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2010年04月25日号から

太陽光発電2010 メーカーの戦略2 三菱電機

無落雪対応で販売増

20100425_03_01.jpg1.製品のPRポイント
 三菱電機(株)は、1996年に住宅用太陽光発電システム事業に参入し、98年から太陽電池の自社生産を開始した。太陽電池で発電した直流電源を家庭用交流電源に変換するパワーコンディショナは、同社の持つインバータ技術を生かして高効率化を発売当初から進めており、その変換効率の高さに定評がある。4kW用のパワーコンディショナの変換効率は97・5%。住宅用で最も効率が高いという。
 住宅用商品は、「ダイヤモンドソーラー」という名称で販売。多結晶シリコン太陽電池モジュールを4種類組み合わせ、切妻、陸屋根だけでなく寄棟屋根にも対応する。

2.今年の生産・販売量
 2月に長野県飯田市に太陽電池セルの第2工場が完成、今年度の生産量は前年度の220MWから270MWに増える。太陽電池モジュールの種類も、これまでの多結晶シリコンタイプに加え、より高効率な単結晶シリコンタイプが今年度中に加わる。2011年以降は、2種類合わせて600MWまで生産量を拡大する予定。
 納期は現在1ヵ月程度ということだが、今年度は道内での販売量が倍増すると見ており、「今後2ヵ月程度お待ちいただくことになるかもしれない」と話している。
 なお、6月から既存製品の一部改良を行い、同じ面積で発電量が約3%アップした新製品を発売する。これまで基本モジュール20枚で3・7kWだった発電量は3・8kWに増える。

3.システムの保証体制
 システム全体に10年保証が付く(パワーモニターのみ1年保証)。内容は、太陽電池モジュールの出力やパワーコンディショナの変換効率がJIS規定の条件下で一定割合を下回った場合や、システム部材が製造上の瑕疵で太陽電池モジュールの外れ・落下などを招いた場合の修理費用を同社が負担するというもの。据付工事については保証の対象外となる。
 保証は、同社推奨部材を使い、指定された工法で施工IDを取得した施工者が専用の設計・施工管理システムを使うことが条件となる。無落雪屋根に関しては、一昨年から専用架台を使うことで保証対象となった。

4.施工品質の確保
 施工品質の確保に関しては、10年保証に欠かせない施工ID取得者の育成に力を入れている。ID取得は、同社の据付技術講座を受講し、試験に合格しなければならない。道内では約750名がIDを所有。さらに施工ID取得者を増やすため、販社の三菱電機住環境システムズ(株)北海道社では、年間18回の今年度は300名以上の新規登録を見込んでいる。

5.普及に何が必要か
 これまでは、無落雪屋根への対応で遅れを取っていたと言うものの、専用架台を開発してからは販売量が大幅に増えているという。普及に弾みをつけるため営業力の強化に乗り出した。
 4月から三菱電機住環境システムズ北海道社内に太陽光発電システム課を新設、同社の強みであるエコキュートやヒートポンプ暖房、IH機器などとのセット提案でエコオール電化を推進する。


2009年09月15日号から

スタイロを値上げ/ダウ化工

 ダウ化工(株)は、9月1日出荷分より押出発泡ポリスチレン板「スタイロフォーム」の価格を15%値上げした。
 同社によると、昨年高騰していた原料のポリスチレン樹脂が今年は値下がりしたものの、製造コストが上昇して収益を圧迫した。物流コストの見直しなど社内のコストダウン努力により徹底した合理化を図ったが、製造コストの上昇分を吸収しきれず値上げに至ったという。
 問い合わせは、同社北海道営業所(Tel.011・709・5801)。


2009年09月05日号から

木製の床ガラリ/北海道気密販売

20090905_02_01.jpg 北海道気密販売(株)は質感の高い「木製床下ガラリ」を3日に新発売した。
 基礎断熱した住宅の1階掃き出し窓の下など、室内と床下の空気の対流に使われる床面のガラリは、これまで多くがプラスチック製だった。木製の質感を大事にしながら強度を高め、踏んで壊れない形状とした。
 スリットの形状は空気が流れやすいように工夫し、有効開口面積は給気方向で190.8cm2/m、排気方向で210.4cm2/mを確保した。
 また木製にすることでセミオーダー生産が可能となった。長さは440ミリから1805ミリまで35ミリピッチで製造可能。1840ミリ以上は別途見積もり。幅は取り付け寸法で140ミリ。
 開口部には難燃性のアミを使用。本体はナラで、色はクリア、ダークブラウン、ホワイトの3色。床材の厚さは12ミリと15ミリに対応する。固定用の専用ビスが付属する。
 設計価格は1525~1805ミリの規格で、12ミリ用、15ミリ用ともに3万3000円(税別)。
 問い合わせは同社へ(札幌市清田区平岡3条1丁目1-33、Tel.011・303・1103)。
 
 
(写真...木質感を保ちながら高強度を実現した)


2009年07月25日号から

映像録画が可能に/MMレンタCOM

20090725_03_01.jpg 建築現場にWebカメラを取り付け、パソコンや携帯電話でリアルタイムに現場状況を監視できるシステム「モバイルモニター」の付属ソフトが機能アップし、監視映像の録画ができるようになった。
 録画機能は、パソコンのハードディスク内に自動記録する。機能アップしたソフトは、最大16台までのカメラ映像を同時表示でき、日時指定再生やスロー再生などさまざまな機能が追加された。
 モバイルモニターは、Webカメラ本体、モバイル通信カードなどを防水ケースにコンパクトに収め、従来製品よりも格段に監視範囲が広く、狭い工事現場でも使いやすい。今回から1日単位のレンタルや、月払いレンタルも可能になった。申込みは、同サイトから行う。
 料金設定は携帯会社にイーモバイルを利用し全期間一括前払いの場合、6ヵ月レンタルで9万3000円(税別)で、1ヵ月あたり1万5500円(同)になる。また、月払いレンタルは、スタート月が3万7000円(同)で2ヵ月目からは1万3500円/月(同)。
 問い合わせはMMレンタCOM(Tel.0120・940・381)。
 
(写真...1度に16台までのカメラを接続・表示できる)


2009年07月15日号から

苫小牧工場が竣工/木の繊維

20090715_04_01.jpg 日本ではじめて木質繊維断熱材を生産する(株)木の繊維・苫小牧工場が7日、竣工式を迎え、ドイツ駐日大使や北海道副知事などの来賓や関係者ら約150名が工場の完成を祝った。
 
(写真右...主催者あいさつをする木の繊維・中山茂会長 写真左...来賓祝辞を述べるドイツ駐日大使・ハンス=ヨアヒム・デア氏)
 
