新聞記事

2012年07月25日号から

読者のつぶやき

◆老後はどこに住むべきか...
道東 工務店 事務

 週に1回、親しい人のお見舞いに車を2時間運転して病院に通います。慣れたので夏場はさほど苦になりませんが、冬はやはり疲れます。自分の町ではしっかりした医療が受けられないので、中核都市に入院するのはやむを得ません。ただ、自分がそういう年齢になったら、生まれたこの町に居続けるべきかどうか、悩むと思います。まだ元気ですが、あと10数年後のことでもあります。地方の工務店の仕事づくりにとって、「老後」は大きな課題です。

◆壁量が増えた理由
東京 建材メーカー 社員
 数年前、関東にあるパワービルダーの一級建築士が壁量不足の設計を理由に処分されたことがあり、問題物件の数の多さも話題になりました。それまで設計相談などを受けた住宅会社の図面をチェックすると、壁量不足のものも多かったのですが、その事件後は住宅会社から出てくる物件の図面は条件を軽々クリアする「余裕のある設計」が多くなりました。ところが、喉元過ぎた頃にまた元に戻ってきました。せっかく良い方向に向かっていたのに少々残念な気がしています。


◆『誠意ある』住宅会社との仕事
札幌市 写真事務所 社長
 チラシや雑誌広告用の撮影を依頼された中で、「えー、ほんとに?」という会社もありました。先方が指定した日時に現場に行っても誰もおらず、時間過ぎてから「今日はキャンセル」との一方的連絡が。その日の当社の経費を請求すると「そんなもの払わん」と。また別の会社では、誠意を広告でアピールしていましたが、広告撮影に行った引き渡し前の住宅では、釘頭が飛び出ていて足を切り、出血しながら撮影する羽目に。「あの誠意って何なんだ」と思いました。


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