新聞記事

2013年09月05日号から

読者のつぶやき

20年遅れてる?
釧路市 工務店 社長

 何年か前に、0.2㎜厚の防湿シートを建材店に発注したら、「そんな高いもの発注するんですか?」と聞かれてびっくりしたことがあります。聞くと、その建材店はそれまで0.1㎜厚品しか扱ったことがなかったとか。建材店には「防湿シートの品番変えないでね」と念を押されています。ほとんど当社しか買うところがないからです。他地域に比べると20年遅れてるのでは...と思ってしまいます。

アパートも贅沢な造りに
帯広市 工務店 社長

 アパート・マンションは余り気味と言われていますが、来年以降のことを考えて自社物件としてアパートを建てています。断熱性能を上げても見た目は変わらないので、もっぱら設備をよくすることで長く住んでもらえるように考えています。キッチンは間口2100㎜ではなく2550㎜の戸建用を使っていますし、浴室も1坪タイプを使っています。当社だけでなく、他社でも同様の工夫をしているようです。

道産材活用=建築材にこだわらないで
帯広市 設計事務所 所長

 道産材の用途開発というと、真っ先に出てくるのが柱梁などの建築材です。しかし、安い外材が大量に入ってくる現状を考えると、こだわるのは得策ではないと思います。I型梁や断熱材など、道産材の活用範囲が広がっていることに目をつけるべきです。欧米では、柱梁だけでなく、OSBやバイオマスチップなど、幅広い製品を作る工場が1つにまとまっています。だから小径木や端材も効率よく活用でき、1つの産業になるのです。


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