 同社は、トドマツやカラマツなど道産木質チップを細かく砕いた木質繊維に熱と圧力を加えて断熱材を製造・販売する日本初の木質繊維断熱材メーカー。ドイツ・ホーマテルム社から独占的ライセンス生産と販売権を獲得し、大友詔雄社長が中心となって準備を進めてきた。
 竣工式では木の繊維・中山茂会長が「当工場は、木質繊維断熱材の製造技術がドイツ本国以外に提供された初めての工場となる。エコ製品をいかに普及させていくかが我々の使命であり、あらためて身が引き締まる思いだ」とあいさつした。
20090715_04_02.jpg その後来賓あいさつがあり、ドイツ駐日大使のハンス=ヨアヒム・デア氏が、「昨年の洞爺湖サミットが終了した翌日の7月10日、この工場の起工式に参加することができた。それから1年あまりで工場ができあがり竣工式に出席できたことを嬉しく思っています」とお祝いの言葉を贈った。
 来賓代表らによりくす玉が割られると、大きな拍手が贈られ、その後参加者は工場内見学行い、大規模な設備と自動化の進んだ機械類に感嘆の声を上げていた。
20090715_04_03.jpg なお、苫小牧工場では間もなく木質繊維断熱材「ウッドファイバーLD」シリーズの出荷を開始する。価格など問い合わせは、本社(011・398・5210)。


(写真上...試験生産された断熱材 写真下...工場見学でその設備の精巧さに目を見張る)


2009年07月05日号から

U値1W切る高断熱/ガデリウス

20090705_03_01.jpg ガデリウス(株)は木質系断熱玄関ドアを一新、断熱性能や仕上げ面材の質感を大幅に向上させるなどして秋口から新発売する。
 新しいドアの名称は「スウェーデンドア」。現行品からの大きな改良点は1.断熱性能 2.調整丁番 3.木質面材の3つ。
 まず断熱性能は、芯材となる断熱材をウレタンに変更するなどにより、ガラス入りで熱貫流率(U値)0.94Wと1Wを切る高いレベルを達成。ガラスなしタイプならさらに高い数値となり、高断熱化が進む開口部への期待にこたえる。
 調整丁番については、新たに3次元丁番を導入した。上下左右に加えて奥行き調整もできるようになり、不具合がほとんどの場合解消できる。
 仕上げの木質面材については、とくにチークとパイン材について品質を大幅に引き上げた。また主力の94型はチーク、パインともに表面単板張りがぶ厚くなり、重厚感も増した。
 このほかハンドルをマット調の落ち着きあるタイプに変更した。ダブルロック、CP対応、着脱式サムターンなどの防犯性能は従来通り。
 これまで人気の高い76型、94型はほぼ従来と同じデザイン。このほかは新デザインとなる。また納期は最短で2.5ヵ月まで短縮できるので、特注対応もできる。
 8月ころに新カタログが完成するが、当面は人気の高い2タイプ。
 設計価格は写真の94型パイン標準ドアで、44万9000円(税別)。
 問い合わせは同社各営業所などへ(札幌=Tel.011・743・7710)。
 
(写真...左がパイン面材の94(P)、右がチーク面材の76W66(T))


2009年06月25日号から

耐震補強用にも最適/タナカ

20090625_03_01.jpg (株)タナカ住宅資材事業部は、短期基準接合耐力15kNをクリアした柱と横架材接合用の金物「オメガコーナー15kN用」をこのほど発売した。柱と土台の接合に使用する場合はアンカーボルトが不要となるなど施工性が向上し、新築だけでなく耐震補強リフォーム用金物としても売り込んでいく。
 壁倍率4倍以上の柱や壁倍率3倍以上の出隅柱と横架材を接合する金物は、短期基準接合耐力15kNが必要な告示1460号(と)の金物が必要で、これまではホールダウン金物が使われてきた。この場合、基礎と土台を緊結するアンカーボルトが必要だった。耐震補強リフォーム時は後付けでホールダウン金物とアンカーボルトを施工するのは大変なため、施工しやすい金物の発売が待たれていた。
 オメガコーナー15kN用はホールダウン金物より大幅に小さく、横架材側3本、柱側5本の専用ビスで留めるだけで良いため施工性が向上した。また、横架材側のビス位置を柱面から32ミリ離れとし、ドリルチャックを垂直に立てられるクリアランスを確保した。ハウスプラス確認検査による接合部金物試験で、15kN以上の短期基準接合耐力を持つことを確認している。このほか、横架材側のビスを長くして30ミリまでの床合板に対応したオメガコーナー15kN床合板仕様もある。
 なお同社では、1階柱脚部の接合に使用する場合、新築住宅など確認申請が必要な物件については建築主事など関係行政に事前確認することを勧めている。
 金物寸法は、高さ136×幅50×奥行き50ミリ。価格は、専用ビス8本付きで、オメガコーナー15kN用が460円(税別)、同床合板仕様が500円(同)。
 問い合わせは、同社札幌営業所(Tel.011・700・0100)。
 
(写真...柱からの距離をとることでビスを打ちやすくしたオメガコーナー15kN用)


2009年04月05日号から

住宅用では初めて/アキレス

ハイブリッド真空断熱材

20090405_04_01.jpg アキレス(株)は、硬質ウレタンフォーム内に真空断熱材を組み合わせて従来の硬質ウレタンボードに比べ断熱性能を最大25%向上させたハイブリッド断熱材「ブイパックボード」をこのほど発売した。
 施行された改正省エネ法に代表されるように、省エネやCO2排出量削減への取り組みが迫られる中、住宅分野でも住設機器や家電の省エネルギー化とともに住宅自体の断熱性能を強化することが課題となっている。熱損失係数Q値=1.0W水準の住宅やパッシブ住宅など、従来の次世代省エネ基準を遙かに上回る断熱性能の住宅も建築されているが、その断熱性能を実現するために断熱厚が通常よりかなり厚くなり、施工面で対応に苦慮する場面も出てきた。
20090405_04_02.jpg こうした背景を踏まえて同社は、冷蔵庫や自動販売機などに多く使われている真空断熱材を使った住宅用建材の商品化を目ざし開発を続けてきた。その結果、硬質ウレタンボード内に真空断熱材4枚を分散して配置し、その位置がわかるよう表面にマーキングすることでビスや釘の打ち抜きなどのトラブルを未然に防止し施工性に配慮したハイブリッド断熱ボードを完成させた。真空断熱材部分は表面材や硬質ウレタンボードで被覆して、運搬・保管・施工時の損傷を防止し、長期にわたって性能を維持する。
 熱抵抗値で比較すると断熱厚50ミリ時で従来の硬質ウレタンボードに比べて約25%アップの2.60で高性能グラスウール16K100ミリ厚と同等、また同60ミリ時で約21%アップの3.03となる。
 施工マニュアルは現在編集中で間もなく完成予定。
 製品規格は幅910×長さ1820ミリ。厚さは50ミリと60ミリの2種類。価格は、厚さ50ミリで1万600円/m2(税別)、同60ミリで1万1200円/m2(税別)。
 問い合わせは、同社断熱資材販売部ボード・パネル企画課の永井敏彦課長(Tel.03・5379・4566)。
 
