ご両親やペットとも同居する、暖かくにぎやかなSさんの住まい。中に入ると、ご両親やペットのことを考えた工夫があちこちにありました。「納得のいく家を」とこだわったSさんに、じっくりお話をうかがってきました。
35歳までの夢を実現
扇状に塗られたクリーム色の塗り壁「ジョリパッド」がアクセントとなったSさん邸。見上げると、2階から3階はスタイリッシュな紺色のガルバリウム鋼板に、落雪の心配がない『ストッパールーフ』という三角屋根が印象的。
風除室の入口には1メートルほどのひさしがあり、外観のアクセントになっているほか「車で帰ってきたとき、雨や雪でもぬれずに家に入れるので便利ですよ」と奥さん。2歳半の娘さんもいるので、とても助かっているそうです。
Sさんは清田区にあるご両親の家を昨年11月に建て替え、二世帯で住んでいます。 "35歳までには自分の家を建てる"と目標を持っていたSさんが、最終的に決めたのは札幌市の住宅会社・STV興発でした。
奥さんの知人が住宅建材の販売会社におり「間違いのない会社だよ」と薦めてくれたそうです。STV興発の長瀬さんも、「実際に、建物の性能を重視して当社を選択していただいたと思っています」と言います。

Sさん邸の1階は車庫と客間、2階はSさんご夫妻と2歳半の娘さん、3階はSさんのご両親が住んでいます。「当初は階段の上り下りを考えて、2階を両親の部屋にしようと思ったんです」と話すSさん。しかし、STV興発さんからの提案で、3階のほうが日当たりも良く明るいこと、ご両親のほうが家で過ごすことが長いことを考えて、このような形になったそうです。一方で階段は上り下りしやすいよう、通常よりも4段多い18段にして段差を少なくしました。玄関先など、バリアフリーの手すりも取り付けています。
<写真上...S邸の外観は塗り壁とガルバリウム鋼板の個性的な組み合わせ 写真下...カメラにも人懐っこい笑顔を向けてくれた娘さん。階段は角度が緩めで子どもにも安心だ>
ペットの幸せも考えた住まい
Sさん邸の家族で忘れてはならないのが、3匹のネコやウサギなどのペットたち。Sさんのお母さんがネコ好きとのこと。
3階のリビングに入ると、大きな梁に驚かされました。梁と壁の間に三角形のコーナーがあり、壁づたいにネコが上れるようにもなっています。「よくあそこに上ったり、寝そべったりして遊んでいるんですよ」と、うれしそうなお母さん。いろいろな雑誌を見て、アイデアを採り入れたそうです。
また、リビングの一角には畳のスペースも。フロアとの段差もなく「ちょっとゴロ寝するのにいいと思って」と、Sさんのお父さん。半透明のガラス戸を引くことで、入口からはちょうど見えなくなる工夫がされています。
寝室にも案内してもらうと、脇には小さなはしごが。「ここから、ロフトに上れるんですよ」。屋根裏が物置のスペースになっていて、とても助かっているそうです。

「無落雪屋根ではなく三角屋根にしたのは、この収納スペースを確保するため」と長瀬さん。Sさんは「雪が落ちない三角屋根があるのを初めて知りました」と驚いていました。
「とにかく暖かいですよ」とSさんご夫妻は口をそろえて言います。新在来木造軸工法で気密性も高く、断熱材も通常の約1.5倍使用しています。屋根の断熱にはロックウールを330mmもの厚さで使っています。

オール電化で「空気もきれいな気がします」と奥さん。2階のリビングでは、娘さんがのびのびと走り回って遊んでいました。部屋の仕切りも最小限にして、将来的に必要になったとき仕切ったり、また取ったりするよう考えているそうです。「子どもも、もう1人欲しいんです。そうなると、将来の子ども部屋のこととか、いろいろ考えたりしますからね」とSさん。
<写真上...ご両親のリビングにある畳スペース。上に見える梁ではネコが遊べるようになっている 写真中...Sさんのお母様が可愛がっているネコ。背後の三角スペースもお気に入り 写真下...3階の廊下にはペットのための収納が。ネコが届く下の範囲は腰壁になっている>
考える時間をたっぷりと
「明るく機能的な家を」との希望のもと、吊り戸棚のないオープンキッチンから、格子の扉を使った開放感ある収納、間仕切りを入れることを前提にした照明配置など、細部にまで使いやすさとこだわりを感じさせるSさん邸。「長瀬さんとは、全てをとことん話し合って決めました。何よりも『一生の買い物だから』とゆっくり考えさせてくれたのがありがたかったですね」。

共働きのSさんご夫妻は、週末になると朝に2時間長瀬さんと打ち合わせをして、その後札幌市内の建材メーカーショールームへ行くというスケジュールを繰り返しました。
キッチンひとつにしても、何度も通いつめてようやく納得できるものを選んだとか。「ワークトップとシンクのつなぎ目にカビや汚れがたまるのが嫌で、シンク一体型のカウンターにしたんです。広々と使えるのも気に入っています」と奥さんが話してくれました。

とことん考えて、納得したうえで建てた我が家。楽しそうに部屋の中を遊び回る娘さんの笑顔を見ていると、家はまさに人任せにできない、一生の買い物だということが実感できました。
<写真上...2階のリビングルーム。対面式のキッチンは数社のショールームへ何度も通って決めたとか 写真下...収納庫には格子の仕切りを使用するなど「明るい家」にする工夫が細部までなされている>
STV興発(株)の企業データ
編集部からの一言
新住協とともに住宅性能向上に取り組み、Q1.0住宅など性能系住宅づくりで認知されている。
道内NO1放送局「STV」のグループ企業として、法令・品質等の遵守意識が高い。
住宅の快適性、省エネ&エコ性能、いつまでも美しさを損なわないこと、ライフサイクル対応を重視。
担当者によるアフターフォロー、接客をはじめとする社員研修を重視
オーナーがこの会社を選んだ理由
建築総額の傾向

社長インタビュー
STV興発は性能志向系の住宅会社として、札幌圏の住宅業界では幅広く認知されているが、一般の住宅購入希望者から見ると「なぜテレビ局が家を?」と不思議に思われることもあるという。「道内NO1テレビ・ラジオ局のグループ企業として、質の悪い家をつくる訳にはいかない」という意識が家づくりに反映されている。
[記事全文を読む]会社情報
| 企業データ | 昭和48年創業 主に不動産事業 昭和57年住宅事業開始 |
|---|---|
| 社内体制 | 住宅部門は8名(女性3名)。1級建築士3名、2級建築士5名。宅建主任者8名。気密測定士2名。 |
| 過去の実績 | 累計560棟 過去3年間では合計新築約30棟 |
| 社名 | STV興発株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 札幌市中央区北1条西8丁目 |
| TEL | 011-281-2545 |
| FAX | 011-232-0058 |
| HP | http://www.stvkohatu.co.jp/ |
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