2009年12月

2009年12月30日(22:28)

今年一年、お世話になりました。

今日の夕方、今年最後の打ち合わせが終わりました。ふだんはなかなかお会いする機会のない方で、無理を申し上げてこの時期に時間をとっていただきました。
2時間ほど、いろいろなお話をしました。ちょうど、太陽が山に落ち、光の色が青くなっていく時間でした。そして気がつけば窓の外はすでに漆黒。冬至を過ぎたとはいえ、まだ昼が極端に短い12月です。


雪の季節になると、真っ白いはずの雪がいろいろな色に見えるから不思議です。真っ青だったり、証明に照らされてオレンジ色だったり。


そして今年もあと1日。皆さん良いお年をお迎えください。
天気が良ければ、小生は初日の出スキーに出かけるつもりです。


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今日訪れたスーパー。冷凍庫の前に立つと、とつぜん庫内の照明がついた。「おやっ」と思ってジロジロ観察した結果、すごいことがわかった。この冷凍庫は三菱電機製で、照明はセンサー感知のLED、ガラスはなんとトリプル仕様・触っても冷たくない。超高断熱・省エネ冷凍庫なのであった。手前が照明ON、奥がOFFの状態。

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2009年12月28日(16:36)

皆さんのこの1年の仕事は順調でしたか?

小生は予想以上にうまくいった部分と、予想通りうまくいかなかった部分がありました。
予想以上は、新規事業の2つ。1つはもちろんこの春にスタートした「札幌良い住宅jp」です。かなり投資もしましたが、アクセス数は予想以上に伸び、1年目としては上々のすべり出しだと思います。
もう1つは、コンペで取った「プラクティス」という政策情報誌。絶対に取るという意気込みではありましたが、何とかうまくいきました。そしてその取材もなかなかに刺激的。
いずれも今年はたいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


一方うまくいっていないのが、さらなる新規事業です。予想通りメドが立っていない。これについては来年中にがんばるゾと意気込んでおります。大いに議論し、試行錯誤し、失敗もしながら、新しい道を見つけていこうと心に誓う2009年末。

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北海道大学の工学部に完成した新しい建物。今年できたらしい。自分はこういうかっこいい系の建築を見ると、入ってみたい衝動とケッと否定したくなる衝動が入り交じる。この建物には入ってみた。

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2009年12月25日(10:02)

すべて「もらいもの」の「うまいもの」

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栗山町の栗まんじゅう。「美津和商会」でweb検索すると、意外やしっかり出てくる。B級の実力者ですね。
これがなかなかにおいしかった。そしてあっという間に1箱が消える。


きびだんご。これもかなり実力あるB級と申せましょう。子どものころから好きだったなあ。叔父はこのきびだんごを持って渓流釣りに出かけていた。その叔父も今は闘病中なのだが・・・。
栗山町には、「北の錦」という地酒もある。北海道一の呼び声も高い。小生は贈りものにも使う銘柄。


そしてラストが長澤農場の北海道米「おぼろづき」。この新米もおいしかった。炊きたてがキラキラしていて、それがウイウイしくて、ほおばる前になぜか恥ずかしくなった。この心のざわめきは一体何なのだろうか。
食べるたびにその感動がよみがえる、不思議なチカラのあるお米だった。
http://www.farm-nagasawa.com/


実は長澤さんのご一家が、ある方の紹介でわが家を訪ねて来てくださったのです。この11月、山形から帰った翌日のことでした。


北海道・栗山町。うまいものが多い。

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2009年12月24日(14:12)

メリークリスマスをすべてのブロガーへ


少々心配されたが、今年も白い冬がやってきた。
まずそのことに感謝したい。
そして、せつなく厳しかったこの一年をどんなかたちであれ生き抜いたことを、ともに喜びたい。
今日という一日を大いに楽しめますように。


願わくば、今日より明日はいいニッポンになりますように。

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2009年12月22日(10:45)

サンタさんは意外と「深イイ話」をする

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昨日、今日とぽっかり書くことがなくなった。先週がバタバタしていたせいか、月曜、火曜と会社にいるのにむしろ何も浮かばない。