(写真上...ブイパックボード。銀色の部分が真空断熱材、写真下...ブイパックボード構成図)


2009年04月05日号から

折り畳みはしご付き/日本住環境

断熱材入り小屋裏点検口

20090405_03_01.jpg 日本住環境(株)は、折り畳みはしご付きの断熱気密小屋裏点検口「ロフトラダー」を一新し、今月下旬頃から発売する。今回のモデルチェンジで適用する天井高によってロフトラダー2400とロフトラダー2600の2種類に分かれた。
 ロフトラダーは、断熱材入りの小屋裏点検口に、小屋裏空間への昇降に便利な折り畳み式木製はしごを一体化させた商品。小屋裏空間を収納スペースに使うなど、多目的に使用するのに便利だ。点検口のフタは断熱・気密処理されており、小屋裏の断熱欠損などを防ぐ。またフタ開閉機構はスプリング式を採用。断熱材は押出発泡ポリスチレン3種bで熱貫流率は1.0W/m2以下。
 旧モデルは北欧製だったが、施工の納まりや仕上げを日本の住宅によりフィットさせるため国内製に変更した。たとえば点検口のフタは、天井をクロス仕上げにすることが多いため塗装仕上げから仕上げ無しに変更した。また、昇降時の安全を考えて手すりを標準装備した。
 外枠寸法は、1216×662ミリ(枠高さ200ミリ)。設定天井高は、2300ミリから2500ミリ(ロフトラダー2400)、2500ミリから2700ミリ(同2600)。重量は35キロ。合板類はすべてF☆☆☆☆を使用。
 価格は未定だが、前モデルと同水準になる見込み。問い合わせは、同社本社(Tel.03・5425・6634)か札幌支店(Tel.011・222・6330)。
 
(写真...新型ロフトラダー。手すりを標準装備している)


2009年03月25日号から

LED照明大幅拡充/大手家電2社

 暖冷房だけでなく照明や給湯など家庭で使われる全てのエネルギーの節約が求められる中、住宅用照明製品は低消費電力が魅力なLEDの新製品ラッシュとなっている。
 3月3~6日に東京で開催された「ライティングフェア2009」では、パナソニック、東芝、三菱、日立などの大手家電系メーカー以外にフィリップス、サムスンなどヨーロッパやアジア諸国の製品も発表された。
 メイン照明のLED化を進めるため大量に新製品を発表したパナソニック電工(株)と、白熱電球の代替製品をLED電球としていち早く商品化した東芝ライテック(株)の大手家電2社の新製品を紹介する。
 
住宅用130品番発売/パナ電工
20090325_2_1.jpg パナソニック電工は4月から6月にかけて住宅用だけで130品番、全体で340品番のLED製品を発売する。住宅用ではダウンライト32品番以外に一般照明器具としてペンダントランプ28品番、125万円のLEDシャンデリア1品番などが含まれている。
 ペンダントランプは、LEDの特徴を生かし薄さ25ミリとスリムで長さ1・3メートルと長手テーブルをカバーする設計。LED灯9個で白熱灯90W相当の明るさを約18Wの消費電力で実現した。設計価格は9万5000円(税別)。このほかLED6個タイプが8万3000円(同)。
20090325_2_2.jpg また、ダウンライトには、北海道で一般的なブローイング工法に対応した白熱60W相当・SB型断熱施工用のダウンライトを発売する。白熱電球60W相当の明るさだが消費電力は6・9W。価格は2万7500円(同)、3万8000円(同、調光可能タイプ)。さらに、直径125ミリの埋込穴で白熱電球100W相当の明るさを持つダウンライトも4月1日に発売する。高出力LED12灯を使用し、埋込穴は125ミリ径とコンパクトに抑えた。商業施設でよく使われる27W蛍光灯ダウンライトと初期費用とランニングコストの合計で比べると4年ほどで償却できるという。価格は3万8000円(同)。
 問い合わせは、同社照明事業本部LED事業推進部(06・6908・1131)。
 
(写真上...LED照明だけでコーディネートしたパナソニック電工の提案。中央の細長いランプがダイニング用ペンダントランプ
写真下...同じくパナソニック電工が提案した寝室のLED照明)

 
40W相当以上で初/東芝ライテック
20090325_2_3.jpg 東芝ライテックは、一般家庭に普及している40Wや60Wの白熱電球(E26口金)をLED化するLED電球をこのほど発売した。これまで10W相当の商品は他社から発売されていたが、40Wや60W相当の明るさで発売したのは初めてという。
 LEDは、少ない消費電力で効率よく発光する特性があるが、光の直進性が強く、ダウンライトや足下灯などスポット照明としては適しているもののダイニングで白熱電球を使うような雰囲気ある柔らかい照明には向いていなかった。
 そこで同社は、電球カバー部を工夫して光がほどよく散光する設計とし、直接LED電球を見つめてもまぶしく感じない。LED照明の制御基板部は熱を持つため、電球の根元部分は放熱効率を良くするフィン形状にしている。
20090325_2_4.jpg 電球型蛍光灯が開発された当初は、白熱電球よりも発光部分が太くて「照明器具に差し込めない」という苦情が相次いだそうだが、今回発売のLED電球はコンパクトでスリムな設計としており、大半のE26口金採用の照明器具にそのまま使えるという。
 明るさは、電球色が最大光量で40Wの白熱電球相当、白色で60Wの白熱電球相当。寿命は約4万時間と白熱電球の約20~40倍。消費電力は4・3Wと約8分の1。このため4万時間を使い切れば、電気代は白熱電球よりも約2万8000円も安くなる。
 設計価格は、電球色、白色とも1万円(税別)。このほか夏までに高出力タイプの発売も予定している。
 問い合わせは、同社北海道営業部(Tel.011・868・2015)など各営業拠点へ。
 
(写真上...白熱電球に替わるLED電球。左が白色タイプ、右が白熱色タイプ
写真下...東芝ライテックのLED照明。100W相当の明るさを持つ商品も既に販売されている)


2009年03月25日号から

新市場開拓の商談/北海道ビジネスフェア

 3月3日、札幌市内のホテル・ロイトン札幌で北海道銀行と(株)日経BP主催の「北海道ビジネスフォーラム2009」が開かれた。実効性の高い商談会の場を提供することを目的としており、今年は100以上の企業・団体が出展、建築関連の製品展示も多数あった。その中から本紙で未紹介の会社・製品をピックアップした。
 
薄型の木製ブラインド出展
20090325_1_1.jpg 空知単板工業(株)(本社赤平市)は、木製ブラインドや単板の間に発熱ヒーターを挟んだ試作品などを展示。同社は大手建材メーカーなどに複合フローリングの表面材=単板を納入し、全国で35%のシェアがある。
 高度な加工技術を生かして自社独自の製品開発に取り組み、これまで単板をシェード代わりに使った照明などを製品化してきた。今回は、単板同士を張り合わせる時に特殊な糊を使うことで強度を高める技術を応用し、アルミ並みに薄くて強度も確保した木製羽根のブラインドや単板2枚を張り合わせ、その間に薄いシート型ヒーターを埋め込んだ試作品などを展示した。
 
