2014年10月

2014年10月31日(18:21)

北海道の電気料金が明日から上がります。

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皆さんそれぞれに節電の工夫をされていると思いますが、いよいよ、明日・11月1日(土)から電気料金再値上げです。

今回の値上げがどういう意味を持つか、とても分かりやすい例があるので、ここでお示ししますね。

当社の電気料金が値上げ後にいかほどになるか、ほくでんさんにお願いして試算してもらいました。
値上げ後の価格は、軽減期間ではなく、本格値上げ後の来年4月以降の単価を適用しています。

当社は3つの電力契約をしています。
1.従量電灯:一般家庭と同じく、電灯やパソコンの電力に使う。
2.低圧電力:業務用の冷房機専用。
3.ホットタイム22ロング:暖房専用。

どの料金がどのくらい上がると思いますか。
やっぱり日常使う1の従量電灯が大きく上がりそうな予感がしますよねぇ。

以下が試算した値上げ分の差額です。
 
 
 
 
 

1.19,521円(月平均1,627円)
2. 1,595円(月平均133円)
3.48,075円(月平均4,006円)

そうです、暖房専用の電気代がものすごく上がるのです。これが値上げの本当の意味です。
なぜこのようなことになるのか。その理由は、前回も今回も電気の使用量が多いほど、値上げ額が大きくなる設定だからです。

ボクたちは、電気に依存しすぎていたのかもしれませんね。

自宅や事務所の電気代が気になる方は、ほくでんに問い合わせてください。書類で試算表がもらえます。

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〈会社にはなぜか立派な白菜と大根、ほうれん草も。なぜか心なごむわ〉

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2014年10月30日(16:36)

あなたの家、ゴミになるかも!?

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という挑発的なタイトルのセミナーがこんどの日曜日・11月2日、南北海道・北斗市の総合文化センター「かなでーる」で開かれます。

タイトルは挑戦的ですが、深い意味が隠されています。これから建てる家が、建築費の安さや斬新なデザインだけに引かれて建てるとしたら、20年~30年後にその家は誰か他の人に住んでもらうことができないかも、という謎かけです。
この考え方は、僕がいつも話している「住居費は住宅ローンと光熱費の合計である」という考え方、そして「いい家とは、30年後もいいと思えるデザイン、充実した機能と性能、妥当な価格、いい立地」といういい家の定義にも沿った考えです。

当日は道南の市民を対象にして、地元有力工務店のグループ「イーハウジング函館」のメンバーが説明します。
自分は講師として14時から1時間弱、そのあたりをの話を講演することになっています。
函館近郊・道南地区の皆さま、よろしければぜひお越しくださいませ。
チラシはこちら。2014_1102flyer.pdf

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2014年10月27日(13:58)

暖かくて暖房費が安い賃貸アパート

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賃貸アパートの完成内覧会に顔を出してきました。
戸建てもアパートもたくさん余っている時代。不便な物件、古い物件はどんどん空き部屋になっていくといわれています。

住み手の立場でいえば、快適で家賃が安いことがいちばんの条件です。ただ、快適の中身は人によって違う。ペット同居可だったり、いつも暖かいだったり、すぐ近くにコンビニがあることだったり。

今回のアパートは、暖かくて光熱費が安いことを売りにしています。断熱は現在の省エネ基準をはるかに上回る高断熱レベル、暖房は全空間をエアコン1台で夏も冬もまかないます。室内換気は機械を使わず自然の力だけで換気を行うパッシブ換気。賃貸の物件は、offにされる危険がある機械換気よりもパッシブ換気が向いているかもしれませんね。

アパートも耐久性が高い建物で住人が快適に、オーナーは長持ちする資産を形成するという試みです。
 

取材を終え、この日の昼食は、翌日のマラソン大会に備えて、炭水化物を体内にためこむカーボローディングのためのメニュー。ぶっかけうどん大におにぎり。ちなみに夜はもち米も追加して赤飯とうどん。
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満を持して臨んだ大会は、季節外れの暑さにやられて去年よりタイムを落としましたが、順位的には下から20%を飛び出し、予想以上でした。

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2014年10月24日(19:34)

久しぶりに自分ですべて取材して、記事を書きました。

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温水セントラルヒーティングについての記事です。
ボクの記憶の限り、温水セントラルヒーティングに関する記事って、ある意味当たり前すぎて、あまり掲載した記憶がありません。それを今回取り上げたのは、温水セントラルヒーティングが新築の暖房方式として復活してきたからです。

これまでも落ち込んでいたわけではありません。ただ、少し減っていたとみられます。それが、現時点では札幌圏で圧倒的ナンバーワンだと思われます。

ただ、これからはエアコンやストーブとの組み合わせや、太陽熱温水の利用など、いろいろな変化があるかもしれません。そういう変化に適応しながらも、温水セントラルヒーティングは北海道の暖房方式として生き残っていくのではないでしょうか。

最近は北東北でも「温水セントラルヒーティングをやりたい」という声を聞くようになりました。価格面や施工力の問題もありますが、冷房よりも暖房中心の地域は、セントラルヒーティングを検討してみてはどうでしょうか。

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2014年10月23日(18:06)

健康にいいことを、人はなかなかやれない

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ランニング・マラソンブームです。
ボクも(めずらしくブームに乗って?)雪のない時期はボチボチ走っておりますが、登山者もこのところすごく増えています。
ダイエットのため、健康のためランニングを始める、山登りを始める人が多いと思います。
でも、始めるとわかるのですが、ランニングはケガの危険がありますし、登山は近場の里山であれ、リスクはつきものです。メタボからは解放されるかもしれませんが、ケガなど違った不健康を抱え込む可能性が高いのです。
本当に健康にいいのは、毎日1時間のウォーキングだとも言われています。

