◆今年の冬はマイペース
札幌市 工務店 社長
受注が少ないときは、営業に駆けずり回って、大工の仕事を見つけてこないとならないので忙しいのですが、今年はありがたいことにある程度仕事を確保しています。大工は忙しく働いていますが、私は若干時間の余裕があります。おそらく今後は経営環境もますます厳しくなってくると思いますので、こういう時こそ今後の経営戦略を考えたり、ホームページを更新したりと、やるべきことをやりたい。気を抜かず、しっかり取り組んでいきたいと思っています。
◆支給品対策の見積書
札幌市 住宅会社 社長
施主がタイルなどの建材をネット通販で買ってきて支給するやり方は、少し前から増えてきました。最近はさらに進んで設備機器を支給される例が出てきています。1度見積を出したIHヒーターや食器洗浄乾燥機など「こっちが安いから」と施主がネット通販で買って支給となるケースがありました。今後は、設備機器は仕入れ値段で見積を出し、ネットで値段がわからない建材は以前よりも高めにし、トータルで以前と同額になるよう調整する方が良さそうです。
◆着工後の表情が対照的
札幌市 設備工事業 部長
新築するお客様の顔を見ていると、ハウスメーカーと工務店では着工後のお客様の表情が対照的なことが多いですね。と言うのも、ハウスメーカーは施工が始まると、「やっぱりこうしたい、ああしたい」と言ってもまず無理ですが、工務店は小回りが利くので、ちょっとした変更でも対応できます。ですので着工後にハウスメーカーのお客様は気持ちがしぼんでいきがちですが、工務店のお客様は逆に着工から引き渡しにかけて気持ちがどんどん高まっていくようです。