(写真...空知単板工業が展示したウッドブラインド)
 
手軽なハーブマットで緑化
20090325_1_2.jpg 建設コンサルタントの(株)ケイジーエンジニアリング(本社札幌市)は、KGハーブマットを展示。スリムな土壌マットに多年草のハーブを植えた製品で、既に発売済。今回は販路拡大を目的に出展した。
 施工は、敷き込みたい土壌を平らにならした上にこのマットを敷いてたっぷりの水をやれば2週間ほどで根付き、あとは雨水など自然の水分補給でも枯れにくく、手入れは年1回の刈り込み程度で良い。
 刈り取ったハーブは料理やハーブティーとして活用できる。冬は雪の下で耐え、夏には可憐な花を1ヵ月程度咲かせる。高密度に植栽しているので雑草が根付きにくい。床材に肥料などの栄養分を含んでいる。
 ローマンカモミール、オレガノなど7種類のハーブ苗を選ぶことができ、長さ1.8メートル×幅30センチ×厚さ3センチ。価格は8千円/m2程度。屋上緑化や住宅の庭、道路脇の緑化など幅広い採用例がある。
 
(写真...ケイジーエンジニアリングが展示したKGハーブマット。キムラの展即にも出展)
 
紙パネルを家具や断熱材に
20090325_1_3.jpg 段ボール箱製造の合同容器(株)(本社恵庭市)は、バイアス構造で強度を大幅に増した紙パネル「バイアスエコパネル」を展示、このパネルを使った製品開発ができる企業などを求めた。
 同パネルは、再生紙を原料に、独自のバイアス(斜交)構造の中芯に両面から耐水紙を張り合わせた。幅910×長さ1820×20ミリのパネルで同サイズ9・5ミリ厚の石こうボードよりも約70%軽く、荷重をかけて折れ曲がるまでの強度を測定する曲げ強さ試験では石こうボード以上の強度があった。表面は耐水紙にナラ木目やタモ木目の表面紙を張り合わせてエンボス加工したものもあり、リアルな木目柄となる。
 用途は、断熱パネルや間仕切り、イベント用の商品展示台、受付カウンター、家具・建具、包装などを想定している。
 
(写真...合同容器が展示したバイアスエコパネル)
 
問い合わせ先
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2009年03月15日号から

遮熱する防水シート/日本住環境

20090315_4_1.jpg 日本住環境(株)は、熱反射機能付きの透湿防水シート「ジョシーツLXシルバー」と、気密処理の施工性を高めるアイディア部材2種類をこのほど発売した。
 ジョシーツLXシルバーは、透湿防水シートの基本性能を向上させ、さらにアルミコーティングによる熱反射機能を付加した。同社の測定では、JISで規定された大半の評価項目で従来品のジョシーツLXよりも性能アップを実現。タッカーなどに対する引き裂き強度を見る「つづり針保持強さ」がJIS規格値の2・4倍、ジョシーツLXに比べて1・8倍以上の強さを記録。透湿性もジョシーツLXに比べ3割向上した。加えて、アルミコーティングによる夏場の遮熱性なども期待できる。
 価格はオープン価格だが、熱反射機能付き透湿防水シートとしてはかなりリーズナブルな価格になるという。
 
(写真...ジョシーツLXシルバー)
 
気密処理の施工性を高める
20090315_4_2.jpg 気密処理の施工性を高めるアイディア部材は、天井断熱の天井と壁の気密処理を簡略化する防湿気密シート「ダンタイトEF-10」と、基礎土台パッキン「天端リスト100」「天端リスト87」のコーナー処理を簡単にする専用部材。
 ダンタイトEF-10は、1m幅の防湿気密シート「ダンタイト10」をあらかじめ半分に折り込み、50センチ幅の荷姿で出荷したもの。同社では、「U折れ巻き」と呼んでいる。
 壁充てん断熱で天井断熱の住宅に使用する。一般的には壁側の防湿・気密シートを桁まで伸ばし、天井側のシートは壁側に伸ばして重ね、気密処理していたが、ダンタイトEF-10は桁から下に垂らし、それぞれ室内の壁、天井のシートと重ね代をとって張り合わせる。梁との取り合い部分は、Y字カット加工をすることで先張り施工がしやすくなる。
 規格・価格はダンタイト10と変わらず、厚0.2㎜×幅1m×長さ50m/巻で9400円(税別)。
20090315_4_3.jpg 天端リスト100コーナー材と天端リスト87コーナー材は、基礎天端と土台間の気密部材「天端リスト100」(在来木造用)、「天端リスト87」(2×4用)のコーナー部材。
 これまでコーナー部の処理は、現場で製品をカットして切り口が合うよう丁寧に作業する必要があった。そこで、あらかじめコーナー用に曲げ加工したコーナー材を作った。通常部材との接続には、コーナー材のパッキン部を内側に曲げて通常部材のパッキン部と一体化させる。
 価格は4枚入りセットで1200円(同)。このほか、天端リスト87を2巻+天端リスト87コーナー材6個のセットが3万9900円(同)、天端リスト100を2巻+天端リスト100コーナー材6個のセットが4万400円(同)。
 問い合わせは、同社本社(Tel.03・5425・6634)か札幌支店(Tel.011・222・6330)。
 
(写真上...ダンタイトEF-10は1m幅品を半分に折って出荷するので荷姿は50センチ幅となる
写真下...天端リストコーナー材(試作品))


2009年03月15日号から

樹脂SDに新製品/ゼオン化成

20090315_3_1.jpg ゼオン化成(株)は、数年ぶりに塩ビ樹脂製サイディング「ゼオンサイディング」シリーズ4製品のラインナップを見直し、「カラースケープ」と「センターロック」2製品をモデルチェンジし、4月から発売する。
 センターロックは、「ウインドロック240」と名称を変えるだけでなく、完全な新モデルとなる。センターロックは耐風圧性が評価されて採用例が増えてきたが、RC造建物の外断熱改修時に採用されるなど活躍分野が広がるにつれてさらに耐風圧性と施工性の向上を望む声が出てきた。そこで、断面をロイヤルシリーズと同じ形状にして厚みもアップ。また本体上部の折り曲げ加工を完全二重構造とすることで耐風圧性能と施工性をアップさせた。
 名称の「240」とは、時速240マイル(およそ風速100m/秒)の猛烈な風にも耐えるという意味。
20090315_3_2.jpg 色はヴィンテージクリーム、サンド(砂色)、ペプルクレイ、マウンテンブルーの4色。設計価格は、3950円/m2(税別)。
 カラースケープは、「ニューカラースケープWR」と名称が変わった。特殊な改質剤を使用することで濃色タイプの褪色をさらに抑制した。今回のモデルチェンジで品質はウインドロック240と完全に同等になり、濃色バージョンという位置づけになる。本体の働き幅も従来の205㎜から230㎜と広くなり、より高級感が増した。
20090315_3_3.jpg 色は、ラスティックレッド、カントリーグリーン、ヘリテイジブルー、ナチュラルシダー(茶色)の4色。性能を高めた上で設計価格は、旧カラースケープよりも若干下がり、4095円/m2(税別)。
 このほか、ゼオンサイディングの新カタログが完成した。ニューカラースケープWR、ウインドロック240、ロイヤル横張りの定番3シリーズのほかに、新たにロイヤル縦張りシリーズを標準在庫した。
 ロイヤル横張りシリーズと受注色も含め同一にすることにより、縦張り、横張りの張り分けをしても色の違和感がなくなり、ひとつの家で、たて張りと横張りのコーディネートも楽しめるようになった。
 問い合わせは、同社北海道事務所(Tel.011・222・1150)。
 
