◆建材店の存在感とは?
十勝 建材店 部長
新築住宅では、スマートハウスが流行りで、そこに家電量販店が食い込むなど、今までと違う流れができています。工務店に対しても今後電材ルートからの営業が進むかもしれません。一方、住宅リフォームは水まわりが中心なのは変わりません。この分野ではやはり管材ルートが強いと感じています。そうすると、我々建材ルートにいる人間は何をなすべきか、考えるところです。今後の生き残りのためには、今のままではダメだと感じています。
◆木枯らしが吹き始めている
札幌市 建材メーカー 課長
住宅新聞を読んでいると、数字の上では道内の住宅市場は二ケタ増なのですが、どうも数字とお客さまからの引き合いが一致しません。7月ぐらいまでは確かに悪くない感じでした。しかし、お盆明け頃から「あれっ?」という感じで反応が鈍くなり、10月は出荷数がかなり落ちました。既に景気上は木枯らしが吹き始めている感じで、今後の住宅動向には注意が必要かな、と思います。来年は住宅政策も少し変わりますし、作戦を練り直す必要が出てきたようです。