写真はある住宅会社を訪ね、社長室においてあったもの。打ち合わせなどで会社を訪ねてくれるお客さまに、サンタさんの帽子をかぶった社長さんがクリスマスプレゼント!? 中身はスイーツだそうです。
「忙しいのにわざわざ来ていただけることに感謝。その感謝をかたちに、喜ばれる贈りものを」。
うーんではなく、この話じつは「深イイ」のです。
不況のなか好調なS社から、白井が報告いたしました。

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2009年12月20日(06:34)

ローマ人と凡人

118166.jpg昨年から読み始めている「ローマ人の物語」がようやく西暦で紀元後1世紀に到達した。オクタビアヌス=アウグストスと呼ばれる皇帝が死を迎えるまで。
中学・高校と世界史が苦手で、それゆえ古代ローマの何たるかすら知らなかったのだが、この人たちは本当にすごい。
紀元前数世紀の時代に数万人単位の軍隊を編成し、陸路・海路で戦闘行為を行う。勝てば戦後処理と地域経営、負ければ軍団再編成。
戦争によって得られたものは、乱暴にいえば「平和」ということになる。ローマという国・政治を西ヨーロッパから地中海沿岸地域に広げることで、結果として戦争のない世の中と、それによって可能となる貿易を盛んにする。


「人は見たいと欲する現実しか目に入らない」これはカエサル、すなわちジュリアス・シーザーの言葉だそうだ。
われわれ人間には五感があって、目で見、耳で聞くことができるのに、じつはこういった感覚器官も感情で支配されていることに意外と気がつかない。ついつい見えていることだけが現実だと思い込むが、シーザーにいわせればそれはみたいと欲する現実だけ、ということになる。


かく言う小生も見たい現実しか見ることができない凡人である。「ローマ人の物語」の作者、塩野七生さんによれば「知性」が欠けている。


ついででございますが・・・
何となくの勢いで、タイトルバックとともに、タイトルそのものを変えてしまいました。
ニュータイトルは「編集長の足あとブログ」。
写真を撮りながら思いつきました。
ハッキリ申しまして、ただの思いつきです。


これからどんどん足跡を残そうと思っています。
まずは雪の上で・・・。うーっ 冷たー!!


写真はカラマツのフローリング、試作品です。ボクはとても気に入りました。特殊加工によって傷もつきにくい。温かみと傷のつきにくさを備えた付加価値建材として、目下開発中だそうです。

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2009年12月17日(18:29)

断熱改修にエコポイント

091217_IMG_4579.jpg091217_IMG_4592.jpgつきそうですよ、断熱改修にエコポイント。確定情報は来週のクリスマス・イブまでにはリリースされそう。


エコポイントで新築住宅が増えるということは、あまり期待できない。まあ、テレビを買い換えたらポイントがもらえるわけですから、家を建てたらポイントがもらえる、というレベルで理解しましょう。


改修については、エコポイントが大きな後押しになるのではないでしょうか。ただのリフォームなら何ももらえない。でも断熱改修するとポイントがもらえるうえに、暖かく快適になる。断熱材のお代は国が出してくれる。


機器に対してではなく断熱に対するエコポイント。
これは一歩前進かもしれません。


(旭川の雪景色と小生のくさそうな足。踏みしめているものについてはまた改めて。)

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2009年12月16日(18:30)

愛読誌「フォーサイト」消える (ノД`)・゜・。

数年来愛読している「フォーサイト」(新潮社)という会員制雑誌が、来年3月発刊をもって休刊だそうだ。時事通信が伝えている。


いい雑誌と、存在意義のない雑誌から消えていく世の中ですが、フォーサイトはいい雑誌の部類だと思います。
書店に並んでいないので知らない方も多いと思いますが、各界の論客が国際的視点から世界と日本の今と未来をレポートする時事雑誌で、市販されている雑誌とは完全に一線を画した、ウケ狙いの記事がない本格的内容だった。


