2011年12月15日(18:21)

すれっからし

20111215teitanso.jpg
昨日は、当別町で低炭素住宅開発の検証住宅見学会が開かれ、小生も取材で行ってまいりました。
タイトルの通り、この仕事も20数年になると「すれっからし」てきます。この日の内容は、外壁断熱システム、窓、暖房熱源と放熱器、太陽エネルギー利用の応用技術でして、少々厳しく申せば、おもしろいものばかりではありませんでした。


技術はさまざまありますが、商品化の方向は必然の道です。生産コストや流通、販売価格、何より商品の魅力が、販売を決めるからです。
良くても売れない技術は世の中にたくさんあります。売れない事情は、上記の通りです。
その中で、ときどき「目からうろこ」があります。たとえて言えば「iPad」「ウオークマン」のような商品開発です。
昨日は「目からうろこ」があったかと申せば、じつはあるのデス。実現できたらとてもおもしろい技術(商品)があるのデス。太陽熱で室内換気の給気を予熱する。これがうまくいくとおもしろい。

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2011年09月29日(17:06)

カレーラーメンは勘弁してください

記事アップがぴたり止まっておりました。
年に数回訪れる、どうしてもブログ更新に気持ちが行かない時期が、今年は9月下旬にやってきたようようです。
ネタはけっこうあったのですが・・・。


そんなわけで9月19日(月)に室蘭で食べたカレーラーメンを。
あらかじめお断りしますが、小生の食べログはまったくつまらない内容ですし、会社のみんなはカレーラーメンに○を出しています。


小生的には、1回食べればいいと思いました。
カレーと麺の相性は、うどんとソバのほうがいいです。何かやっつけ料理を食べさせられたようで、ちょっと残念な気持ちになりました。
室蘭方面の方、およびカレーラーメン好きのかたは気を悪くしないでくださいね。
室蘭焼き鳥はいい意味で裏切られたおいしさですから。あればうまいです。
カレーラーメンは勘弁してください。


110929ramen.jpg
写真加工は一切手抜きなし。蛍光灯かぶりを補正して、なるべくおいしそうな色を出してみました(発言と矛盾するか・・・)

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2011年09月19日(05:28)

朝5時のパソコンから

久しぶりにジャーナリストの端くれっぽい話を。


昨日の19時の某国営放送のニュースをご覧になった方はいらっしゃいますか?
福島県を中心にした東日本の米が安全であることをいろんな切り口から説明する内容でした。
収穫前の検査、収穫後の検査、暫定基準値を超えた割合(確か3%とか)、なぜほとんどの米が暫定基準値をクリアしたかの学者の見解。
これらの話を積み重ねて、「新米の安全性」を必死にPRしておりました。


ぼくは、今マスコミがやるべきことは、暫定基準値がクリアした米が、安全なのかどうかを各社がそれぞれ検証することだと思うのです。
少なくても昨日の国営放送は検証していませんでした。PRにとって都合のいい事実や意見を抜き出しているだけでした。


そのなかでも、個人的に戦慄が走ったのは、京都大だったかな、大学の先生の発言。
新米が(多くの国民の予想に反して)基準クリアした理由をこういう趣旨で説明していましたよ。

「福島などに多い粘土質の土壌だと、植物が土壌に堆積する放射性物質を吸い上げられない」

福島さんの米が売れなくなると、農家の生産意欲の減退につながると話す東京都内の米販売店の店長の話もインタビューされていました。


ま、国営放送がマスコミかどうかは判断の分かれるところですがね。
こういう報道が続くと、安心する人もいる一方で、ますます「自分の身は自分で守る」方向に舵を切る人たちが出てきて、結果として福島県産米が値を下げるのです。
それが福島のためなのかどうか、いま1度考えてほしい。

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2011年07月11日(17:31)

マスゴミの端くれとして

何となく今日まで書かなかったけど、あまりにひどいので書きます。
   *    *
当社はいわゆる業界紙でボクはその編集をやっています。「業界依存」のメディアと言われればそうです。「マスゴミ」の端くれでさえないかもしれません。


