新聞記事

2013年01月05日号から

アンケート:メーカーショールーム

お気に入り1位はLIXIL

20130105_02_01.jpg 住設建材メーカーのショールームは、住宅会社やユーザーが実際の商品を見て、触れることができる場。色合いや質感、使い勝手などの確認など、仕様を決める際に役立つほか、ユーザーとの打ち合わせや商談、講演会、セミナーなどのイベントスペースを用意したショールームもあり、住宅会社にとっては利用価値が高い。ここ数年は札幌の創成川東側、いわゆる"創成川EAST《イースト》"に各メーカーが相次いで出店し、一躍ショールームの激戦区となったことも話題となった。
 そこで最も気に入っているメーカーショールームはどこかを答えてもらったところ、LIXILが40%で1位に輝き、パナソニックが28%で2位。以下、3位タカラスタンダード(15%)、4位TOTO(11%)、5位クリナップ(9%)となった。
 1位のLIXILは道内各地域でトップとなり、特に道北では6割近い支持を得た。その理由としては、「品揃えが良い」が62%で最も多く、住設建材メーカー5社の統合によって水回り設備から内外装材、建具、窓、太陽光発電などまで揃った豊富な商品ラインアップが評価されているようだ。
 2位のパナソニックは、本州で36%と最も多くの支持を集め、道内各地域でも2番目に支持されている。気に入っている理由は、「品揃えが良い」が45%で一番多いが、続いて「接客がていねい」が38%、「レイアウトが良い」が28%となっており、この2つは1位のLIXILを上回る。
 3位のタカラスタンダードは東北と道東、4位のTOTOは道南でそれぞれ2?3割の支持があり、その理由のトップはいずれも「接客がていねい」で、タカラスタンダードは73%、TOTOは60%に達した。5位のクリナップは道央・道南・東北で一定の支持を集め、気に入っている理由は「接客がていねい」と「レイアウトが良い」がそれぞれ44%でトップ。「雰囲気が良い」も33%と、上位5社では最も多かった。
 ショールームへの要望・改善点では、「品揃えを良くしてほしい」が37%で1番多く、「営業時間を延ばしてほしい」が32%で2番目に多い。3番目は「商品を見やすくレイアウトしてほしい」で21%。道内は全体と同じ傾向だが、本州は「商品を見やすくレイアウト」と「品揃えをよくしてほしい」が33%で並び、最も多くなっている。


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