(写真上...右が新型のウインドロック240、左が旧型のセンターロック。新型上部の釘穴部の折返しが二重になっており、断面形状も変わったのがわかる
写真中...カラースケープの新旧。手前が新型。断面形状はほぼ同一だが、働き幅が3センチ広くなった
写真下...ウインドロックのカラーバリエーション。写真上の左がペプルクレイ、右がマウンテンブルー、下の左がヴィンテージクリーム、右がサンド)


2009年03月05日号から

押出で0.022W/JSP

20090305_4_1.jpg (株)JSPは、押出スチレンフォーム断熱板「ミラフォーム」に特殊技術を加えることで断熱性能を向上させた「ミラフォーム・ラムダ」の試験販売をこのほど始めた。4月以降本格販売を開始する。
 ミラフォーム・ラムダは、同社がこれまで培ったプラスチック発泡技術を活かして開発した高性能の押出法ポリスチレンフォーム断熱材。JIS測定条件で熱伝導率=0.022W/Kを実現し、従来押出ポリスチレンフォームで最も高性能な3種bよりもさらに2割以上の性能アップを果たした。
 また新製法により断熱性能の長期的な安定が期待できるため、断熱性能の10年保証も現在検討しているという。ノンフロン発泡、ノンホルムアルデヒドなど環境や健康にも配慮した。
 製品規格は、厚さが25~50ミリ、幅910×長さ1820ミリ。価格は要問い合わせだが、設計価格で3種b品の約2倍になる見込み。
 問い合わせは、同社札幌営業所(Tel.011・231・2681)。
 
(写真...これまでの緑色からグレー色へ変更したミラフォーム・ラムダ)


2009年03月05日号から

新型HP暖房を発表/日本スティーベル

20090305_3_1.jpg 日本スティーベル(株)は2月19日の札幌を皮切りに5日仙台までの5会場で「暖房用ヒートポンプ発表会」を開催。札幌会場では定員の50名を上回る参加者が集まった。
 最初に同社ヒートポンププロジェクトアドバイザーの西郷徹也氏が日本のヒートポンプ事情について解説。そのあと、同社平山竜三次長が新製品について紹介した。
 日本スティーベルはこれまでもドイツ・スティーベル社のヒートポンプ暖房システムなどを国内販売してきたが、今回の新型は空気熱源の暖房専用ヒートポンプ。日本市場の要望と優れた技術を吸収し、日本製のコンプレッサーを採用している。
 平山氏は「暖房機器は住宅部品のひとつ。しかし窓の配置や間取りなどと深く関わるため、住宅性能とのマッチングや、個別プランへの柔軟な対応力などがとても大切になる。今回の新型では、その点を特に大切にして、しっかりとした個別対応ができるシステム構成を考えた。
20090305_3_2.jpg これまで札幌で3年間の試験運転の実績があり、道央以南に自信を持って薦めることができる。外気温はマイナス20℃まで対応。冷媒はCO2である点も特徴だ。
 断熱性能をじゅうぶんに高めた上で、高効率機器でさらに省エネを考える本物志向の住宅会社に使っていただきたい」と紹介した。
 外形寸法は高さ650×幅820×奥行300ミリ。定格消費電力は1.7kW、COPは3.0。貯湯モジュールは高さ1878×幅600×奥行650ミリ、容積200リットル。
 問い合わせは同社本社などへ(Tel.03・3436・4649)。
 
(写真上...あいさつする藤城勇一社長、写真下...ヒートポンプWPL-5N室外機と貯湯モジュール)


2009年02月25日号から

換気口付きの巾木/日本住環境

20090225_4_1.jpg 日本住環境(株)は、床下空間と相互換気できる樹脂製巾木「通気巾木」を近日中に発売する。
 通気巾木は、下部を目透かしにし、その奥に開口部を設けて通気できるようにした樹脂製の袴付き巾木で、基礎断熱工法の住宅専用商品。
 1階床に施工すると、床下空間と室内との相互換気が可能になり、床下空間に湿度が溜まるのを防げるという。8畳間全周に取り付ければ開口面積291cm2を確保でき、気流感を和らげた層流換気が可能となる。
20090225_4_2.jpg 床下空間に放熱器を置く場合は床に木製や樹脂製ガラリを設けて暖気を室内に取り入れるのが一般的だが、通気巾木を採用すれば床ガラリが不要になり、踏み抜きなどの事故を防げ、物を床下に落としてしまう心配がない。開口部は室内側からは見えない構造のため、床下のコンクリートや下地材などが見えず、意匠性にも優れる。
 取り付けは、巾木裏面の糊溝になじむように木工ボンドを塗布し、石こうボードに貼り付ける。このとき、不陸調整部分の袴を床材に押しつけながら貼ると床材の不陸を吸収できる。その後、釘溝に455ミリ以下のピッチでフィニッシュネイルを留め付ける。
20090225_4_3.jpg 床下空間から通気させるには、下地施工時に通気経路を確保する必要がある。根太工法、剛床(ネダレス)工法とも対応が可能。
 本体は中空形状のABS樹脂製で軽くて強く、表面はオレフィンシートで白木調のデザイン。多くの住宅内装に合わせやすい色にした。不陸調整をする袴部分は柔軟性のあるエラストマー。
 寸法は、厚さ9ミリ×高さ60ミリ×長さ2メートル。有効開口面積aは20.0cm2/メートル。設計価格はオープン価格。
 問い合わせは、同社本社(Tel.03・5425・6634)か札幌支店(tel.011・222・6330)。

(写真上...製品外観、写真中...使用イメージ図、写真下2点...下部のエラストマーが床との不陸を吸収する)


