新聞記事

2010年12月15日号から

住宅エコポイント拡充

1月から設備も対象

 国土交通省ではこのほど、平成22年度補正予算成立を受けて、住宅エコポイントの対象拡充に関する制度の詳細を発表した。それによると新たにポイント発行対象となる太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽の3つの省エネ設備については、来年1月1日以降に着工・工事着手した物件を対象とし、ポイント申請は1月11日から受け付けることとなっている。
20101215_01_01.jpg 今回の制度拡充では、実施期間を来年12月31日まで1年間延長するとともに、対象となるリフォーム工事とあわせて設置する省エネ設備の太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽にも2万ポイントを発行。このうち太陽熱利用システムだけは新築での設置も対象とする。いずれもJISに規定する性能と同等以上の性能があると確認され、エコポイント事務局に登録された製品であることが条件(登録製品は12月下旬公表予定)。
 リフォームではこれら3つの省エネ設備を設置しても、これまで通り発行ポイントは最大30万ポイントで変わらないが、新築の場合、太陽熱利用システムを設置すれば32万ポイントがもらえる。
 新たにポイント発行対象となる省エネ設備の設置は、来年1月1日以降に着工・工事着手する物件が対象となり、ポイント申請は戸別申請の場合、1月11日から、共同住宅で複数戸まとめて申請する一括申請は2月上旬に開始する予定。
 詳しくは住宅エコポイント事務局(0570・064・717)へ。


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