記憶に残っているのは農政について寄稿した山下一仁氏の原稿。この方は農水省のキャリア官僚を退職してすぐに寄稿している。中央官庁にもグランドデザインを描いている優秀な人がいることをはじめて知ったし、何より「米市場を開放することが競争力を引き上げる」という、ちまたではまったくきかれない論法を根拠をもって語っておられた。その後、今年の夏前にこの考え方がときどき新聞などにも載るようになった。


考え方や視点、そして人物をこの雑誌を通じて知った。
残念だなあ。

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2009年12月13日(06:38)

自然エネルギーと日本の進路

SBSH0036.jpg12月12日土曜日
午後から副編とシンポジウムに参加した。お題は「25%削減と自然エネルギー社会への道筋」。
事業仕分け人を務めた飯田哲也さん、北海道選出衆議院議員の逢坂誠二さん、そして今やベンチャー企業の社長でもある大友詔雄先生などといったパネラーの顔ぶれ。主催は北海道グリーンファンド。


お題からもわかるように、鳩山総理が宣言した温室効果ガス削減の目標を達成するために、日本の全産業と主に電力エネルギー、そして政策はどうあるべきか、というかなり難しい議論です。


なにせ午後1時から終了は時間延長して5時半までという長丁場。収穫がありました。


主催者は、市民が出資して発電所(風力)を建設し電気を作っちゃうという取り組みをやってきたNPO。その成り立ちからいえば市民活動家のグループで、平たい言葉で言えば「左」のよう(パンフを見て知りました)。
パネラーの一人にはほくでんの偉い方。コーディネーターは日経新聞の編集委員ということで、そういう意味での議論に深入りしないバランスと、日経にしては突っ込んだコメントもあり(失礼)、いいコーディネートだったと思います。


飯田さんはものすごく物事をはっきり言う人でした。事業仕分けで、太陽光発電への補助を切った理由も語っていましたが、考え方が一貫している。その理由はここで書くと長くなりそうなので、割愛(http://www.isep.or.jp/ に12/3づけでpdfの資料あり)。


ボクが興味を持ったのは、自然エネルギー、原子力、エネルギー安全保障という大きなテーマについて、これまで国に近い人たちからいっさい語られなかったことが出てきたという点です。


CO2削減を考えるとき、自然エネルギーと原子力が代替として出てきます。この2つは同時に推し進めるものか、補完関係か、補完関係としたらどういう補完関係か。コストはどうなのか。
自然エネルギー関係は世界的に見ればこの10年ですでに一大産業となっており、そこに日本の企業が加わっていないこと。それは政策の後押しがないから育たなかったことなど、まあまあ、でるわでるわ。

もう一つ。政府雇い(お抱え?)の学者のことにも飯田さんが触れていました。政権(本当は省庁?)のために都合のいい資料を作る学者がいて、ヘタをするとだまされる。
「悪魔は細部に宿る」(飯田)
いい言葉ですねえ。感心しました。もちろんこれは「神は細部に宿る」という言葉をもじったものです。


ボクは、以前も書いたことがあるのですが、2006年のスウェーデン・ドイツ視察のあと、原発は必要だという考えになりました。
https://www.iesu.co.jp/cgi-bin/ediblog/ec/ec_0.htm 3月のエントリー)
コーディネーターも似た趣旨の話をしていましたが、ボクは2006年の視察を終えてから、温室効果ガス削減問題を「エネルギーの安全保障問題」ととらえています。石油や天然ガス価格が高騰する、出荷停止される、そのようなことが起きる前にも問題があります。エネルギーを餌に、おどしやゆすりまがいの外交に屈してしまう(ロシアがウクライナへのガスパイプラインを止めたことがありましたね)。


省益や一部の人たちの利益ということではなく、われわれの生活の将来にわたる安全を考えて、タブーとか対立なくオープンに話し合うべきだと思います。
シンポジウムはそういう空気を持っていたように感じました。
(写真は休み時間です)


12月11日金曜日の夜は、北島さんの送別会を兼ねた忘年会でした。
北島さんは今年、ある会社の社長を退任して会長になり、その会長職もこの年末で辞して非常勤となり、3月末で長かった仕事人の生活を終えるそうです。
67歳。まだお若いですが、この潔さは北島さんのお人柄。20人近くが集まったのも、北島さんのお人柄。
8時で終わったあと、9時前のJRで帰る伊藤さんと30分だけの二次会。伊藤さんの大仕事、12日の結婚式での祝辞はうまくいったでしょうか???