しかし、東日本大震災以降の日本の新聞・テレビ、いわゆるマスコミの報道内容はあまりにひどい・役割放棄状態ですよ。
70年前の大平洋戦争で繰り広げられたという「大本営発表&報道統制」と同じ。政府に都合の良い発表をただ垂れ流すだけ。最近では、イラク戦争スタート時のアメリカのマスコミのよう。


曰く「水蒸気爆発」「直ちに危険なレベルではない」
ボクら国民はそういうことを聞きたいんじゃなくて、いま何が起きているかを知りたいんですよね。
危険性評価は専門家にしかわかりませんよ、確かに。
でもその判断のもとになるリアルタイム情報がマスコミ様から入手できない。


きっとこういうことですよ。
お偉いさん:

メルトダウンしたことは、いずれ国民に知らせなければならない。でもいまはダメ。安全だ、危険性は高くないと発表しておこう。

政府が国民の知りたい(知るべき)情報を発表しないなら、なぜそれをマスコミは追求しないのか???


皆さんはT社の今後をどう見てますか。
株主総会時の株主に対する経営陣の対応について、マスコミはずいぶん批判的に取り上げていました。
でも、ホントはそんな話じゃなく、補償とか考えるとこの会社はもう存続できないというの話なのではないかと思うのです。
でも、それを政府が今言い出すとマズイからとりあえず責任論だけ言っておこう、という意図がお偉いさん側に隠れていたのではないか。
原発の状況発表と同じやり口ではないかと強く疑われます。
なのに、どのマスコミもその点を追求しないし、取材しない。


このまま放っておいたら、補償は国民が広く負担しつつ、あとは泣き寝入りじゃないですか。
被災者だって、早く新しい一歩を歩み始めるべきで、そのためにもじゅうぶんな情報が提供されるべきです。
情緒面から取材するのはワイドショーだけで十分。
ニュースや新聞は実際の部分を重視して取材してほしい。
言葉は悪いかもしれませんが「功利」「実利」という発想で取材しないと・・・。
「利」とは国民の利益ですよ。


ストレステストを言い出した菅首相の批判はけっこうですが、実利という視点で原発再開の条件について論陣をはったマスコミはあったのでしょうか?
政局だけ追っていてもダメです。
けっきょく、政府が用意した再開へのロードマップを順序よく追っていただけではないのかと批判したくなります。


白井 康永

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2011年06月03日(11:33)

「バカ」と「ズル」、そして「ワル」

もし、会社のトップ、組織のトップに迎えるとしたら、どれがいいでしょうか。
小生の気分はこんな。



  • バカ:友愛とか言い出して、悪い人じゃないんだけど、気がついたら会社がつぶれそう。これは避けたい。

  • ズル:いけないよね。トップがズルだと組織がガタガタになる。バカよりたち悪い。

  • ワル:当然すねに傷だらけ。部下であるわれわれがツライよ。最後は奴隷にされるかもしれないし・・・。でも、究極の三択なら、ワルしかないかな。

かんべえの不規則発言 6月1日
http://tameike.net/comments.htm#new

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2011年04月12日(09:53)

仮設住宅の断熱仕様

グラスウール10K 50mm厚(相当) だそうですね。


あくまでも"うわさ"ですが、
被災その他で断熱材の供給が逼迫(ひっぱく)し、「何でも良いから断熱する」という判断もあったようですが、スペックがとても低いところに決まってしまったため、断熱材をかき集める必要もなくなった?


政府の決定って最後の部分で日和るんだな。いつものことだけど。
途中までの理念と結論の落差を、納得しきれない人も多いようですよ。

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2011年01月28日(13:56)

雨もり相談

 完成した当初から雨もりし、かれこれ20年近くも直らない。この間、建築会社もずっと修繕をしているのだが、結果を出せないでいる。そもそも、今まで行ってきた修繕工事がすべて間違っていたのではないか、というのが相談者の判断で、第1に本当の専門家に見てもらい、対策を教えてほしい。第2に優れた防水材料があれば教えてほしい、ということだった。


