2010年2月

2010年02月25日(12:50)

エコポイントの"おやおや?"

ヘンな話が出てきました。


1.新築でもらう予定のエコポイントをその新築に使うとき、別の契約書になっていなければならない。
別になっていればキッチンでもいいそう。すなわち、本体工事からキッチンをはずした契約書と、キッチンの契約書が必要。


2.エコポイントを断熱には使えない。
断熱に対して評価する制度なので、得たポイントを付加断熱などには使えません。


3.掃き出し窓やテラスドアはエコポイントの対象外です。
出入り口にも使われるこれらは、窓とは言えないからです。


国土交通省がこう指針を示しているそうです。
皆さんはどう思いますか?

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2010年02月24日(13:34)

住宅コストをトータルで1/10に!!

しばらくブログを放置プレイしていまいました。
いつものように"そのとき"はとつぜんやってまいります。
順調に書いてきたのですが・・・。


この1週間では、20日、21日の2日間、定山渓温泉で北海道と東北の工務店が集まる「北方圏住宅サミット」が開かれました。主催者によると150人ほどが集まったそうですから、たいしたものです。


さてさて、もっとも印象的だったのは、22日・月曜日に取材に訪問した植松電機@赤平市の植松努専務。『住宅コストを10分の1に引き下げる研究を始めているらしい』
そう教えてくれたのは由仁町の伊藤さん。小生とは予備校の同期なのです。


100224uematsu.jpg
約1時間半、植松さんの構想を取材しました。いや、構想ではなくすでに動き出しています。今年の夏に要素技術を集合させ、来年には実際に建設するそう。


住宅から排出されるエネルギーのムダをなくしていくプロセスは、じつにおもしろい。しかもハイテクは使わずに。
ポイントは建設コストの引き下げ、断熱と熱回収によるエネルギー効率の引き上げ、そして高耐久化。トータルで1/10にめどはついたそうです。


植松さんはすごいです。北海道知事にすべきかもしれません。


ちなみに植松さんとは、民間でロケットをつくっちゃった人です。「思うは招く」。ムリと思った瞬間に脳が固まる。北海道の"いなか"で宇宙開発を本気でやっているすごい人です。


「1/10が実現したら仕事がなくなる」的発想から「仕事をつくりみんなが豊かに」へ。

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2010年02月12日(14:57)

ばんけいスキー場を褒めるとき??

100212_bankei.jpg2月11日(祝日) 札幌ばんけいスキー場はレッスン半額デー。たくさんのレッスン生が集まっておりました。
オーナーが変更し、今シーズンを前にした昨年11月から12月にかけて、スキー場はいくつかの設備投資をしました。
そのひとつが写真右に写る新築のハウス。プレハブですが新築はやはりいい。ここに休息所とスキー学校の受付、2階はコーチたちの部屋になっています。


息子と2人、やや遅めにつき、ブーツを履いていると「しらいさん」と声をかけていただいたのはkikuchiさん。
ときどきコメントをカキコしてくださってます。
この日は娘さんのスクール帯同だそう。この写メに写っていますかー。写っているはずですよー。
何せ同年代なもので、同じ場所にいるだけで共感してしまいます。声をかけてくださって、とてもうれしかったです。


ばんけいスキー場は経営が変わり、小さなことも変化があります。例えばウエストハウスには、あるマンションの小さな販売ポスターが登場しました。
スクールに通う子供たちを待つ両親・祖父母のために、お昼ご飯の出前サービスもスタート。
そういうのって、がんばってるなあと思うのです。


当社もがんばってますよお。
「うちの新聞を取らなくても、住宅会社はつぶれないよね。それって、なくてもいいってことだよね」(by編集長)
そういうところからスタートするゾ、というのが新春の決意。
ほんとうに「求められる」というのは、お金を出して買っていただける方がどれだけいるかです。いうまでもありませんが。
それをついつい「いい新聞だよね」みたいな言葉でいい気分になってしまうのです。
「いい新聞だよねは褒められたワケじゃないゾ」これも新春の決意。


北海道住宅新聞を褒めるとき、今年は「えげつないね」って言ってください(笑)。

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2010年02月08日(17:45)

足首が痛くなる

100208_ashikubi.jpg冬場の運動不足解消のため、ときどき小走りしている。20分程度でつく距離なら歩く。生まれ・育ちとも北海道なので、アイスバーンの上でも走ることができる。
ところが、走り出して数歩目に足首に激痛がはしることがある。あわてて足を止める。最初は『骨折か』と思った。一瞬だけの痛さで、その後はとくに傷みが尾を引くわけではない。しかし、1回だけの出来事ではない。先週土曜日の朝も地下鉄の階段を走っていて痛みがきた。
理由はよくわからない。どうやら準備運動もしないで走ることで、かたまっているカラダが警告を発するようだ。


アスリートでもスポーツ愛好者でもないが、ケガなくそれなりにカラダが動く状態をキープしたいものだ。


(痛むのは右足首なのですが、写真なしにつき・・・。)

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2010年02月05日(12:55)

住宅版エコポイントについて

100205-6.jpg先日、当社ホームページをご覧になったという方からお電話をちょうだいしました。
最初の質問は「エコポイントをもらえない住宅はどのくらいの比率ですか?」とたずねられましたが、ご質問の趣旨は