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2009年12月09日(19:27)

今日もエルプラザ

091209_kawamoto.jpg「性能向上リフォーム技術セミナー」が開かれ、遅刻しましたが参加&取材しました。


全国各地にたくさんの住宅が建っています。そのうちほとんどは断熱・気密化されていない。耐震性もかなり怪しい。
これらの住宅を改修して、当然住み心地が良くなり、暖房費も少なくなる。


こんないいことがあることをまずは知ってもらわねばなりません。
そして技術の裏付けも必要です。
当然、納得できる価格でこれらが実現できなければ広がりません。


今日のセミナーは、かなり究極の性能追求型です。断熱・気密性能は新築と同じ。費用は既存の基礎と構造体を使うので、手間を差し引きしてもおよそ7割で収まると講師の方がおっしゃっていました。
新築で1,600万円とすると、1,200万円程度。
これを松竹梅の松とすると、梅は300万円くらいで暖かい住宅ができることでしょうか。


帰りはまた3km歩きました。今日は道クセせずにスタスタ・小走り。昨日より暖かかったのか、北18条でかなりの汗でした。

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2009年12月08日(20:09)

3kmの散歩

自動車通勤に変わってから完全な運動不足に陥っており、札幌駅北口のエルプラザで会合が終わったあとは、北29条の事務所までときどき小走りしながら歩いて帰りました。
飯がマズイ、カラダの切れがない、かといって地下鉄通勤は年末は少々ムリ、ということで・・・。
グーグルマップ上は約3km。まあまあの距離でしょう。会社に着く前、24条あたりから汗ばんできました。


冬とは言え雪はなく、気温もさほど低くありません。ちょうどいい感じです。おなかもすいてきましたので、今日の夜飯はうまそう。


政府からは補正予算の概要が発表になりました。いま、副ヘンが記事をまとめております。

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2009年12月07日(18:39)

先週の中頃から手をつけて、いまだに完成しない原稿があります。

広告の原案づくりなのですが、こんなに悩むのは数年に1度だと思います。
クライアント(広告出稿主)の気持ちはわかっているつもりです。でも、それをどうやって伝えれば届くのかがわからない。まったく思いつかない・・・。


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「換気」は目に見えませんがとても大切です。ところがいま、ほとんどの住宅会社は関心がない。あるとすれば省エネの観点から。本来的な換気性能の部分から関心が高まるような内容にしてほしいと依頼されているのですが、難しい。
この観点からは消費者対象のほうがやりやすい。


住宅会社が関心を持たざるを得ない状況やキーワードが見つからないのです。


こうしてみると、換気回数を0.5回/h以上と定めた建築基準法は、結果として守られていないヘンな規定なのではないかと思い始めました。法律の規定は「0.5回/h以上の換気を行う設備を設置せよ」となっていますから、設備があれば0.5回/h以上の換気を実際に行う必要もない、という解釈が生まれることは確かです。
しかし、それはまったく法律の趣旨を無視した話であり、シックハウス予防のために行うべき換気回数として、夏場のエアコン運転時に0.5回/h以上が必要だというのが法律の立場です。
だから冬は少なくしてもいい、といえばそうですし、現実に北海道では真冬に0.5回/h換気は寒い。わが家もケチケチで、今年はいまのところ換気回数を0.4回以下にしています。


これらはすべて居住者が勝手に行うことだから、建築会社側は関係ない。設備としての0.5回/h以上の用意ができていればいい。そうともいいます。
ただ、0.5回/h以上の用意ができていないケースもずいぶん多いといわれています。そうすると、居住者はいい空気を吸うチャンスを奪われているわけで・・・。


やっぱりあと一歩、あと一歩の飛躍が必要です。

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2009年12月05日(14:44)