相談者は、防水材料で家全体を包み、その外側に屋根と壁を取り付けるというやり方がもっとも確実ではないかと考えているそうだが、当然費用もかかる。


ボクは、こういった場面に登場する本当の専門家はごく少数しかいない現状を知っているので、ある方を紹介することしかできなかった。住宅や建築物のこの手の欠陥紛争では、裁判所で専門家を呼んで調査と評価をする場合があるが、その評価内容がひどかったりする。
例えば、住宅金融公庫(現・住宅金融支援機構)の仕様書に基づいて建てた家が、仕様書通りの施工が行われず、ツララが発生した例。
「すべてが仕様書通りではなくてもいい」的な発言をする専門家もいるそうだ。
↑いやいや、それは契約違反ですよ。建築の問題ではなく、法律問題です。
雨もりの例では、「9割方大丈夫だと思います」。
↑じゃ1割ダメだったときどうしたらいいの?


こういう場に登場する専門家の方って、決して悪人じゃないんです。むしろ紳士だったりいい人だったりします。
なので、人選か、あるいは裁判制度の仕組みが悪いかもしれません。


いずれにしても、欠陥住宅になって、裁判所に行けば納得する案を出してくれるとは限りません。残念ながら・・・。

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2010年08月26日(19:38)

自転車に乗っていて気になること

最近は仕事先にも自転車で出かけることがあります。

駐車場がない、または高すぎる
自転車で行ける距離である

場合です。


img56572795.jpg
お盆前にダブルループ錠という2mのワイヤー錠を購入したので、今までよりも安心して駐輪できるようになりました。
ダブルループとはワイヤーの両端が輪ゴム大の輪になっており、一方の端部をループに通して車体に巻き、さらに電柱と前輪、後輪を巻いて南京錠でロックするという技ができるのです。
〈こんな感じ〉


そんなで、ホテル、オフィスビル、公共施設、マンションと行ってみたのですが、


駐輪場がありません。


モン*レ・エーデルホフのビルでは、×印ステッカーを貼られました。
札幌駅北口のLプ*ザは、札幌市の施設であるにもかかわらず、来訪者用の駐輪場がありません。


非常に冷たい街ですね。(涙)
駐輪場をつくってください。お願いします。

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2010年06月24日(18:33)

官僚は大きな人格者になってほしい

100625_kobore.jpg
6月23日のイベントのこぼれ話です。
といいますか、自分の中でこぼれた話です。


道内企業が自虐的で弱音ばかりなのに対し、応対した環境省の官僚(局長さんだそうです)は真逆。
とにかく早口。それが威圧的に響いて・・・。質問を聞きながらときどき薄ら笑いを浮かべて。


ボクね、こう思います。

日本のトップに立つ人は、人格的にも高等(上級)であるべきです。
ボクらとは違う。
お代官さまレベルじゃないです。
指導者ですから、心技体、すべてにわたって高等である必要がある。
大きな人格者になってほしいと思います。

国民対話の最後の質問者がボクの思いを代弁してくれました。
「局長はいつも話を返してくる(質問者に反論し説き伏せにかかる)。
意見を受け取って(受けとめて)いただけてないのかなあ」
「わたしたちの不安を真摯(しんし)に受け取ってほしい」


札幌パークホテルからの帰り、上がっていた雨が途中から降り始め、マルヤマ クラスのあたりでは完全な本降りに。それでもチャリを止めて雨具を着ることなく、動物園へのゆるやかな上り坂を激こぎしました。
官僚さまがモチベーションになって、雨の中クランク(ペダル)を回しまくりました。


汗とストレスが雨とともに流れていくのを感じました。
高いモチベーションでいい運動ができたことに感謝です。

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2010年06月24日(17:55)

環境省チャレンジ25 日本縦断キャラバン に参加して吠える

6月23日(水)、札幌パークホテルで開かれた環境省のイベントに参加してきた。

◆エコビジネスマッチングセミナー
◆エコビジネスマッチングミーティング
◆地球温暖化対策に関する国民対話


という内容で、白井はセミナーの後半から参加した。セミナーでは金融機関が環境格付という仕組みによって格付けし、環境分野の取り組みに融資をしているという話が紹介された。地元・北海道銀行と日本政策投資銀行の2行。


100624_01.jpgミーティング
集まった人たちがひと通り自分の仕事と環境とのかかわりを説明し、お互いにマッチングをする機会だったが、残念ながら時間が短かった。1時間30分はほしかったなあ。


