新聞記事

2009年06月15日号から

◆マナー良くなり地位下がる

◆マナー良くなり地位下がる
札幌市 足場レンタル会社 部長
 
 20年前は道内の建設需要も旺盛で、足場が足りなくなるぐらいでした。単価だって今より良かったですし、建築会社もこちらの言うことに耳を傾けてくれた。一方で荒っぽい職人も多く、マナーは悪かったと思う。それが今はどうでしょう。職人のあいさつやマナーは格段に良くなり、業界の地位が向上したと思いきや、現場は減る、値切られて価格下がる、といった具合。現場での地位はうんと下がってしまったように感じます。
 
 
◆継続すれば施主に還元できる
札幌市 設計事務所 所長
 
 過去にいろいろな工務店様といっしょに仕事していますが、2回目の仕事依頼がくる会社はほとんどありません。ただ、何社かは継続しておつき合いがあります。継続すれば信頼関係が生まれますし、たとえば施工管理は工務店様に全面的に任せてその分設計料を下げるなど、施主様にも必ず還元できます。「建築家」という肩書きに溺れるのではなく、施主様や工務店様が何を望んでいるのかを絶えず考えながら家づくりを進めたいと思っています。
 
 
◆テレビや新聞でも周知して
旭川市 工務店 社長
 
 このところの相次ぐ法改正や新法の施行には目が回る思いですが、特に今年に入ってからは補正予算でいろいろな住宅関連補助事業が知らない間に実施されていたりして、"浦島太郎状態"になることもしばしばです。これらの情報は各省庁のホームページをこまめに見ていないと気付かないと言われ、国交省などは毎日欠かさず新着情報をチェックするようになりました。でもパソコンは得意ではないので、テレビCMや新聞広告で周知してもらえればいいんですけど。


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