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当社のKくんが先日、じつに的確なことを申しました。
「健康のために身体を動かせる人は少ない。歩くことがもっとも健康に良いが、つまらなくて継続できないのだ」

Kくんの言う通りだと思います。毎日1時間のウォーキングを続けるのは、ものすごく難しい。同じく、スポーツジムのランニングマシン(トレッドミル)で毎日10km走るのは、ものすごく難しい。
どっちもつまらないからです。つまらないことを継続するのはちょっとね..。「走るなんてツライ」とおっしゃる人もいますが、つらいことは達成感に変わる可能性があり、ひとはどこかつらいことを楽しむマゾ的性質もあります。

しかし、毎日1時間のウォーキングを実践している人をボクは知っています。すごく意志の強い人です。やるべきことをやりきれる人です。

歩いているだけじゃ運動能力は向上しないと思うかもしれませんが、一般人のレベルとしてはかなり高くなります。
毎日1時間歩けば、1ヵ月で延べ約150kmのウォーク!!
1ヵ月で150km走るランナーは、フルマラソンで4時間を切る「サブフォー」といわれるスピードランナーの領域に入ってきます。すごい運動量なのです。

で、このブログは何を言いたいの?? 書いているうちによくわからなくなりました(笑)。

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2014年10月21日(08:30)

価格以上にいい出来だ!

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10月19日(日)、朝のランニング8km、スタッドレスタイヤへの交換を終え、女房と2人のパスタランチを済ましてから、この日で公開終了のオープンハウスを見に行きました。
 
ここは注文住宅メインの会社ですが、今回のオープンハウスは企画住宅を専門に扱う部門です。ちょうど見学者が切れたタイミングでY部長に話をうかがいました。
Y部長、話の端々で笑顔がもれる。今回のオープンハウスは、価格帯、家の出来、プランのいずれにも手応えがあるようです。
・お客さまが探している価格帯に入ってきているか
・ご覧いただいて、「これはいいね」といっていただける内容か
・プランはご要望にこたえられているか
-この3点を特に意識しておられるようでした。
 
ボクは単純に価格以上にいい感じだと思いました。
何かを購入するとき、この「お値打ち感」がとても重要ですよね。
Y部長の笑顔も納得のおうちでした。

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2014年10月20日(18:28)

小上がりがいいなと思った51歳の秋!!

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10月17日(金)、知人の家がほぼ完成し、見学に行ってきました。白井と同年代の知人なので、コンセプトはこれから老後を夫婦2人で暮らす家、遊びに来た孫が喜ぶ家、かな。
白井的にいいなと思ったのは、小上がりのタタミ部屋と書斎。単に畳が敷いてあるからいいのではなく、小上がりがいいなと思ったのは、やはり年齢のせいでしょうか(笑)。
一方の書斎は、まだまだ仕事人生の途中で、ホームオフィスとしてなかなかに落ちついた空間だったのでした。


電気ポットをやめて昔の保温瓶に代えた会社では、手間なし・便利という暮らしを変えることが求められていることに気がつきました。電気を使えば手間なし・便利です。それを求めてきたのがボクたち現代人です。
手間なし・便利を追求しすぎないこと。それがこれからの個人と社会に求められているのかもしれませんね。

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2014年10月12日(15:05)

電気ポットはやめよう!

10月3連休の中日、ちょっと会社に出てきて仕事しました。
先日の市内取材の原稿整理、12月の講演会の見積もり作成、あったかリフォーム倶楽部の新しいホームページ案、住宅会社さま施工事例の整理、会社訪問記記事の整理など。
どれも小さな仕事ですが、先週終えられなかったものばかり。

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カップラーメンを作るためにお湯を沸かそうと思って、ふと思いました。
「電気ポットはやめよう」
つくったお湯を維持するためは保温瓶を使えばいい。
Amazonでは、2リットルクラスを3000円ちょっとで売っていますね。
つけっぱなしの蛍光灯照明もLEDにかえて使わないときは消すようにしよう。

今週のホームページセミナーもちょっと気になっている白井です。

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2014年10月06日(19:46)

10月最初の土曜・日曜

土曜日はあったかリフォーム市民セミナー、日曜日はるるる♪キッチンガーデンくらぶの稲刈り&デコ巻き寿司教室でした。

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リフォームセミナーはここ数年、ずっとやり続けてきましたが、今回はこれまででいちばんの成果があったように思います。
 
参加いただいた人数では、これまで30人以上ということも何度もありますから、先週土曜日はいちばんではありません。
一番の理由は、
「外壁の張替は断熱改修のチャンスです」という今回のセミナーのメッセージが、地域の皆さんに伝わった上でのご参加だったことです。
 
ご質問やご相談内容を伺うと、参加者の多くが外壁張替を検討しておられるご様子。そのとき、確かな技術でリフォームすれば暖かくなります、というお話をさせていただくことができて、
参加者のお悩みの内容に対して、ストレートにお答えできた実感があったのです。
 
 

翌日・日曜日は石狩市で稲刈り&デコ巻き寿司。2年連続で協力いただいている水田農家の田中さんは、快く迎え入れてくれます。それが本当にありがたくて、ボクはそのことをもう少し参加してくれた皆さんに伝えられたらいいな、と思うのですが、今回はうまくいきませんでした。
ただ、カマを使って稲刈りをするイベントを無事に乗り切って、まずはホッとしました。
子どもたちは田んぼで遊ぶことが楽しい。大人はイネを刈って、さらにはさがけするのも楽しい。大人も子どもも楽しい稲刈りでした。
 
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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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