新聞記事

2010年11月15日号から

◆今年はタイヤの交換どうするか...

旭川市 工務店 社長

 当社では走行距離に関係なく社用車のスタッドレスタイヤを毎年買い替えていますが、今年はどうしようかと思案中です。「社員の命にかかわるだけに、そんなところをケチるな」という先代の社長の言葉もあって続けていたことですが、売上げも減少している中、経費節約はやっぱり大事。よほどすり減っていなければもうひと冬くらい十分使えると思うんです。でも毎年買い替えていたのを止めた途端、何か起こったらと思うと、なかなか決断できません。

◆独立して大きなやりがいを得る
札幌市 工務店 社長
 以前務めていた住宅会社を辞めて、独立して早3年。何とかここまでやってこれたという感じです。独立して一番良かったのは、すべて自分で仕事をコントロールできること。会社勤めの時は何かというと上司など周囲の人との意見の調整が必要でしたが、今ではすべて自分の判断で物事を進めていけるので、ストレスがたまりません。もちろん責任も重いわけですが、成功も失敗もすべて自分に跳ね返ってくるだけに、大きなやりがいを感じています。

◆今後の経営が心配
札幌市 工務店 社長
 戸建住宅は、最近仕事が集中して忙しいのですが、やはり不況の影響で、新築戸建てよりも中古住宅を検討するユーザーが多い気がしますし、今後の受注という面では見通しが立たない状況です。今後新築戸建住宅の需要が伸びるということはないんでしょうね。分譲マンションは売れ行き好調な物件もあったようですが、それは供給が少ないからでしょう。継続受注ができる戦略と、無駄の少ない経営を強化しないと、これからの時代を生き残るのは困難だと思っています。


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