2009年02月15日号から

リンナイ/密閉式配管に対応

20090215_3_1.jpg リンナイ(株)は、鉄製パネルラジエータを使用した温水暖房の密閉式配管に対応した高効率型ガス給湯暖房熱源機「エコジョーズ」2機種を昨年10月下旬に発売、好評なことから今年は最重点機種として位置づけ、販売に力を入れる。
 エコジョーズは、これまで捨てられていたボイラーの排熱を潜熱回収して温水作りに利用する省エネ型のガス給湯暖房熱源機。従来機よりも12%ガス消費量が減り、熱効率は給湯部が95%、暖房部が87%に向上。給湯能力は24号(44.2kW)の大出力で暖房能力も17.4kWと余裕を持たせた。密閉式配管対応機をラインナップすることで、道内の暖房需要に応える。
20090215_3_2.jpg このほか、追い焚きにかかるまでの時間を短縮、音声案内付きのリモコンやインターホン機能付きリモコンを選択できる。施工性に配慮して膨張タンクや加圧逃し弁、継手などを内蔵した専用据置台を別売品として用意した。
 価格は、湯はりから追い焚きまで自動化し、さらに足し湯も自動のフルオートタイプが50万円(税別、リモコン別)、足し湯のみボタンを押すオートタイプが46万8千円(同)。
 このほか、同社では密閉式配管対応のガス暖房専用ボイラーを発売した。暖房出力は23.3kWで屋外用、屋内用の2機種用意。価格は屋内用が32万円(税別)。
 いずれの機種も天然ガス、LPG両方に対応する。
 同社では、「ランニングコストの面でも注目されており、採用する会社が増えている。今年は拡販するチャンスだ」と話している。
 問い合わせは、同社札幌支店(Tel.011・281・2506)。
 
 
(写真上...密閉式対応エコジョーズ、写真下...密閉式対応ガス暖房専用ボイラー)


2009年02月15日号から

AHI/新タイプ金属屋根

20090215_2_1.jpgAHIルーフィングは、大手住宅メーカーへの材料直販を目的としたデクラルーフィングシステム営業部を2年前に立ち上げると同時に札幌営業所を開設し、道内住宅市場の開拓を進めている。
 ニュージーランドを拠点とする世界的屋根材メーカー、AHIルーフィング社は、石付き金属屋根材「コロナルーフィング」や新デザインの「アドリアト」の国内販売、国内大手建材メーカーへのOEM供給などで知られている。
 同社はさらに、「デクラミラノ」の販売を行うために「デクラジャパン会」を立ち上げ、昨年夏からまず施工店や販売店網の構築に乗り出した。標準施工法の研修など、同社研修を受けた『施工店』『販売店』でしか販売・施工を行わないしくみだ。
 同社製品は、鋼板の表面に天然石の粒を吹き付けているため通常の板金屋根に比べて雨音などが低減され、冬はその粒々が落雪を防止する効果がある。札幌市では無落雪屋根が必要な土地条件でも勾配屋根のコロナルーフを施工することが認められている。こうした機能性に加え、デザインの意匠性や、製品本体の30年材料品質保証など耐久性を売りにしている。販売・施工体制を確立することで販売ルートの明確化、施工の標準化を目指している。
 今回販売を開始した「デクラミラノ」は、製品の機能性や耐久性は先行商品と同じだが、日本の瓦屋根を意識した新グレー色を用意した。本州以南ではこうした意匠性と、瓦屋根に比較して非常に軽量なことから耐震性にも有利に働くとして好評だという。デクラミラノは、これ以外に黒色と、南欧風デザインの住宅にも合う濃淡の入った茶色窯変調のバーントアンバー、赤色窯変調のカッパーレッドの2色も用意している。
 同社では、「三角屋根形状の住宅の普及を推進し、施工の強力なサポート体制の構築や屋根材関連商品のラインナップを強化し、総合屋根メーカーとしての責任を果たしていきたい」と話している。
 問い合わせは、同社デクラルーフィングシステム営業部札幌営業所(札幌市中央区南1条西10丁目4ノ167小六第一ビル、Tel.011・281・6717)。
 
 
(写真...デクラミラノ・ミッドグレー色の施工例)


2009年01月05日号から

選べる3タイプ展開 屋外でお湯が使える機種も/アクラスDKと不凍散水栓

 水抜き栓のトップメーカー、(株)光合金製作所(本社小樽市)は屋外用不凍散水栓に力を入れている。「住宅の性能向上で水抜き栓の重要性が相対的に低下し、市場は伸び悩んでいる。一方で屋外用不凍散水栓は未開拓の市場で、一般消費者にもアピールして力を入れたい」と札幌営業所の正田所長は言う。
 北海道でも庭に対する関心が高まり、屋外の散水栓は需要が伸びてきている。そこで同社は様々なニーズに対応できる散水栓を3機種開発し、次々と発売した。

選べる不凍散水栓
090105_04_01.jpg GK/GKC、CK/CKC型は、水抜き操作を簡単にし、シンプルなデザインがポイント。上部のつまみを回すだけで水抜きができる。つまみ径が大きいため手袋などをしたままで操作しやすく軽い力で回せる。吐水口部分は360度回転するためホースの取り回しが楽。2機種の違いはGK/GKCは角柱、CK/CKCは円柱というデザインの違いだけで価格は同一。なお、オプションの専用吐水口を使うと、上部つまみの操作で止水と水抜き両方を1度に行える。製品型番末尾に「C」が付く製品は逆流防止機構付き。
 また上部つまみを太陽電池式のガーデンライトに換えることも可能。日中は太陽光で充電し、夜になると自動的にガーデンライトとして光る。内部結露防止や防水機構など屋外での使用に耐える設計で、水抜きのつまみとしても機能する。
 価格は、GK・CK型が3万5100円(税別・13ミリ径用、高さ1600ミリ以下)、GKC・CKC型が3万8200円(同)。専用吐水口は4000円(税別)、ソーラーガーデンライトはオープン価格。

(写真左は角栓のGK型、右は円柱のCK型。上部つまみはソーラーガーデンライト)


冬もお湯で足洗い
090105_04_02.jpg 同社はさらに「冬に屋外でもお湯が使える!!」湯水混合散水栓の開発も行った。街中では温水式のセルフ洗車場が繁盛しているが、自宅でも温水が使えたら気軽に洗車できる。冬に犬の散歩をさせる人も多い。「温水で足を洗って少し温めてから家に入れて上げたい」、そんな飼い主もいるだろう。お湯が外で使えることで暮らしが変わるかもしれない。
 発売したのは湯水混合散水栓「アクラスDK」だ。エンドユーザーへのアピールを意識し散水栓では初めてブランド名を付けた。アルミアルマイト仕上げでモダン系住宅に合うデザイン。水抜き栓は半透明のトップカバーに納められ、レバー操作で簡単に水抜きできる。温度調節は、独立した2つのハンドルで行う。
 主にペットの足を洗う用途を想定しているため、シャワー水栓を標準装備した。これとは別に水専用カラン取付口も装備し、好みのカランを取り付けられる。防水パンは市販品が使える。
 本州では既に湯水混合散水栓は人気商品だが、道内は室内の給湯ボイラーから屋外の水栓柱に配管する途中の水抜きをどうするかという技術的課題がクリアできていなかった。同社は特許申請中の技術でこの課題を解決した。
 「知名度を高め、エンドユーザーから『ぜひ付けて欲しい』と言われるような商品に育てていきたい」と同社では話している。
 価格はシャワー水栓付きで11万4000円(税別)。