100624_02.jpg最後に国民対話。
環境省より、地球温暖化の影響、「地球温暖化対策に係る中長期ロードマップの提案」、キャップ・アンド・トレード方式による国内排出量取引制度の在り方を含めた今後の温暖化対策について説明。
そのあと質疑応答。


終了予定の19:30をオーバーしたが、盛り上がったわけではない。


このイベントに参加して、改めて強く感じたことがある。
が、その前に印象を。

道内企業はおしなべてみんな自虐的かつ弱音ばかり。「もうかってないから環境のために投資できない」とか、「環境貢献は本州企業ばかり。北海道の企業は感度が低い」とか。
環境省への意見は、「北海道は移動距離が長く寒冷でもあり、温暖化対策の負担が大きい」とか「経済が回復しておらず不安」とか「地域性を配慮してほしい」とか。


白井ももちろん同じ思いです。
しかし、こういう弱音ばかりでは国は配慮してくれないし、何よりバカにされ相手にされなくなる恐れがある。
しっかり理論武装し、国に交渉相手として認められるだけのロジックを展開する必要があると思う。
仮にわれわれのロジックが国に受け入れられなくても、バカにはされないだけの組み立てである必要がある。


小生はこう思う。
いまの日本の温暖化対策は、ナショナルメーカーにとって都合がいいように組み立てられている。それによって、北海道の先進的に取り組んでいる分野は無視されるか過小評価されている。
ナショナルメーカー(中央)がつくったロジックで自分たちを評価することは間違いだし、自虐的になることもない。ボクたちは間違いなく先進的な部分をもっており、自信を持ってそれを展開すべきだと思う。


例えば、車で言えばプリウスなどのハイブリッドカーは、市街地でこそ本来の省エネ性能を発揮できるが、北海道ではHONDA・フィットのほうがむしろいい。
それにもかかわらずハイブリッドカーの導入実績をもって環境貢献を語るのは間違い。


住宅では、第一に省エネルギー基準達成率は全国に誇れるし、今すぐ次世代基準を義務化していいほどなのに、ロードマップでは義務化は2020年だそうだ。この分野の後進性については、本州はなぜ反省しスピードアップしないのか。


ヒートポンプについても同様。高効率型の熱源機は寒冷地では効率が低下することは明らか。これは地域性を配慮してほしいという次元の問題ではなく、差別ではないか?


そういうロジックをわれわれが組み立てて、ガンガン主張しまくるという流れをつくるべき。
そんな妄想をしている。
今日はカゲキでした。

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2010年05月27日(13:20)

住宅新聞版 住宅分野の事業仕分け

5月25日号の北海道住宅新聞・1面に「住宅新聞版事業仕分け」という記事を書きました。
編集会議で
「おおっ、それおもしろいねー。俺書くわ」
ってことで白井が担当したのですが、骨子を考えてみたらけっこう難しい。おまけに書きだしたらちょっと長い記事になってしまい、1本載りませんでした。せっかくだから、ここで披露してみようかと・・・。
1面の掲載記事はホームページにじきにアップされます。


上手な使い方をしたい
〈補助金行政で住宅が第2の公共工事に〉
 長期優良住宅を推し進めるために住宅購入に対して補助金が投入され、エコポイント制度も始まった。補助金に対する消費者の感度は大きく二極化しているとも言われ、まったく執着しない消費者がいる一方で、「補助金受付が始まるまで請負契約しない」消費者もいる。また、補助金を活用すればするほど、住宅会社は事実上、資金回収が遅れる。
 給付コストがかかるうえに、建築時期や土地購入のタイミングによっては給付を受けられないケースもあるなど、機会が均等ではない。おまけにここに来て、補助金に振り回される住宅会社も現れてきて、このままではせっかくの補助金が消費者にも業界にも生かされない心配も出てきている。補助金の出し方を再度見直す必要があると思う。
給付は直接消費者へ。そうすれば機会の不平等は起きないし、住宅会社は右往左往しなくて済む。補助金とエコポイントという二重の助成金制度を1本化することで給付コストも圧縮できるはずだ。

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2010年03月21日(07:47)

そもそも2010年度の着工をどう見るのか?