土曜日の午後、少し落ちついて

ここに書ききれないくらい、いろいろな刺激を受けて、アウトプットには少々時間がかかるかもしれません。


「経営者は国が本気で取り組むと言ったこと(環境問題)について、少なくても関心を持つべきだ」(北日本精機 小林英一社長)
・・・すべき論ですから、裏返せばそうでない経営者が多い現実があるということです。
この言葉の意味を重く受けとめるかどうかは人それぞれだと思いますが、小生は重く受けとめました。なるほど。国が進もうとする道に最低限の関心は持っておけ。その進む道によって企業を取り巻く環境が変わるかもしれないから、という意味と、ニュービジネスという意味と、企業の社会的責任という意味と。意味は1つではないと思いますが、いずれにしてもなるほどと思いました。


091205_gatatan.jpg091205_gatatan02.jpg写真は北日本精機のホームタウン、芦別のガタタンです。塩味のスプに野菜や豚肉、こんにゃく、そして白玉が入った芦別限定B級グルメ。
宝来軒という店です。自分たちが来ている間にも、「留萌から」と話していたグループを含め、3グループがガタタンを食べに地元以外から訪れていました。
宝来軒がガタタンをメニューに入れていなければ、99%来ない客です。それをガタタンが連れてきてくれた。その光景を目の当たりにし、町おこしの現場証人になった気分でした。
なお、北日本精機とは特殊ベアリングを製造し世界に販路を持つ優良企業です。その会社が薪ストーブの製造に乗り出したのです。

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2009年12月03日(20:01)

エピルカのメンバーの月例会にはじめて顔を出してきました。

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エピルカとは、北海道、札幌に暮らす、女、妻、母であるメンバーが、豊かな暮らしをワイワイ考え・相談し・つくっているユニットです。


今日は1人欠席で4名。全員がつくることに楽しみを発見するタイプでした。
そんな彼女たちの楽しい生活はおいおい紹介するとして、
https://www.iesu.co.jp/ghs/epirka/


小生はコミュニケートするということの楽しさを少々感じて帰ってまいりました。立場上皆さんは初対面の小生に気を使っていらっしゃる。それをどこかで打ち破らなければなりません。単にあいさつに行ったわけではないからです。小生が飛び込むかメンバーが気遣いをなくすか。
記事としてどんな素材をどう表現するかの話になると、だんだん全員が自分と向き合う作業になっていきました。


数々の失礼な発言をしてきた小生が、それで楽しかったもないものですが、エピルカの考える北海道・札幌での暮らし・生き方は、もう一度見直されるべきだと思っています。それは、言ってみればバブル経済の前の日本、豊かさを享受しつつも何でも買って済ますのではない、ややゆっくりした生活。昔を懐かしむという意味ではなく、ライフスタイルとして。


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ハンドメイドのケーキもごちそうになりました。これがおいしかった。シナモンと??の香料が効いて、だいだいのピールとレーズンの相性も良く・・・。

カテゴリ:ひと |

2009年12月02日(19:40)

住宅版エコポイントが話題になっております。

今の段階では細かいことがわからないのですが、これまで真剣に高断熱・高気密住宅を推進してきたつもりの小生としては、心配な気持ちもあります。いや、現時点はまったく高断熱・高気密への推進政策がありませんので、何かやれば今よりは良くなるでしょう。


「景気が悪いのだから、わざわざ国民が望んでもいない性能(断熱性能のこと)を引き上げるためにコストをかけるなんて、景気を冷やすだけ。」
という考え方もあります。


いろいろな考えがある中で、どちらかに進まないといけないんです。みんなに気を配った中途半端な政策にならないことを願います。


ところで小生の大好きなスキーですが、温暖化が進んだ世界では真っ先にやめるべきレジャーとして、どこかのホームページに紹介されていました。だから、そうなる前に何とかしたいんですよ・・・。

カテゴリ:エコ化 |

PROFILE

編集長 白井 康永

家づくりを変えたいという野望を持ち、北海道住宅新聞、札幌良い住宅jp を中心に、少子化の激流のなかでわれわれが日本を導きます.時にひょうひょうと(笑).
北海道・札幌市生まれ54歳。血液型O型.新卒1年、専門学校に通う娘たち、高校を卒業した息子あり. 休日にやってること:のろまジョギングとテレマークスキー.

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