(湯水混合栓「アクラスDK」。水抜きレバーは半透明のカバーに内蔵)

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(株)光合金製作所 札幌営業所
札幌市手稲区曙3条3丁目6番8号
Tel.011-683-3433
http://www.hikarigokin.co.jp/


2009年01月05日号から

1500種類揃う施主のこだわりに応える/つまみハンドル王国

090105_03_01.jpg 家づくりにこだわって洗面ボウル、タイル、建具などを通販や個人輸入で購入し『施主支給』する建て主が出てきた。ドアノブや家具の引き出しつまみなども、こだわる分野の1つだ。
 建築・家具金物などの専門商社(株)竹道(本社札幌市)は、スペイン・フランス・イタリアなどの手づくり品などを中心とした輸入品カタログ「つまみハンドル王国」を配布している。カタログはA4判オールカラー68ページ。1500種類以上のつまみ・ハンドルが掲載され、デザインテイストで「古風」「伝統」「工芸品」「流行」など8つに分類、アンティークからモダンデザインまで幅広く掲載している。
 カタログには1個700円の素朴な天然木製品から、12万円のオーストリア・スワロフスキー社製クリスタルガラス、世界の有名建築に採用されているイタリア・エンリコカッシーナ社の40万円近いドアハンドルなど、価格もバラエティ豊か。
 同社のサイトにカタログをPDF形式で公開してからは、一般消費者からのアクセスも増え、カタログ掲載のつまみ・ハンドルを直接買い求めたいという消費者が出てきたという。
 建具や家具を造作する機会の多い住宅会社、設計事務所は、1度カタログを請求してみてはいかがだろうか。また、同社ではカタログ掲載商品の一部をサンプルとして展示しており、現物の大きさや感触などを確かめることもできる。

(写真右...引き出しなどに使うスペイン製の木製つまみが1000円で買える 写真左...ひときわ目立つクリスタルガラスが12万円)

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(株)竹道
札幌市東区北28条東5丁目3-18
Tel.011-753-9140
http://www.takemichi.co.jp/


2009年01月05日号から

軽量で錆びない樹脂製 熱源選ばず温水暖房/プラパネ君・プラ暖

090105_02_01.jpg ロードヒーティング工事の(株)ユニとRC外断熱賃貸マンションの(株)テスク(ともに本社札幌市)は、プラスチック製の温水パネルラジエーター「プラパネ君」を共同開発した。
 「プラパネ君」は、リサイクル可能な特殊ポリプロピレン樹脂を使用。腐食による錆の心配がなく、温水温度を70℃に設定してもパネル表面温度は50℃程度に保たれ熱をマイルドに放出するため、触れてもやけどしにくい。柔軟性のあるプラスチックなのでぶつかってもケガしにくい。
 密閉配管、半密閉配管に対応し既存温水パネルの代替も可能。取付は、壁下地にブラケットでビス止め。出力は700Wから2・9kWまであり、寸法は高さ535×幅1150×奥行68ミリ(1kWタイプ)。価格は金属タイプよりも割安という。
 この製品と小型床置き電気温水ヒーターユニットを一体化した電気暖房機が「プラ暖」。ヒーターユニット内で作った温水を上部の「プラパネ君」で循環させ放熱する。
 ヒーター出力は1kWから最大3kWまで対応。温水配管不要の個別暖房なので、工事が簡単でリフォームにも適している。タイマーや室内温度センサーも内蔵。電気温水ヒーターユニットの大きさは高さ140×幅920×奥行115ミリ。電源は200Vを使用し、融雪電力『ホットタイム22』を利用できる。
 ユニは、「08年11月に開かれた道内展示会で大きな反響があり、東北からも問い合わせが来るなど、手応えを感じている。今後は手軽な100V用電気温水パネルヒーターや冷暖房用パネルなども進めていく」と意欲的だ。

(写真上...電気温水ヒーター内蔵の「プラ暖」 写真下...温水パネルヒーティング用の「プラパネ君」)
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販売問い合わせ...旭日産業(株)札幌支店
札幌市白石区中央3条3丁目4号
Tel.011-816-1560
製品問い合わせ...(株)ユニ
札幌市東区北23条東6丁目5-20
Tel.011-741-8127


2008年12月15日号から

合板からブロック

島根・つみっく セルフビルドの仲間募集

20081215_2_1.jpg子どものおもちゃブロックのように、積み重ねるだけで外壁ができる全く新しい発想の工法を島根県の会社が開発。物置のほか、学校に備蓄してふだんは学習障害の子たちの図書室として、災害時は避難所に設置するパーティションとして活用するなどの提案が評価され、徐々に広がっている。社長の三島昌彦さんは「将来は認定を取得してセルフビルドできる工法として、地場連携によって各地で生産・販売したい」と語っている。
  ウオールセル工法と名づけられたこの工法は、地場のスギ材などから製造。上下の凸凹をはめ込んで積み上げるきわめて簡単なつくり。
  間口6.7メートル×奥行き2.6メートル、高さ1.9メートルの12人分の個室プランを施工する時間は、男性3名で2時間。使うのはゴムハンマーと充電式ドライバーだけ。
 ブロックは厚さ7ミリの3層合板を使っており、何度も組み立て・解体できるほか、セルフビルド用の建材として用途開発も可能だ。現在は建築基準法の認定を受けていないため、もっぱらパーティション的な使い方が中心だが、将来は認定を取得することによって、セルフビルド工法として提供したいという考えを持っている。20081215_2_2.jpg
 三島社長によると、全国をいくつかのブロックに分けて、それぞれのブロックで生産拠点をもち、北海道ならカラマツ材など地域材を使ってつみっくブロックを生産することができれば、地産地消による相乗効果も生まれる。これらの生産拠点が出資して基準法の認定を取得すれば、住宅に採用することもできる。1社独占ではなく地域の資本で普及を進めたい、としている。
 問い合わせはつみっくへ(島根県松江市東津田町763-2、Tel.0852・28・3178)。