建材メーカーが2010年4月からの販売予測と売上げ予算を作成する時期に来ている。
1月ころまでは悲観的な見方も多かったが、ここへ来て、上方修正する会社も出てきている。これは販売が上向いているからだろう。
というわけで、自画自賛になるが2月の北海道住宅新聞に掲載した予測記事が注目されている。
記事は昨年11月時点の予想を多少上方修正した。
http://www.iesu.co.jp/column/2010/02/01194619.html

こういう展開は予想屋冥利に尽きますね。
「バカ言ってんじゃねえ」と酷評されたのが、
時間とともに一変する。


上方修正した根拠は、エコポイントも少しだけあるのですが、ベースになるのは子ども手当です。
お金持ちであれ誰であれ住むための家はどうにかしなきゃならない。仮に借家でも中古を買うにしても。
住宅事情を改善したい気持ちが新築に向くかどうかは、最も金がかかる子育て期を乗り切れるかどうかにかかっていますし、乗り切れるなら、この時期が新築の最高の時期なのです。子どもが出て行ったら大きな家はいらないし、家族の交流はこの子育て期しかできないのですから。


いまの日本では、子育て世代の使えるお金が少なすぎる。
所得が少ないのではないと思います。学費や住宅費や食費や、要するに生きることにお金がかかりすぎるのです。
やばい。植松電機の専務と同じ発想になっている。いや、ボクは基本的に同じ考えを持っています。


それはともかく、最近申し上げるのは、「まず持家が建つかどうか、建たないとマズイという会社の立場を置いておいて、どんな住宅が必要で売れそうかを考えてみてください」ということです。
仮にそれが賃貸なら、そっちにシフトしなければならないわけで、そのくらい大きく見ないと、これだけ世の中が変化しているのですから、一筋縄ではいきません。


新聞もそういったことを編集の根っこに据えています。

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2009年08月26日(18:15)

報道、そしてマスコミのあり方 われわれも注意して・・・

◆再三にわたって、テレビ等で報道されています。

酒井法子容疑者が「**」と供述していることがわかった。

でもね、これってじつにおかしな話だと思いませんか。酒井容疑者の供述内容って、警察関係者以外にはわかるはずのないことなのです。それをテレビ局などのマスコミは、「わかった」と表現している。これは報道機関として、明らかに禁じ手の表現です。


◆ギリギリ正しいいい方はこうです。
警察関係者が語ったところによると、酒井法子容疑者は「**」と供述している。
べつにいいじゃないか、では済まされない問題があります。
「わかった」と表現することで、われわれは"酒井容疑者は犯罪を犯した"と刷り込まれていくのです。しかし、酒井容疑者が本当に供述したかどうかは確かめようがありません。その結果、容疑段階で社会的には犯罪者扱い(社会的制裁)になるのです。
なぜ正しく報道しないのでしょうか?


◆えん罪だったらどうしますか。えん罪があると、警察や検察、ときに裁判所を責めますが、実はマスコミも加担している可能性が大きい。マスコミは取り調べ段階で思いっきり犯罪者扱いしているのです。最近では足利事件(菅家さん)がえん罪だったことがほぼ確定しています。
もっとも、公権力を責め立てるのは、かつては犯罪者扱いしていたかもしれないマスコミなのですから、"なにをかいわんや"ですが。


◆われわれ見る側も、こういう情報操作に対してだまされてはいけません。そしてマスコミに対し、正しく報道することを要請したい。警察発表をそのまま流すなら、必ず警察発表(場合によってはリーク?)であることを明示するのが、マスコミとしての生命線だと小生は思います。

なお、今日のネット配信TBSニュースでは以下のような少々異なる表現をしていました。

夫の高相容疑者の携帯電話の番号が残っていたことが、警視庁への取材で新たにわかりました。

ニュースソースを明らかにするのはいいのですが、「わかりました」はどうでしょうかねえ。何がどうわかったのか、と問いたい。
ただ、以下の表現は正しいと思います。

酒井法子容疑者は、警視庁の調べに対しては「覚せい剤を抜くための逃走だった」と供述しているということで、警視庁はさらに追及しています。(26日11:27)