「今計画中の家がエコポイントをもらえないと住宅会社から聞かされた」

という相談内容でした。10年前に制定された省エネ基準をクリアできない住宅と、それを設計し受注しようとしている住宅会社に対し、心底不安を感じたようでした。


小生はいつ、誰からたずねられてもこう答えています。
新築住宅のエコポイントは、『液晶テレビを買ったらエコポイントがついてくる』と同じです。エコポイントがつかない住宅は、ちょっとあり得ないと言い切っていいでしょう。と。
家を建てたら全員もらえるプレゼントです。


でも、国はエコポイント取得を義務化しているわけではありませんから、最終的に選ぶのは消費者です。
ただし、問題は30万円だけではなく、毎年続く光熱費のほうが深刻かもしれません。
お電話の方にこうお話ししたら、「そうなんです」とおっしゃっておりました。


いずれにしても、住宅エコポイントは省エネ誘導という国の政策目標のために働いたことは確かです。

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2010年02月03日(22:20)

新聞を取らない家庭

今日の札幌は一日、本当に寒かったですね。マイナス10℃からほとんど気温が上がらなかったようです。ただ、朝7時に家を出たときは、風がなかったおかげで意外と寒くありませんでした。むしろ昼過ぎのほうが寒かった。息を吸い込んだらむせそうになる寒さ。
そんな今日の朝、思ったことを備忘録として書き留めておきます。


玄関を出るとうっすらと雪。その上に新聞配達さんの足跡だけが残っていました。バス停に向かって歩き始めると、今朝はどの家も除雪をしていません。降雪が少ないからです。
玄関先を見ながらふっと気がついたのは、足跡がついた家とついていない家があることです。足跡は必ずしも新聞配達さんとは限りませんが、足跡がないことは新聞が配達されていない家と見なすことができるでしょう。
そう気がついてから、1軒1軒、注意深く見て歩きました。バス停までの家は、そうですねえ、30軒弱でしょうか。およそ1/3は朝刊を取っていないと思われます。


新聞離れがすごいスピードで進んでいると言われています。小さな新聞社である当社も無関心ではいられない話題。もちろん、わが家の近辺が平均的であるとは言えないのですが、それにしても単身世帯ならともかく、持家でこれほどまでに非購読者が増えているとは・・・。

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2010年02月03日(12:58)

雪まつり会場をうろつく

100203yukima.jpg仕事をサボってうろついたわけではありません。たまたま、昨日は大通に縁がありました。
お昼過ぎに地下鉄大通駅で下車し、最後の追い込みに入っている雪像づくりを遠巻きに見ながら7丁目まで歩く。帰りは再び7丁目からこんどは反対の南側を歩く。寒い日で、市内の温度計がマイナス5℃を表示していたそう。ほんとうは1丁目まで歩こうと思ったのですが、寒くて地下にもぐってしまいました。
日が暮れてからは大通18丁目まで地下鉄で移動し、22丁目まで歩く。帰りも同じ動線で地下鉄に乗り、再び大通へ。夜の雪像をチラ見しながらビルの地下に消えましたとさ。


行ったり来たりでいろいろあったのですが、印象に残ったこと第1は、とけまるくん改め「ゆうらく」の説明会に予想を上回る人が集まったこと。燃費ゼロというにわかに信じがたいロードヒーティングですが、関心は高いと改めて感じました。
もう一つは、インターネット通販に取り組む札幌の「共栄水産」という会社の山室さんのお話。インターネット通販は「寝たら負け」、「クレームから逃げたらリスクはされに大きくなる」、「メールに即レス」「サイトデザインはかっこいいだけじゃダメ。そのさじ加減が微妙に難しい」。(表現等、完全再現ではありません)


しびれましたなあ。本気でやっている人は、迫力が違う。
なお、雪まつりは5日(金曜)開幕です。

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2010年02月01日(19:46)

予測記事

100201yosoku.jpg昨日の日曜日は久しぶりにのんびりしました。年明け以降、家にいた休日はなかったので、原稿を1本仕上げ、昼食時間には夫婦の会話なるものを試みてみました。そしてしっかり昼寝も。


書いた記事は2010年の着工予測です。この時期は着工予測記事に需要があり、ほぼ毎年書いております。今年はエコポイントがあり、昨年11月時点の予想を多少上方修正いたしました。


昨年の2月5日号では、「全国で100万戸割れ、北海道は31,000戸台」と予測記事を書きました。この記事に対し、当初は「白井さーん、大胆な記事書いたねえ。この記事当たったら業界がなくなるねえ」なんていわれました。
4月になると「白井さーん、あの記事だけどどういう根拠で書いたの」とたずねられるようになりました。
6月ころには「白井さん、あの記事当たるかもね」と5ヵ月を経て大きく評価が変わりました。
そして10月、11月ころには「来年はどう見てるの」と聞かれるようになりました。
そんな成り行きがあったものだから、昨年は一年中、着工予測をやっていた気分です。


ただ、はずれることもありますよ。たまたま去年はかなりいい線いっただけです。それが大きな落ち込みの年だったので、皆さんが関心を持ってくれたのでしょう。
今年も当たるという保証はありません・・・。精進いたします。
by予想屋

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PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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