2008年12月15日号から

最もスリムなサッシ

トステム 価格はマイスターより安い

20081215_1.jpgトステム(株)は、新しく開発したガラス接着技術とフラット溶着技術を採用しガラス面積を約1割拡大できる業界最細のスリム框を実現した住宅用樹脂サッシ「フォルシュ」を今月1日から北海道限定で発売した。
 これまでの樹脂サッシは、框の強度を保つために太くなっていたが、今回国内メーカーでは初めてガラス接着技術を採用して業界最細の見付け58ミリのスリムな框を実現。スッキリとしたシャープなデザインとなり、シンプルモダン住宅に合う。ガラスを押縁で固定するのではなく、ガラスとフレームの全周を接着して強度を持たせる設計にしたため、框寸法を最小限に抑えることが可能になった。框を細くすることでガラス面積も広がり、採光性も約10%向上している。
  さらにフラット溶着技術により、框の四隅にある縦部材と横部材の溶着部分の『バリ』発生を抑え、フラットに仕上げた。このほか、押縁に丸みを持たせてスマートで柔らかなデザインにした。
 商品は、縦すべり出し、横すべり出し、FIX、引き違い、テラスドアなど。色は外観はシャイングレー、オータムブラウン、ホワイトの3色で内観色はホワイトのみ。ガラスはペア、アルゴンガス入りLow-Eペア。格子入りや防犯ガラス仕様などの設定はなく、特注対応もしない。
  サイズと価格は、縦すべり出し窓TFタイプで5万100円(税別、ホワイト色ペアガラス入り)。実売ではマイスターⅡよりも若干安くなる予定。
  問い合わせは、同社お客様相談室(Tel.03・3638・8181)。


2008年12月05日号から

サンツーバイ2.6

ニットーボー東岩 価格抑えた2×4専用品

ニットーボー東岩(株)ではツーバイフォー工法用のグラスウール断熱材「サンツーバイ2.6」を新発売した。厚さ90ミリで100ミリ厚の高性能グラスウール「太陽SUN」と同等の断熱性能を実現した。
  在来木造よりも壁厚が10ミリ以上薄いツーバイフォーでは、100ミリ厚のグラスウールを圧縮して充てんするか、専用の90ミリ厚製品を利用するかどちらかの断熱材を使う。
  ところが、100ミリ厚の製品を使うと空気層がつぶされて断熱性能が低下するほか、圧縮充てんによる反発が強く、内装下地の石こうボードなどを押してしまう。一方、専用の90ミリ厚製品・サンツーバイ24は熱抵抗値がやや低いほか、密度が高いため割高だった。
20081205_1.jpg  サンツーバイ2・6は、高性能化技術によって100ミリ製品と同じ断熱性能を実現しながら、価格もほぼ同等に抑えた。断熱性能を表す熱抵抗値は2・6。
 規格は、幅方向が420(455ピッチ用)、370(406ピッチ用)、265(303ピッチ用)の3タイプ、長さが2340ミリとハイスタッド用 2640ミリの2タイプ、合計6タイプ。455ピッチ用で幅方向を5ミリ短く、長さではノーマルスタッド用を10ミリ短くすることでピッタリサイズを実現した。
  設計価格は8枚入り1本で1万6000円から。高性能グラスウール16K「太陽SUN」100ミリの1000円アップに抑えた。
  現行品のサンツーバイ24は来年3月で販売終了する。
 問い合わせは同社営業本部(江別市工栄町11-1、Tel.011・590・8800)。


2008年11月25日号から

両面テープで簡単

キョーワナスタ 後付けの断熱床下換気口

20081125_2_1.jpg(株)キョーワナスタは、同社の樹脂製角型床下換気口に簡単に後付けできる防虫・断熱パーツを12月1日から発売する。
同社の床下換気口KS-0311Pシリーズ4タイプに適合する、防虫網と脱着式の断熱ふたからなっている。夏場は防虫網が床下の防虫対策に有効。床下換気口の通気で床下温度が下がる冬場に断熱ふたを取り付けると、簡便な寒さ対策となる。
  施工は、床下換気口表面の汚れを落とし、防虫網についている両面テープの剥離紙を剥がして貼るだけ。取付が簡単なため、エンドユーザーにも販売する。この時期冬の寒さ対策グッズコーナーが設けられるホームセンターで販売予定だ。
  同社では、「既築住宅では気密性の不足から床から寒さが伝わってくる場合も多く、意外と需要があるのではないかと期待している」と話している。
  標準価格は、450タイプのKS-0311PDM15-LGが2000円(税別)。300タイプのKS-0311PDM13-LGが1600円(同)。
  問い合わせは、同社札幌支店(札幌市東区北6条東4丁目、Tel.011・741・2250)。


2008年11月05日号から

廉価版と新色追加

ダッチウエスト 薪ストーブ新製品出揃う

20081105_1_1.jpgダッチウエストジャパン(株)は、手頃な価格の薪ストーブ「ベセル」「ランドルフ」をこのほど発売、またリーンバーン式高性能薪ストーブ「エンライト」に新色『バーモントナイト』を追加した。
  アメリカ北東部、素朴な田舎の風景が広がるバーモント州に、ベセル、ランドルフという小さな町がある。ランドルフは、ダッチウエストの薪ストーブ鋳造・組立工場があり、ベセルは組立専門工場がある。
20081105_1_2.jpg ダッチウエスト薪ストーブに関係深いこれらの地名から名付けた薪ストーブ「ベセル」「ランドルフ」は、フロントパネルやフロントドアへのネーミング刻印を行い、無機質になりがちな本体側面にレリーフを彫り込むなど、ノスタルジックなデザイン。さらに料理しやすい開閉式クッキングトップ、燃焼効率を上げる2 次燃焼方式、外気導入キット(ベセルのみ)など、上位機に劣らない機能と魅力を持つ。
 ベセルは、幅41×高さ59×奥行き50㎝の小型ストーブで、暖房面積の目安は約20坪以下。ランドルフは幅55×高さ60×奥行き54㎝の中型ストーブで、暖房面積の目安は約28坪以下。本体価格は、ベセルが18万円、ランドルフが24万円(税別、部材費・工事費別)。価格的には、低価格機「エントリー」と中級機「エリート」の間に位置し、薪ストーブラインナップ拡充の一翼を担う。
発売キャンペーンとして、ベセルかランドルフを購入した人全員に、薪ストーブ用の調理プレート「クッキングパン」か、両製品の側面に彫り込まれたレリーフを鍋敷きにした「フォーシーズントリベット」を無料プレゼントしている。今年12月25日の発送分までが対象。
エンライトの新色『バーモントナイト』は、ダッチウエストジャパンのリクエストで誕生した。
  バーモントナイトは、希少金属の1つであるコバルトを塗料に混ぜ、念入りな塗装工程を経て誕生した高級感あるつや消しの藍黒色。コバルトには、粘り強く、高温に強い、腐食しにくいという性質があり、ストーブの耐久性・メンテナンス性の向上に貢献する。
20081105_1_3.jpg  従来の黒色塗装つやあり光沢仕上げも引き続き販売する。エンライトは、2004年に発売。自動車の省燃費エンジンと同じ原理の「リーンバーン燃焼」を取り入れ、最大燃焼時間を従来機の約2倍に高め、同社の高性能薪ストーブのシンボルとして販売してきた。
  エンライト「バーモントナイト」の価格は、暖房面積が約40坪以下のスモールが39万円(税別、部材費・工事費別)、同約45坪のミディアムが45万円(同)、同約65坪のラージが50万円(同)。いずれも従来のエンライトより5万円高となっている。
  問い合わせは、同社(帯広市大通南28丁目南4、Tel.0120・700・027)。


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