2017年05月16日(17:03)

悲しい事故.札幌から函館に向かった陸上自衛隊機、北斗市の山中で発見

昨日、悪天候の中、緊急搬送の依頼を受けて札幌・丘珠空港から函館空港に向かっていた陸上自衛隊のプロペラ機が遭難し、一夜明けて今日、機体の一部の発見に続き、乗員4名の遺体も発見されたそうです。
救急患者を札幌の病院に搬送するために飛んだとのこと。

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昨日はガスと強風。報道によると高度900mを飛行していたはずですが、墜落地点は標高300数十メートルのエリアのようです。
国土地理院の地図を頼りに墜落地点を探してみました。
地図のように、これだけの広範囲を捜索し、最後は徒歩で捜索に入っていた北海道警察の職員が機体の一部を見つけたそうです。

テレビニュースを見ると、袴越山(616m)から続く尾根の下に激突したように見えます。
お悔やみ申し上げます。

北海道知事からもお悔やみの言葉があると、亡くなった自衛隊員さんの家族や、搬送される予定だった患者さんとその家族も少し救われるのではないかなと思います。

すごく悲しい事故で、書かずにおられませんでした。

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地図の位置が違うようです。
山頂から川をはさんだ対岸の模様。
 
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ここか、送電線が走っている映像があるので、下の地図のエリアかも。
 
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このように、山の中では正確な位置を特定することも難しい作業です。
住所がないからです。
現代は、GPSのおかげで緯度・経度情報を共有することもできますが、通信エリア外という場合もあり、慣れた人がいないととてもたいへんな捜索になると思います。

カテゴリ:日記 |

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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