭和の暮らしに憧れて

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玄関を入ると正面に古いタンスがあり、雰囲気を醸し出す。右側の下駄箱からリビングにつながる土間がある
  「京都の街並みやお寺が好き。見ているだけで心が癒されます」と語るAさん。今年1月に完成したばかりの新居にも伝統建築をこよなく愛するAさんのこだわりがたくさん詰まっています。「昔の民家の味わいを今の住宅にいかに取り入れるかを考えました」(Aさん)。   1階は土間のあるリビングダイニングと和室、水廻りを回遊動線上に効率よく配置。2階には造作した本棚など書斎コーナーのあるホールと寝室、子供部屋があります。「間取りは今風。子供が小さいので生活しやすさを重視しました」(Aさん)。   kikuzawa_6598r.jpg
リビングにつながる土間。冬、雪が付着した上着は土間にかけておけば、乾きが速くて出かける時も便利
  リビングの土間は玄関とつながっています。除雪のあと、靴のまま暖かい居住空間に入れるので冬は重宝。濡れた上着は玄関の暖房パネルや下駄箱の脇に吊り下げておけばすぐに乾きます。そういえば、日本の農家も土間をうまく利用していますね。

「干し椎茸や切干し大根を作ったり、観葉植物を飾ったり。子供のシャボン玉遊びにもちょうどいいスペースです」(Aさん)。
 
 

デザインと質感で古民家らしく


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キッチンから見たリビング。柔らかな印象の塗り壁に落ち着いた自然塗装の無垢フローリング。引戸(写真右)は、凝った造り

 
裸足で過ごすことが多いというご主人の希望で床は無垢のパイン材。塗料を塗ってから乾拭きする方法で古材の枯れた質感を表現しています。建具や収納も同じ塗装で統一しました。暖かみのあるクリーム色の塗り壁が木部の重厚感をほどよく和らげています。
 
「色選びが大変。経年による褪色が気になって、建てた時期が異なる住宅をいくつか見せてもらいました」(Aさん)。
 
リビングと玄関ホールの間には組子細工を施した数寄屋風の引き戸があります。「開けた状態でもリビングから戸が見えるように、壁にかかる形(アウトセット)にしてもらいました」とAさん。
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引戸の断面。戸を引いたときに壁から浮いて見えないよう、戸の下を一部削って巾木に当たらない造り(写真の一番下)

 
ホール側から開閉しやすくするため、表と裏で引き手の位置を変えたり、巾木が当たる部分を削って戸を開けたときにきれいにおさまるようにするなど、細かなところまで職人さんの丁寧な仕事ぶりが目立ちます。
 

タイル貼りのレトロなキッチン


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食器棚とそれに続く家事スペースは古びた雰囲気だがすべて造作。奥さまお気に入りの湯呑みが並ぶ

 
キッチンの食器棚は引き出しの前板が間口の内側に収まる昔ながらの造り。高い施工技術が要求される和家具の造りです。「引き手の金具は手持ちの輸入家具と同じようなデザインのものを探してもらいました」とAさん。作業台も兼ねているそうです。
 
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キッチンパネルは昭和の香り漂うブルーのモザイクタイル。ステンレス天板のキッチンと雰囲気が合う

 
すりガラス入りの扉が付いたレトロ調の吊り戸棚も食器棚と同じ構造。紺のモザイクタイルを貼ったキッチンとお似合いです。「手入れは今のところ水拭きだけ。目地の部分が黄ばんでくるかもしれないけど、それも味があっていいと思います」(Aさん)。
 
ユーティリティとトイレは少し趣を変えてアジアン調にコーディネートしています。
 
イメージが正確に伝わるように、打ち合わせの時は必ず写真を用意。担当したキクザワの欠塚さんは「方向性がハッキリしていて対応しやすかった」といいます。
 
 

メンテナンスは家族みんなで


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2階ホールは広々しており、文机を置いて書斎スペースに。手すりも手づくりの味わい

「キクザワのモデルハウスを見に行った時、接客してくれたのが欠塚さん。性能や施工について図を描きながら丁寧に説明して下さったことが印象に残っています」(Aさん)。
 
5社をピックアップしましたが、自然素材を生かしたデザインと住宅の性能がAさんの希望に沿っていたことから同社を選んだそうです。「千歳に近い恵庭の会社だから、すぐに来てもらえるというのもあります」(Aさん)。
 
暖房・給湯は最近人気のガスセントラルの「エコジョーズ」。住宅性能はもちろんエコポイント対応。暖かさと省エネを両立できるレベルです。
 
「日当たりが悪く寒い官舎に住んでいたので、とにかく暖かいのがうれしい。無垢のフローリングの柔らかな肌触りも気に入っています。メンテナンスに、家族総出でワックスかけするのも楽しいかも」(Aさん)。
 
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外壁がコンクリートのようだが、仕上げを雪融け後にするためそのように見える。完成後は表情がガラッと変わる

 

記者の一言


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知人から営業と現場の担当者が違うと混乱すると聞いていたAさん。キクザワは引渡しまで同じスタッフが1人で管理するシステムでわかりやすかったといいます。地場の工務店ならではの強みが発揮された家づくりです。

イベント・お知らせ

現在イベント・お知らせはありません。

(株)キクザワの企業データ

作品例

編集部からの一言

年間20棟前後の安定受注、アース21会長を務めるなど、住宅業界内外からの評価も高い地場工務店。

建築総額の傾向

恵庭で住宅を建てるなら~住まいに心を込めるキクザワの家づくり

恵庭市を中心に札幌、北広島、江別など札幌圏で安定した受注を得ている工務店、株式会社キクザワの菊澤里志社長は、道内の有力工務店グループアース21の会長を務めるなど名実ともに北海道の住宅業界を牽引している一人。住まいづくり、会社経営の実践について伺いました。

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会社情報

企業データ

1978年設立 資本金1,000万円 恵庭地区で最も知られる工務店 
菊澤里志社長は北海道に根ざした工務店グループ アース21の会長も務める
施工エリアは札幌・恵庭・北広島・千歳・江別・岩見沢・三笠・苫小牧などの札幌圏

社内体制

役員4名、管理部設計監理課4名、業務課3名、工事部は棟梁4名を含む7名

過去の実績

累計 新築394棟、増改築など420件 過去3年の新築は60棟

社名 株式会社キクザワ
住所

〒061-1449
北海道恵庭市黄金中央2丁目3番15

TEL 0123-32-2440
FAX 0123-39-2193
HP http://www.kikuzawa.co.jp/

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