◆酒井容疑者に対する報道があまりに続くので、たまりかねて書きました。
ただ、今回の一連の薬物犯罪容疑事件で、いちどやっちゃうと離れられない現実があることなどを知りました。

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2009年08月22日(16:17)

鎌倉パッシブハウス取材記 04

◆第2回の取材記で

大切なのは何か。森さんは「暖房(冷房)燃費の事前表示、世界基準の性能、ローテクの重要性」と語っておられます。

と書きました。


  1. 1.暖房(冷房)燃費の事前表示

  2. 2.世界基準の性能

  3. 3.ローテクの重要性


特に2と3が、世界の先進国と比べてわが国が客観的に見て遅れている、それを知らないまるで鎖国状態に置かれているように思います。


090821_EnEV2002.gif


◆2の基準レベルですが、以前にも触れたことのあるドイツの現行基準(EnEV2002)は、日本でいえば東北程度の寒さのドイツに、北海道の現行省エネ基準程度を義務づけるものです。日本はなんの強制力もない基準という名の指針、ドイツは義務基準です。
聞くところによると、当初はドイツでも「厳しすぎる」という声が多く、リフォームの場合は緩和したという話もあるようです(未確認)。2002年以前の段階では、日本とEU諸国はそんなに離れていなかったのです。
◆ところがその後、EUだけでなく北アメリカも省エネ建築に大きく踏み込みます。この間、欧米は住宅景気がよかったのに対し日本はいまいちだったという経済環境の違いはもちろんあります。しかし、その違いをつくり出したのは、「環境ビジネスで産業を興す」という発想を持った国と持たなかった国の違いでもあると、小生は思っています。
失われた10年・・・。


書いているうちに、取材記ではなく小生の意見発表になってしまいましたね。
(つづく)

<<鎌倉パッシブハウス取材記 03
  鎌倉パッシブハウス取材記 05>>

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2009年08月21日(17:07)

洗濯機購入 番外編

◆洗濯機購入の記事を読んだ方からおもしろいご意見をちょうだいしました。ご本人の了解を得てここに掲載します。

洗濯機購入のブログ面白かったです。 奥様のドラム式にこだわらないのは大正解ではないでしょうか。


我が家は2年程前にドラム式にしたのです。が・・・
節水、とか言うのですがあんまり汚れ落ちないよーな・・・。
で、汚れを落とすために「温水モードで着け置きをお薦めします」とあるのですが、そうなると電気代がエコでもないよーな。

タオルとかゴワゴワめに仕上がります。
で、「ふんわりさせる為には乾燥モードをお薦めします」とあるのですが、そうなると普通に電気代がエコでもないよーな。


最近は改善されているかもしれませんが。


マンションの洗濯機置き場が微妙に狭くて、縦型にしてもおける機種が限られていたので、ドラム型になったのですが、
給水ホースの高さもぎりぎり。排水は真下排水、重たいドラム型洗濯機を簡単にどかせないので、配水管の高圧洗浄が受けられません。

◆主婦の白物家電に対するレビューはやはり厳しい。
それと、マンションにせよ戸建てにせよ、設計者が使い勝手の良しあしを把握せずに洗濯機置き場を設計しているようです。

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2009年08月06日(18:22)

酔うほどに大いに脱線してしまい・・・

長野編の脱線。

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<赤カブのジュース。食前に食欲を大いに高める>
◆本当に余談です。飲んだ勢いで3人の現役・元職の公務員に向かって、天下り問題、人事評価問題をぶち上げてしまいました。


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<サラダバーには生産者のお名前。地産地消のお店>
◆前回のブログでも触れましたが、ボクは天下りが悪いとは思いません。公務員をしていたことで得られた技術や知識が民間に生かされれば、違ったかたちで社会に還元されるはずで、それは素晴らしいことです。天下りに問題があるのではなく、利権をつくっておいて、そこに天下るから利益誘導が発生する。すなわち利権をなくさなければ、この問題は絶対に解決しない。
利権とは何か。1つは各種規制です。わかりやすい例では、食品や姉歯事件のように消費者問題が起きると、それを人質にとって規制をたくさん作る。役人は規制に絡む仕事をみずからの手で増やした上でそこに天下るという仕組み。もう1つは各種役所発注の仕事。ガチンコならいいのですが、そうでないと利益誘導になりかねません。


