新聞記事

2010年08月05日号から

◆雪のせいにしても解決しないので

札幌市 住宅会社 社長

 本州の元気な工務店と話をすると、経営体力の違いを痛感させられます。彼らの「悪い」は赤字すれすれの線だけれど、北海道では「大赤字」だったりします。当然いいときも利益率が違います。何としても収益体質をしっかり、強い会社を作らなければなりません。なにが違うんでしょうね。経営者の能力、社員のやる気といったあたりが一番の問題だと思って、いろいろやり始めています。雪のせいにしていても、いつまでも解決しないので...。

20100805_03_01.jpg◆若い世代は案外イイ!!
帯広市 工務店 社長
 最近、内覧会を開くとけっこうお客さまが多いです。真剣に考えている方ばかり。もちろん当社に決まるかどうかはまだわかりませんが、ちょっと変化を感じます。若い世代は共通してまじめで物わかりがいい方が多いです。一方、年配者はささいなことにこだわって前に進まない場合があります。コミュニケーションさえうまくとれれば、若い世代は案外イイお客さまだと、当社では思っています。
(イラストあり)

◆地域材って一体...
旭川市 工務店 社長
 地域材って言うからには、てっきりその土地で生産されている木材や建材を指すのかと思っていたら、そうではないんですね。例えば長期優良住宅の100万円補助では、産地証明があれば外国で生産された木材も地域材として認めてます。そう言えば昔は輸入丸太を道内で挽いた木材も道産材と言ってたそうです。輸入材を使って外国の森林環境保護と地域の活性化に貢献したけど、国内の森林は荒れて、林産業も衰退したなんてことになったら、とても笑えません。


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