自社ブランドの"2×6未来住宅"と、カナダ輸入住宅の"セルコホーム"を手がける(株)小森工務店(旭川市、小森正浩社長)では、塩ビ樹脂外装材・ゼオンサイディングの「スプリット・シェイク」を外装仕上げの一部に採用した住宅が、ユーザーに好評だ。
同社では12年前にセルコホーム旭川を立ち上げ、カナダ輸入住宅に取り組み始めたのを機に、ゼオンサイディングの採用を開始。凍害の心配がなく、部分補修も可能で、耐久性・メンテナンス性に優れていることから、ユーザーに積極的に勧めるようになった。現在はセルコホームでも自社ブランドでも標準仕様となっており、これまでの累計採用棟数は300棟以上にのぼる。
ゼオンサイディングはロイヤルシリーズをメインに使い、ユーザーが外観にアクセントを付けたい時には、オプションでレンガや塗り壁、石材などを部分的に採用していたが、レンガなどよりコストアップを抑えながら外観にアクセントを付けられる外装材として、スプリット・シェイクに着目。昨年の発売開始と同時に旭川市内のモデルハウスで初採用し、これまで10棟以上に施工してきた。
スプリット・シェイクは、杉を斧で削ったような表情や、本物の木に近い質感を持ち、特に「アメリカ開拓時代の住宅のようなアーリーアメリカン調のデザインを好むお客様や、外観のイメージを重視するお客様の採用率が高い」(小森社長)とのこと。モデルハウスや完成見学会では、来場者がスプリット・シェイクを直接手で触れて確かめるなど、関心も高い。
同社の小森社長は「スプリット・シェイクの質感や色合いには、レンガなどとは違ったオンリーワンの魅力がある。今後も積極的にご提案し、お客様の要望があれば外壁全面への施工も行っていきたい」と話している。
新聞記事
2014年09月25日号から
ゼオンサイディングの張り分けが好評 スプリット・シェイクをアクセントに
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