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<高級ブランド豚-幻豚のメンチカツ。デミグラスソースが本格的おあじ>
◆もう一つの人事評価システム。人事評価なんていつの時代も試行錯誤の連続ですよね。公務員組織の本当の問題は、評価の仕方ではなく、仕事ができるのに上に上がれないノンキャリアがいる一方で、仕事ができないのに上司になってしまう"キャリア"がいることです。仕事ができる人が上に立つべき。ただそれだけのことですが、役所とそれに近い組織はそうならない。だから人事評価で不満が出るのだと思います。
イギリスや古代ローマはちょっと違いますね。家柄は重要。だから貴族階級や騎士階級は教育を受けて人徳を身につけ、有事には死にものぐるいで戦い、そして戦死もします。彼らはまさにリーダーなのです。

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<写真はすべてランチ(Natural Kitchen TESSHIN)。飲んだのは近くの萬房というお店。幻豚の焼き肉がうまかった>
一緒に飲んだ3人は、利権や老後のための昇進に関心がない方です。それはお話ししていればわかるし、そのくらいは見る目があるつもりです。それはそれとして、ボクは、ノンキャリアがトップに近いところまで昇進できるシステムがぜひ必要だと思います。"大佐"になるつもりで仕事をしてきたわけではなくても、大佐になったらできることもあるからです。

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2009年06月04日(19:14)

拝啓 札幌市長様 真意をうかがいたい

◆6月4日、今朝の北海道新聞・札幌面に市長のインタビュー記事が掲載されておりました。その中で大いに引っかかったコメントがあったので、ぜひ真意をうかがいたいと思います。


以下引用。
「官製談合の再発防止に向けて、OBの再就職を厳しく規制した。姑息(こそく)な利益を求めてOBを受け入れる企業側の動機はつぶすことができたと思う。・・・」


◆このコメントがただ単に道新の客観報道?の結果なのか、意図があるのかも大きな疑問ですが、そのことより小生が知りたいのは、この発言からうかがわれる市長のお考えです。「市役所職員は神聖・聖職、民間は利益を求める姑息(こそく)な集団」と読めます。
◆天下りによる弊害は、役所側だけの問題でないことはよくわかります。むしろ、退職後、そのスキルが生かされる職に就くことは社会のために有益なはずなのに、とも思います。◆ただ、民間はこの問題の本質がそういうきれいごとではない部分にあることを知っています。その本質とは、許認可権限を持つ役所がその地位を利用し、または新たに許認可事業を増やすことで天下り先を確保しようとしていることにあるのです。これは札幌市さんに限らず、むしろ官僚を筆頭とした我が国の制度の問題でもありますが、市長は民間出身だからこそ、問題の本質に切り込み、公益の観点から必要のない許認可を整理することができるのではないかと期待しておりました。(こちらの平成15年6月17日記事)


◆市長は2期目も「市民の目線」をかかげて当選されたはずですが、この発言は役所目線そのものです。


小生は市民税を払う一市民として、この発言の真意を問いたい。


北海道新聞の切り抜きを用意しましたが、著作権上まずそうなので載せません。

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2009年04月07日(20:04)

どこかずれている

◆燃費がいい車に対して減税したり、税を免除する制度が4月から始まって話題になっている。例えばプリウスは自動車重量税に加え取得税も免除になり、合計15万円から20万円安くなるそうだ。この話題で驚いていたら、今度は省エネ家電とエコカーへの買い換えで購入補助制度だそうだ。大盤振る舞いではないか。それでは住宅はどうなのか。燃費の良い住宅に対する減税や購入補助制度はないのだろうか。◆政府に2つの問題を指摘したい。1つは巨大なパワーを持つ自動車と電機産業への配慮はするが、住宅の購入促進策はなぜ行わないか、という点。もう1点は住宅政策は本来、底辺への購入補助と省エネ促進のための誘導策の2本立てであるべきなのに、なぜ富裕層に手厚い減税策などしか出てこないのかという点。◆人が生きている以上、住居費は必ずかかるものだ。それがマイホーム購入の支払いでも、家賃でも、どういう形であれ住むための費用はかかる。そして日本は戦後一貫してマイホーム取得促進政策を推し進めてきた。ところがここ数年、マイホームの夢が遠のいている。では賃貸で住み続けるか、中古のマンションでも買うか。戸建てに関しては居住水準がかなり上がったものの、賃貸は狭くカビなどで不衛生。中古のマンションも賃貸よりはいいがやはり狭い。早い話、日本は戸建て以外の住宅は、居住環境が低いのだ。◆そういう現状でわれわれはどんどんマイホームから遠のいてしまう政策を目の当たりにしている。家を建てれば家電も場合によっては車も買い換えるのに、車と家電の買い換え促進だけではすそ野が広がらない。家電や自動車については物知り顔で燃費やエコを語るのに、住宅の燃費への関心の低さはどうだ。まあ住宅ローン減税があるにはあるが、違うんだよなあ。国の住宅政策はずれている。

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2009年03月30日(18:11)

1月の暖房費7万円超え

◆前の記事のコメントに、長々とテキストを入れました。「気がつかない危険が身の回りにごろごろある。実は住宅も同じで、気がつかないと寒い家をつかまされるかもしれない。本当は住宅も食品も、消費者が気がつかなくても安全・安心な商品が提供されるべきだと思います。しかし現状がそうでないことを消費者は知らない。この問題はとても大きな問題だと思うのです。」この一例を紹介します。
◆多くの消費者は住宅性能はどこの会社も同じで、変わりはそんなにないと思っているようです。では、今年1月の暖房費が7万円を超える新築住宅があることをご存じでしょうか? 5万円超えはいまや珍しくないという声もあります。正直言ってひどい現状が一方であるのに、そんなことを知らずに消費者は家を買って(建てて)いたりする。建築業者も建てたもの勝ち、受注したもの勝ちの無責任さ。

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2009年02月06日(15:19)

道庁というお役所

◆今日は午前中、北海道庁・建築指導課に取材に行ってきました。北方型住宅ECO(国から200万円もらえる補助金事業)がらみ。「21年度もやりますよー」みたいなことを言っていたにもかかわらず、やめるとおっしゃる。新しく民間に動きが出てきたからだという。国の補助金をもらうために、2年目以降も道庁が中心となって動く必要があるとは思わない。それこそ民間の甘えであり、2年目以降は自立すればいいとも言える。ならば、「2年目以降はやめます」と宣言した上で、新しい受け皿を募集すればいいのではないかと思うが、今回の話はそうではない。「民間で動きがあり、相談を受けている。もしそちらが動くならどうは2年目以降はやめます」とおっしゃる。がその民間団体は、「道からの要請を受け」というとても重い意味の一文を入れて発起人会への参加を住宅会社に文書で促した。◆小生はこういうやり方がどうしても好きになれない。だから道に取材に行った。取材を受けている担当の主幹は歯切れが悪い。揚げ句の果てに「何か責められているようですねえ」とおっしゃる。小生は「そうですねえ、苦しいそうですねえ、どうしてですか」とたずねた。◆道は「要請」していないという。じゃあ「道からの要請を受け」という参加依頼文書はいいのですか? ダメならどうするんですか。放置しておくのですか、それとも何かするのですか?-とたずねました。道が推進する「北方型住宅」という枠組みを使う以上、一定の指導は行う。担当主幹は明言しました。◆こういう裏取引があるのではないか、出来レースではないかと疑わせる出来事が、道庁と民間との間でときどきある。当社はそのたびに取材に行く。当社が行政のチェック機能を失ったら、もう誰もチェックしなくなる。そう思っているのだが、今どき時代遅れだろうか? 少なくとも自分と当社の生き方として、使命は果たしたいと思っている。

カテゴリ:辛口 |

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編集長 白井 康永

北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、“豊かな暮らし” を実現するために発信を続ける。地域の崩壊、高齢化、地球温暖化というかつてない激流の中で、自分自身も豊かな生き方を目指したい。 1963年生まれ(48歳)、北海道・札幌市出身。血液型O型。
2女1男の父としては、果たして合格か?? 夫としてはNG? 休みの日にやってること:スキーとジョギング(いずれもヘタレ)。

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